公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長・森重隆、東京都港区)は、6月と7月に国内で開催を予定しておりました日本代表の国際試合(ウェールズ代表戦、イングランド代表戦)を中止することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、ワールドラグビー、ウェールズ協会、イングランド協会とも協議を重ねた結果、試合に向けた万全な準備と安全な運営が担保できないことから、予定されていた日程での試合の開催中止を決定いたしました。 今後新たな日程での開催につきましては、各国の状況を踏まえ、またワールドラグビーによる「ラグビー活動の再開に関するガイドライン」に準じ、引き続き関係当事者間で検討を続けてまいります。
下記日程の3試合が中止となります。
2020年 6月 27日(土) 対ウェールズ代表 会場:静岡・エコパスタジアム
2020年 7月 4日(土) 対イングランド代表 会場:大分・昭和電工ドーム大分
2020年 7月11日(土) 対イングランド代表 会場:兵庫・ノエビアスタジアム神戸
◎森重隆 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会 会長コメント
「いつもラグビー日本代表へ温かいご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
今年の日本代表戦を多くの皆さまに楽しみにしていただいている中、6月と7月に予定していたウェールズ代表戦およびイングランド代表戦が中止になったことは残念であります。しかしながら、何よりも今は関係者一同が一丸となって新型コロナウイルス感染拡大防止に努める時期と考えております。そして、安全な環境のもと万全の準備をもって、グラウンドで皆さまを笑顔でお迎えしたいと思います。
一日も早い事態の収束と、皆さまのご健康を心よりお祈りしております」
◎ジェイミー・ジョセフ 日本代表ヘッドコーチコメント
「ウェールズ代表とイングランド代表との貴重な対戦機会が失われ、今年の日本代表活動を開始できないことは残念ですが、世界的なコロナウイルスの感染状況を考えるとやむを得ないことであり、今は家にいて家族とともにいる時間だと考えています。
選手達にはできるだけベストコンディションを維持するためのプログラムを渡してありますが、何よりも大切なのは、このとても困難な時に、彼らが安全に、そして、健康で家族と共にいることです。
いつも応援下さる日本のラグビーファンの皆様の健康をお祈りしつつ、また近くお目にかかれますことを楽しみにしています。共にこの難局を乗り切っていきましょう」