HSBC アジア五カ国対抗
●5月2日(金) 大阪

日本代表大阪合宿6日目。明日にアラビアンガルフ戦を控え、日本代表チームは、試合会場となる近鉄花園ラグビー場でキャプテンランを行い、試合に備えました。

10時30分からスタートした試合前最後の練習は、ゆっくりとしたウォーミングアップから始まりました。しっかりと体の隅々までストレッチを行いながら体を温めていきます。そして、パンチパスドリルで基本スキルを確認しました。

その後、ユニットに分かれFWはスクラム・ラインアウトを、BKはランナーシステムを確認しました。コーチ陣主導となった最後はディフェンスコミュニケーションの確認を行い、練習のタクトが箕内キャプテンに託されました。まずは、敵陣10mでのラインアウトからのアタックを確認しました。FW・BK一体となった小気味よいアタックで次々とボールが繋がり、意図したプレーでトライラインを陥れました。その後も、数は少ないながらも、各地域でのアタックを確認し、キャプテンランを終えました。

練習後も、アレジ選手、大西選手がゴールキックの感触を確かめたり、菊谷・青木選手等がディフェンスのステップワークを確認したりと試合に向けた準備に余念がありません。1時間弱の短い時間でしたが、明日の試合に向け、最高の調整ができました。

先週の失敗を受け止め、明日ホーム日本で最高の試合をお見せしたいと思います。
サポーターの皆さん、明日はぜひ、近鉄花園ラグビー場で我々、日本代表選手の応援をよろしくお願いします。

◎カーワンヘッドコーチ

「選手たちには、これまで積み重ねてきたものを80分間やりとおして欲しいと思っています。アラビアンガルフはフィジカルなチームです。そのようなチームに対して、我々が持っている潜在能力をしっかりと発揮して欲しいと思います。私は、ミスは必ず起きるもので、それを恐れることはありません。しかし、ずっとミスが起き続けることはチームに良い影響を与えません。明日の試合では、自分たちの持っている力を出せば、満足できる結果が生まれると思っています」

◎箕内拓郎キャプテン

「今は、僕らが目指すラグビーをするチームを作るための過程にあると思うので、すっきりとした試合をしたい。自分たちが納得した形で80分間やり遂げたい。この間の韓国戦のような試合にならないようコミュニケーションをとって締めていきたいと思う」

太田コーチを先頭にランニングから練習がスタート   しっかりストレッチを行う   基本スキルの確認は怠らない   低く・鋭いスクラムを目指す
太田コーチを先頭にランニングから練習がスタート   しっかりストレッチを行う   基本スキルの確認は怠らない   低く・鋭いスクラムを目指す

空中戦を制する   明日は、佐藤(貴)-アレジのHB団でゲームを組み立てる   ポイントができたらすぐにディフェンスの確認を行う   箕内選手のサイドアタックから佐藤(貴)選手へパス
空中戦を制する   明日は、佐藤(貴)-アレジのHB団でゲームを組み立てる   ポイントができたらすぐにディフェンスの確認を行う   箕内選手のサイドアタックから佐藤(貴)選手へパス

3番池谷選手は初キャップ、SH田中選手も出場すれば初キャップを獲得   練習から積極的に動いていたウェブ選手。出場すれば爆発の予感
3番池谷選手は初キャップ、SH田中選手も出場すれば初キャップを獲得   練習から積極的に動いていたウェブ選手。出場すれば爆発の予感
●5月1日(木) 大阪

日本代表大阪合宿5日目。本日トレーニングは行わず、一日体を休めることに努めました。何人かの選手は、午前・午後と近鉄花園ラグビー場近くの小学校に学校訪問に行ってきました。

午前中は、英田北小学校を訪問。参加したのは、相馬選手、西浦選手、大野選手、佐藤選手、守屋選手、吉田(大)選手の6名。英田北小学校6年生5クラス180名の児童の皆さんと楽しく交流してきました。

