尾関ヘッドコーチ(右)、湯浅キャプテン 日本体育大学 14-83 関東学院大学(12月17日) ◎日本体育大学 ○尾関弘樹ヘッドコーチ 「昨年も同じ組み合わせで、個々で圧倒されましたが、今日は前でしっかりディフェンスしてプレッシャーをかけて、一人一人がタックルして、そこからチャンスをつくろうというゲームプランでした。しかし、個々のスピードに対応できず、この結果になったと思います。たぶん、点差を見れば、去年と変わりなく見えるでしょうが、もっとサポートして球を出せればもっと良いゲームができたという実感があります。前へのプレッシャーの結果、相手の中園君が余ってしまったと思いますが、決めたことをきちんとできるようになったので、関東さんを一瞬でもあわてさせることができたと思います」 ○湯浅直孝キャプテン 「春から走ってランニングラグビーをしようとして来ました。今日はアタックの点でなかなかそれを生かせなかったことと、カバーディフェンスをずっと練習してきましたが、ウィングをカバーできず、相手のペースにさせてしまったことが敗因だと思います。教育実習もあり、なかなかまともに練習ができませんでしたが、練習中から歩かない、ペナルティからゴーを心がけてやってきました」 春口監督(右)、吉田キャプテン ◎関東学院大学 ○春口廣監督 「最後のステージで、第1試合目、ちょっと緊張するところでしたが、4年生のまとまり、吉田キャプテンを中心に良いゲームができたと思います。大きな怪我もなく、20人ほとんどを使えて良いスタートが切れました。 センターのディフェンスが課題で、東海大学には良いセンターがいるのでディフェンスを立て直したいと思います。今日はどのくらいバックスが継続させられるかが狙いでしたが、藤井のパスから高山、チェリー(桜谷)、きちっとしなくては・・・。だが、まあ、合格点だと思います。 (法政に負けて改善した点は)意思統一がしっかりできたのではないかと思います。基本をやれば、目指す方向は一本になります。ちょっと先を見過ぎていたので、一からやり直すことができました。法政さんとの試合で気づかせてもらったことは、結局は精神力、ハートの問題ということです。(吉田キャプテンうなずく)」 ○吉田正明キャプテン 「前半から関東の良いテンポで試合が進んでいましたが、日体大さんのターンオーバーから得点されたのがもったいなかったです。無くそうとしましたが、後半も同じようにバックスが抜かれてしまったので修正したいと思います。練習から基本に戻って、コミュニケーションに気をつけて来ました。春に比べれば、あそこまで走っていませんが、いつもどおり走るトレーニングもしっかりやって臨みました」