本年の「IRBパシフィック・ネーションズカップ2012」が6月5日(火)から6月23日(土)に、日本を主開催国として開かれることが決定しました。日本では全6試合中5試合が行われます。

財団法人日本ラグビーフットボール協会は、日本で開催する2019年ワールドカップに向けて、日本国内だけではなくアジアなど周辺地域での普及、競技力向上も図るため、こうした国際大会の開催実現に取り組んでいます。

■IRBパシフィック・ネーションズカップ2012 試合日程

●大会期間 2012年6月5日-23日
●試合会場 東京・秩父宮ラグビー場/愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場/未定(フィジー)
●大会スケジュール
対戦日 K.O 対戦 会場
Week 1 6月5日(火) 17:10 サモア vs トンガ 愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場
19:10 日本 vs フィジー 愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場
Week 2 6月10日(日) 12:10 フィジー vs サモア 東京・秩父宮ラグビー場
14:10 日本 vs トンガ 東京・秩父宮ラグビー場
Week 3 6月17日(日) 14:10 日本 vs サモア 東京・秩父宮ラグビー場
Week 4 6月23日(土) 未定 フィジー vs トンガ フィジー
◎IRB(国際ラグビーボード)ベルナール・ラパセ会長

「日本がIRBパシフィック・ネーションズカップという重要な国際大会のホストとなることを喜んでいます。今回の開催決定は、魅力ある大会を求める日本国内の声に応え、2019年ワールドカップに目を向けてアジアに於いても新たなファン獲得を目指す日本ラグビー協会の取り組みの表れです。アジアと太平洋諸国のラグビー界にとって、現在はエキサイティングな時期になっています。2006年開始のこの大会はティア2諸国により多くの高いレベルの試合をもたらし、ワールドカップでの競技レベル向上につながりました。我々の戦略的投資計画の成果であり、IRBと参加諸国の双方にとって実りあるものとなっています。この大会は世界のラグビーカレンダーの中で確固たる存在になっています」

◎日本ラグビー協会・矢部達三専務理事

「昨年は全試合を日本で開催する予定でしたが、東日本大震災の影響を勘案して、非常に残念ながら日本-サモア戦以外の5試合をフィジー開催に変更しました。今年、5試合を日本で開催できることを心から喜ぶとともに、必ず立派な大会にする決意です。東京セブンズに続いてIRB主催大会をホストすることで、2019年のワールドカップ成功に向けた貴重な経験を積めると確信しています。エディー・ジョーンズヘッドコーチを迎えて新たな船出をした日本代表には、IRBランキング上位の国とも対戦できる重要な強化の機会です。この大会で日本は昨年初優勝しており、今年はホームの観客の前で連覇を果たしたいと思っています」

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