まずは、楕円のボールに慣れ親しんでもらおうということで、ボール渡しゲームからスタート。あまり触れることのないラグビーボールを興味津々に扱っていました。慣れてきたところで、少しレベルアップ。上・下・上・下と交互に後ろに回してくゲームを実施。グラウンドには、「上」「下」と声を掛け合う声が響きました。ラグビーボールに慣れたら今度はパスの練習。まずはSH佐藤選手がお手本を見せました。代表選手の繰り出す超ロングパスに一同「おぉ?」と感嘆の声が漏れました。児童の皆さんには、円を作ってストレートパスを体験してもらいました。最後は、30秒間で何回パスできるかというゲームに挑戦。中には、40回を超えたクラスもあり大きな拍手が送られました。
その後は、コンタクト体験を実施。代表選手たちが持つコンタクトバックに一人ずつ、ボールを持って当たりました。びくともしない選手たちを何とか後退させようと全力で当たっていました。

最後はラインアウト体験。このラインアウトはどこにいっても大人気。最初は、何人かの子供たちに体験してもらう予定でしたが、結局は一クラスずつ、全員にラインアウトを体験してもらいました。最初恥ずかしがっていた女の子や、最後は担任の先生までしっかりとラインアウト体験しちゃいました。

45分の楽しかった授業があっという間に過ぎてしまいました。英田北小学校を代表して木村くんからお礼と激励の言葉をもらって授業を終えました。日本代表チームからは、全クラスに参加した選手たちのサインが入ったボールをプレゼントさせていただきました。その後、選手たちはサイン攻めにあい、一歩も動けない状態になってしまいました。

校長先生からのご挨拶   ボール渡しゲームで授業スタート   皆楽しそうな表情で楕円球と親しんでくれました   相馬選手ぜんぜん動きません
校長先生からのご挨拶   ボール渡しゲームで授業スタート   皆楽しそうな表情で楕円球と親しんでくれました   相馬選手ぜんぜん動きません

ラインアウトのお手本を見せました   吉田(大)選手のキックに大きな拍手が   大人気ラインアウト体験コーナー   子供たちに促され先生も上がっちゃいました
ラインアウトのお手本を見せました   吉田(大)選手のキックに大きな拍手が   大人気ラインアウト体験コーナー   子供たちに促され先生も上がっちゃいました

選手たちから一言ずつ児童の皆さんへお礼と試合観戦のお願いをしました   北小学校を代表して木村君が素敵なメッセージを残してくれました   授業後はサイン攻めにあいました  
選手たちから一言ずつ児童の皆さんへお礼と試合観戦のお願いをしました   北小学校を代表して木村君が素敵なメッセージを残してくれました   授業後はサイン攻めにあいました  

午後は、英田南小学校を訪問。こちらには、猪口選手、青木選手、猪瀬選手、佐藤(平)選手、谷口選手、篠塚選手、菊谷選手、吉田(朋)選手、有賀選手の9選手が参加。6年生4クラス約120名の皆さんと交流を楽しみました。

選手たちの自己紹介では、猪瀬選手が場を和ませる楽しい紹介を見せてくれ、楽しく授業に入ることができました。
こちらの学校でもボール渡しゲームやパスゲーム、コンタクト体験、リフティング体験を実施させていただきました。
コンタクト体験では、見本を見せた谷口選手の、コンタクトバックを持った太田コーチを吹き飛ばし一回転させてしまう衝撃のあたりに一同驚愕。太田コーチの演技だったのですが、子供たちの関心を一気にひきつけました。体験コーナーの合間には、吉田(朋)選手が、ハイパントとスクリューキックを披露し、校舎を超えるような高いキックと、狙ったところにきっちり飛ぶキックに魅了されていました。
そしてこちらの小学校でも、ラインアウト体験をしてメニューを終了。
少し時間があったので、選手への質問コーナーを開催。子供たちから「なぜラグビーを始めたの?」とか、「どこのチームに入っているのですか?」といった質問に各選手から答えさせていただきました。
最後は、参加してくれた皆で記念撮影をして、学校訪問を終えました。

短い時間でありましたが、我々を温かく迎えていただきました英田北小学校、英田南小学校の皆様、本当にありがとうございました。そして、一緒に楽しんだ6先生の皆さん、ぜひ、3日は応援に来てください。スタジアムで待っています。
最後になりますが、今回の訪問実現のためにご尽力いただきました東大阪市教育委員会の皆様、関西協会の皆様、ありがとうございました。

こちらは約120名が参加してくれました   選手たちの自己紹介です   クラス対抗のボール渡しレース   30秒間のパスレース
こちらは約120名が参加してくれました   選手たちの自己紹介です   クラス対抗のボール渡しレース   30秒間のパスレース

