サントリーカップ第4回全国小学生タグラグビー選手権大会

昨年度に続き、今年度もサントリー株式会社から特別協賛を、文部科学省・朝日新聞社・朝日学生新聞社から後援をいたただき、「サントリーカップ第4回全国小学生タグラグビー選手権大会」が、既に10月の福島県予選大会を皮切りに、全国各地にて県予選大会・ブロック予選大会が開催されており、その熱戦の模様は公式ホームページにも掲載されております。
なお、東京・秩父宮ラグビー場での決勝大会は、平成20年3月15日・16日の二日間に渡って、全国16ブロックの代表チームを集めて盛大に開催されることになっております。

写真は11月17日に開催された、東京都(23区内)予選から
写真は11月17日に開催された、東京都(23区内)予選から

北は北海道から南は沖縄までの全国各地の小学生が、ラグビーからコンタクトプレーを除いたタグラグビーをプレーすることにより、仲間と助け合い、自ら考えて道を切り開くラグビースピリットを身に付け、また、楽しさと教育効果を通じてスポーツの意義を実感させるべく、平成16年度の第1回大会より全国規模での県予選大会・ブロック予選大会が開催され、晴れの舞台・決勝大会がラガーの聖地秩父宮で開催され、昨年度の決勝大会からは、全国ラグビー選手権大会決勝戦の前座に組み込まれ、大観衆の下で決勝戦が開催されており、大変恵まれた、ラガーにとっては羨ましいようなステージが用意されております。
特に「サントリーカップ」の開催以降、全国各地の小学校の授業及びイベント等へ協会から派遣されたインストラクターが積極的に入り込み、きめ細かい普及指導の効果により参加チーム数は年々増加傾向をたどり、かつ、大会当初はラグビースクールからの参加が大部分を占めておりましたが、前年度あたりから、小学校・クラス単位の参加が増え、今年度第4回大会ではその状況は完全に逆転してしまいました。

日本協会普及育成委員会では、全国の小学校の校庭にラグビーボールが転がっていることを理想に掲げ、今年度の大会ポスターには「全国の小学校からの参加を待っています!」とのメッセージが書き加えられております。
タグラグビーは、ミニラグビー及びジュニアラグビーへの呼び水として広く普及が図られ、タグラグビーを経験した子供達がラグビーというスポーツに興味を抱き、ミニ・ジュニアラグビースクールに入門しているケースや、北海道ではタグラグビーのグループがラグビースクールへ発展したケースに加え、女の子達が女子ラグビーの日本代表選手に選ばれる等、目に見えたハッキリとした成果・効果が現れております。
既に全国各地で子供達の熱い戦いが繰り広げられております。大会開催情報をご確認のうえ、是非、お近くの試合会場に足をお運びいただき、応援の程宜しくお願い致しまして、大会開催のご案内と致します。

佐々木文昭(日本協会普及育成委員会・タグ部門長)