●11月8日(金) DAY2

シンガポール遠征2日目の男子7人制日本代表は、午前中にジムでのウェイトトレーニングからスタート。

試合で必要な「早くて強い力」を出すためのメニューが組まれ、器具や自体重を使ったトレーニングを行いました。定められたメニューが終了した後は各個人の強みを活かすトレーニング。
例えばロマノ・レメキは、試合中のハンドオフを意識した上半身のメニューを追加するなど、選手それぞれ試合に備えて取り組みました。

男子7人制日本代表シンガポール遠征レポート
セブンズではフォワードを務める小澤

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体幹を意識しながら正しくトレーニング

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上半身をさらに強く レメキ

 午後は坂井克行キャプテンが大会のフォトセッションに参加しました。
地元シンガポール代表のキャプテンや、HSBCアジアセブンズシリーズのシリーズ優勝を争う香港代表のキャプテンと一緒に、翌日大会が行われるグラウンドでフォトセッションは行われました。

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シンガポール代表を中心に 坂井キャプテン

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このシリーズチャンピオンのカップを目指して

 試合を想定して夕方に行われたグラウンドの練習では、6対6や5対7などでアタックとディフェンスを確認。
コミュニケーションを密にし、これまでやってきたポジショニングの確認、スペースにボールを運ぶことの意識を徹底し、大会前最後の練習は終了しました。
「チーム全体で厳しいトレーニングができた。優勝を目指し、初日から日本代表らしいハイテンポのラグビーを見せたい」と瀬川智広ヘッドコーチは話しました。

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プレーごとに円陣でチームトーク

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夕食後にはチームミーティングが行われ、瀬川ヘッドコーチからブレイクダウンのプレー確認や、選手同士でサインプレーの再確認などが行われました。
最後に原田季郎が「準備すべきことは準備できた。優勝して笑顔で日本に帰るためにも、初日しっかり勝ちましょう」と締めて、ミーティングは終了しました。

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チームミーティングで最後の確認

HSBCアジアセブンズシリーズ第4戦「シンガポールセブンズ」、男子7人制日本代表の初戦は対中華台北、現地9日16時15分キックオフです。

坂井克行キャプテン

「アジアチャンピオンになるための、いい準備、練習が最後にできた。後は自分たちのラグビーを信じてやるだけ」

●11月7日(木) DAY1

HSBCアジアセブンズシリーズ第4戦「シンガポールセブンズ」に向けて7人制日本代表は日本を本日出発し、シンガポールに到着しました。

日本の早朝に出発した選手たちは皆元気にシンガポールの空港に降り立ちましたが、到着時の気温は31℃ということもあり、想定していたとはいえ温度差には少し戸惑っている様子。
2日後に始まる大会に向けて、コンディションの維持と環境への適応が重要です。

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出発前の東京では長袖の選手たちも…

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シンガポールでは半袖に

ホテルに到着後、早速練習グラウンドで選手たちはボールを使ったゲームや7対4、最後にキックオフやラインアウトなどセットプレーのユニットトレーニングを行いました。ウォーミングアップでは、選手たちの身体から大量の汗が流れ出ました。

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ウォーミングアップでは.笑顔も

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移動後の身体をほぐします

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高温下 大量の汗が

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試合の時間帯も考慮したポジショニング キックオフキャッチの練習

瀬川智広ヘッドコーチは「我々は勝つためにここに来た。クオリティーを下げることなく、しっかり取り組もう」と選手に声をかけ、チーム最年長唯一の30代、そして2006年アジア競技大会の7人制ラグビー金メダリストでもある鈴木貴士は「暑さはイメージの通り。移動初日はやはりしんどい。ただ暑い暑いと言っていられないし、目標はシンガポールセブンズで勝ってアジアセブンズシリーズ総合優勝することしかない。明日からコンディションを戻して、大会に向けて準備したい」とトレーニング後に話しました。

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ベテラン鈴木貴士

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プールリカバリーで身体をクールダウン

今日のトレーニングでは、地元クラブチームでラグビーをプレーしているナキッブ君10歳が荷物運びなどをお手伝いしてくれました。
ポジションはフッカーという彼は早速日本代表のメンバーの人気者です。

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ナキッブ君を中心に記念撮影