代表選手に思いっきり当たりました   こちらも全員ラインアウト体験   南小学校6年生の皆さんと   大人気だった猪瀬選手
代表選手に思いっきり当たりました   こちらも全員ラインアウト体験   南小学校6年生の皆さんと   大人気だった猪瀬選手

花園名物たこぼんをほうばる選手たち  
花園名物たこぼんをほうばる選手たち  
●4月30日(水) 大阪

本日で大阪合宿も4日目を迎えました。今日の大阪は日差しが強く、暖かく、日中は半袖で十分な気候でした。
今日の日本代表チームは、午前中にウエイトトレーニングで筋力強化を行い、午後は、月曜日に引き続き、ワールド ファイティングブルのグラウンドにお邪魔し、アタック・ディフェンスを交えたトレーニングを行いました。

グラウンド到着後、選手たちはすぐに、個人でウォーミングアップに入ります。全体練習に入る前に、個人で張っている部分をストレッチしたり、グラウンドを回ってバス移動で眠っている身体をゆっくりと起こしていきます。
そして、太田コーチの笛の合図と共に、全体でのウォーミングアップがスタートします。今日のW-Upでは、しっかりと膝や腿を使ってランニングしながら各部位を伸ばしていく形が取られました。徐々にスピードを上げながら激しい練習に耐えうる身体にしていきます。ドリルとドリルの合間にも首や肩などの関節部のストレッチを加えていきます。

W-Upの後は、パススキルトレーニングを実施。パンチパスに慣れ、自分たちのものにすべく繰り返し行われました。そのまま、パスレースタイムトライアルに入りました。今日で3日目となりますが、積極的な姿勢がより見え、ボールを落としたりするものの、パスモーション、長さ・速さは上がってきています。
そして、スキルローテーションに移り、ラックテクニックとラインディフェンスをチェック。細かい部分をチェックしつつも、激しく行われました。特にラックテクニックでは、ボールキャリアーへのサポートの仕方、倒れた際の相手へのアプローチの仕方などに関して、JK、バーンコーチから細かく指摘されました。

その後は、FW・BKに分かれ、FWはスクラム・ラインアウト、BKはカウンターアタックとセットピースからのアタック・ディフェンスを行いました。FWのスクラムでは、スクラムマシーンに対して本数は少なかったものの、集中して鋭いスクラムを組むことができました。BKは、SHキックからのカウンターを入念にチェック。ポジショニングと攻める方向性などを確認しました。

そのまま、ワールドが合流し、アタック・ディフェンスに入りました。前回はユニット別に行いましたが、今回は15対15のチームで行われました。キックオフからスタートし、各地域でのセットプレーからのAT/DFを確認しました。前回ミスが多く課題が残ったものの、今回はDFにおいては、上がりの早さ・プレッシャーを掛け続けることができ、ATでは、意図するサインプレーで相手のDFを破る場面も見られました。選手間でのコミュニケーションも取れ、チームとして仕上がりつつあります。

アラビアンガルフ戦に向け、残す練習は試合前日のキャプテンランのみとなりますが、まずは明日のオフにしっかりとリラックスして頭を切り替え、キャプテンランで最終確認して当日を迎えたいと思います。
また、明日は、花園ラグビー場近くの小学校2校を数名の選手たちが訪問します。貴重な機会ですので地域の子供たちとの交流を楽しみたいと思います。
最後に、シーズンはじめにも関わらず我々にグラウンドの使用、アタック・ディフェンスの希望にご快諾・ご協力いただきましたワールド ファイティングブルのすべての関係者の皆様に感謝申し上げます。試合当日、花園での応援よろしくお願いします。

ウォーミングアップをしっかりと行う   パンチパスドリル   激しいラックテクニックのドリル   細かい指導を行うJK
ウォーミングアップをしっかりと行う   パンチパスドリル   激しいラックテクニックのドリル   細かい指導を行うJK

攻撃にあわせ素早くポジショニングを取る   自分のマークする選手をノミネートする   シャープなあたりを見せたスクラム   尾崎・池谷のサントリーコンビで押し込む
攻撃にあわせ素早くポジショニングを取る   自分のマークする選手をノミネートする   シャープなあたりを見せたスクラム   尾崎・池谷のサントリーコンビで押し込む

