4月26日に開幕した「HSBCアジア五か国対抗」は、日本が2勝する一方、5月3日に香港で行われた香港対カザフスタン戦では、香港が23対17でカザフスタンを下し、日本と並んで全勝で2試合を終えた。

第3週(5月10日)は日本がアウェイでカザフスタン戦に挑み、アラビアンガルフがホームで韓国を迎え撃つ。初戦を日本戦で落とした韓国は、再びチームの規律を高め、2戦以降の全勝を目指している。

既に初戦で日本が韓国に勝っていることから、順当に行けば、第4週(5月18日)の「日本対香港戦」(新潟)が全勝チーム同士の対決となり、事実上の優勝決定戦となる可能性が高い。大会組織委員会では、日本対カザフスタン戦の結果により、新潟での試合の後に、会場で「第1回HSBCアジア五か国対抗」の表彰式を行う準備を検討している。

もし順当に行き、第4週に優勝が決定した場合、翌週(5月24日)の「香港対韓国」の2位争いの試合も注目される。一方、最下位チームは翌年自動降格となるため、同日に行われる「アラビアンガルフ対カザフスタン」の結果も翌年の参加チームを決定づけることになる。