効果的なアタックが何度も見られた   近場にFWが走りこむ
効果的なアタックが何度も見られた   近場にFWが走りこむ
●4月29日(火) 大阪

大阪合宿3日目。大阪は、いい天気で暖かい一日でした。今日のトレーニングは、午後のみ。午前中はオフとなり、疲れが溜まった体を休めました。
そして、午後、近鉄花園ラグビー場でトレーニングを行いました。
まずは、入念なウォーミングアップでスタート。ここに来て、負傷者が出てきていることと、ここまでトレーニングを続けて蓄積された疲労を考慮し、ヒューメコーチ、太田正則コーチを中心にしっかりと体を解してからトレーニングに入っています。ドリルとドリルの合間にも、各自にストレッチを促すなど、怪我予防に努めています。

ビジョンドリルなどのウォーミングアップの後は、昨日実施したパスドリルのタイム計測。残念ながら昨日の記録を更新することはできなかったものの、パンチパスでしっかりとパスを放る意識が高くなってきました。
そして、ユニットに分かれ、FWはラインアウト、BKはラインアタックのドリルを実施しました。FWは、ジャンパー・サポーターのコミュニケーションや、クイックジャンプを意識しながら早く・高いラインアウトを目指しました。BKのラインアタックでは、セットプレーからの近場を責めるオプションを確認。より攻撃的なオプションが増えています。

その後、バーンコーチによるディシジョンメーキングのドリルをはさんで、再び、ユニットトレーニング。最終的にはラインアウトからのチームアタックを行い、全体の流れを確認し、そして、ランナーシステムとセットプレーのディフェンスを確認するスキルローテーションを実施し、基本スキルの向上に努めました。

トレーニングの最後は、12対12のチームアタック・ディフェンスを行いました。これまでやってきたものをチームとして確認しました。アタックにおいては、グラウンドを端まで使ったアタックを目指し、ディフェンスは、ノミネート・インサイドショルダー・コミュニケーションといった部分を確認しました。練習の合間にも、選手同士が積極的にコミュニケーションを取り合いながら、足りない部分があった場合には各キャプテンを中心に、その場で話し合いチームに厳しさを植えつけていきます。
次第にテンポも上がり、AT・DF共に目指すレベルに近づいてきています。

全体練習終了後も、インディビジュアルトレーニングを行い各自の課題克服に努めています。キッカーは、バーンコーチの指導を仰ぎ、短い時間ながら積極的に蹴りこみました。
明日は、午前中にウエイトトレーニング、午後は再び、ワールドさんにお邪魔してトレーニングを行います。
3日のアラビアンガルフ戦に向けた最後の全体トレーニングとなります。課題を克服して、キャプテンラン、試合を迎えたいと思います。引き続き、応援のほどよろしくお願いします。

ビジョンドリルでウォーミングアップ   狭いスペースに走りこみ、DFラインを破る   クイックリフトとクイックジャンプで高く・早いラインアウトを目指す   ディシジョンメーキングドリル。4方向にトライできるが、2つ前のトライまでと同じ場所にはトライできない
ビジョンドリルでウォーミングアップ   狭いスペースに走りこみ、DFラインを破る   クイックリフトとクイックジャンプで高く・早いラインアウトを目指す   ディシジョンメーキングドリル。4方向にトライできるが、2つ前のトライまでと同じ場所にはトライできない

ユニットからチームへ移行してアタック   しっかりとディフェンスを止める   ディフェンスラインはしっかりノミネート   狭いスペースも果敢に攻める
ユニットからチームへ移行してアタック   しっかりとディフェンスを止める   ディフェンスラインはしっかりノミネート   狭いスペースも果敢に攻める

コミュニケーションをとりながらDFラインを構築する   ラックからボールを持ち出して近場を攻める   ボールキャリアーにサポートに入る   全体練習後、個人練習に励む選手たち
コミュニケーションをとりながらDFラインを構築する   ラックからボールを持ち出して近場を攻める   ボールキャリアーにサポートに入る   全体練習後、個人練習に励む選手たち
●4月28日(月) 大阪

大阪合宿2日目。本日の日本代表は、午前中にウエイトトレーニングを行い、午後、ワールド ファイティングブルグラウンドをお借りしてのトレーニングを行いました。

昼食前には、チームミーティングが行われ、韓国戦のレビューをしました。いくつかの映像クリップを見ながら進められましたが、やはりフォーカスされたのは、フィフティーフィフティーパスの多さ。相手を崩し、自分たちのペースを握っていながらボールを繋ごうとする意識が強く、簡単にボールを放してしまったことで起きてしまいました。テストマッチで戦うことの厳しさ、自分たちの目指すラグビーをやっていくことの大切さを改めて確認しました。
その後、今シーズンから設けられた個人賞の発表があり、フィットネスやウエイトトレーニングを積極的にこなした選手に贈られるベストトレーナー・オブ・ウィークには、谷口選手が選ばれ、韓国戦のMVPには、大野選手。そして、プレイ・オブ・ウィークには、アレジ選手が選ばれました。
MVPの大野選手からは、「この賞をもらったことは凄く嬉しいですが、先日の韓国戦はまだまだ満足できる試合ではありません。コーチ陣がこの賞を選ぶのに悩むようなプレーを全員でしていきましょう」とスピーチがありました。

また、今日から合流したホンダヒート・守屋篤選手の紹介があり、スピーチを促された守屋選手は「足を引っ張らないように頑張りますのでよろしくお願いします」と話し、チーム全員歓迎の拍手で迎え入れました。

午後のトレーニングは、ウォーミングアップの後、韓国から合流したマイケル・バーンリソースコーチのパスドリルを実施。6人一組でグラウンドの縦いっぱいを使ってパスを繋ぎ、ゴールラインからハーフラインまでを往復するというタイムアタックを実施。この際、両サイドの選手は、5mライン内でパスを受けることを義務付けられ、ボールを落としたり、スローフォワードパスならペナルティタイムが加算されていくというドリルでした。本日のベストタイムは、33秒。ちなみに、オールブラックスのベストタイムは24秒とのこと。日本代表が目指すグラウンドを大きく使ったアタックを実現するためには、パススキルの向上は不可欠です。そのために必要なこの練習は、これから毎日行われます。

その後、チームを二つにわけ、ラックからのアタック・ディフェンスと、ボールキャリアーへのサポートを行いました。
そして、FW・BKに分かれ、ワールド ファイティングブルさんとのアタック・ディフェンスを行いました。FWはラインアウト、BKはラインアタック・ディフェンスを実施しました。FW・BKともに、実戦から遠ざかっている選手たちも多かったため、試合形式の練習を行うことで試合勘を養っていくことを目的としています。それに加え、このトレーニングで修正点を見つけていくことも一つの理由です。ワールドさんは、現在、フィットネスやウエイト中心のトレーニングを行っているということでしたが、チームとしてもしっかり機能していてスピードあるアタック、統率されたラインアウトで我々にとっても非常に良いトレーニングとなりました。

約40分程度の練習時間でしたが、我々の良かった点・修正点を見つけることができる有意義な練習となりました。
ワールドさんとは、1日おいて水曜日に再び、練習を行う予定です。
明日は、近鉄花園ラグビー場でトレーニングを行います。

トレーナー・オブ・ウィークに選ばれた谷口選手。ゴールドのジャージが贈られた   ウォーミングアップを行う選手たち   疲れが蓄積されているのでしっかりとストレッチを行う   しっかりと太腿の裏を伸ばす
トレーナー・オブ・ウィークに選ばれた谷口選手。ゴールドのジャージが贈られた   ウォーミングアップを行う選手たち   疲れが蓄積されているのでしっかりとストレッチを行う   しっかりと太腿の裏を伸ばす

リソースコーチのバーン氏。現在もオールブラックスのスキルコーチを務めている   グラウンドいっぱいを使ったパスドリル   ボールキャリアの姿勢によってサポートを瞬時に判断する   ディフェンスコミュニケーションをしっかり
リソースコーチのバーン氏。現在もオールブラックスのスキルコーチを務めている   グラウンドいっぱいを使ったパスドリル   ボールキャリアの姿勢によってサポートを瞬時に判断する   ディフェンスコミュニケーションをしっかり

ギャップを的確に攻める   ワールドとのアタック・ディフェンス   FWはラインアウトを行った
ギャップを的確に攻める   ワールドとのアタック・デ