ワールドラグビーは、本年9月18日~10月16日にニュージーランドで開催予定であったラグビーワールドカップ2021(RWC2021)を延期し、来年2022年にニュージーランド(オークランド、ワンガレイ)で開催することを正式に決定し、発表いたしました。

参考:ワールドラグビーオフィシャルウェブサイト

https://www.world.rugby/news/622703/world-rugby-committed-to-delivering-spectacular-rugby-world-cup-in-2022

 

今回の決定に関する日本ラグビーフットボール協会会長および女子日本代表ヘッドコーチのコメントをお知らせいたします。今後の女子日本代表の活動予定は、決まり次第お知らせいたします。

 

■コメント                                                                   日本ラグビーフットボール協会 森重隆会長

「新型コロナウイルス感染症の影響によりラグビーワールドカップ2021の延期が決定いたしましたが、ワールドカップへの出場権を獲得し、そして本大会で最高のパフォーマンスを発揮するという当協会の目標に、変わりはございません。今回の延期は、世界のトップチームに最高の舞台を用意するために判断された延期であり、サクラフィフティーンには現状を前向きに受け止め、さらなる成長の機会として、着実に歩みを進めていってほしいと思います。

日頃からチーム、選手をサポートいただいている関係者の皆様におかれましては、サクラフィフティーンの活躍に引き続きご注目・ご期待いただきたくお願い申し上げます」

 

女子日本代表 レスリー・マッケンジーヘッドコーチ

「ワールドカップが来年に延期されたというニュースが届いた時が、合宿の最中だったことは幸運だと捉えています。互いに支え合い、その場で次のステージに向けたビジョンの再構築を始めることができたので、一緒にいられたのは素晴らしいことでした。

参加する全ての国に、さらなる準備の期間が与えられるというのは、より大会が公平な土俵となることを意味します。よって、来年の大会で披露されるラグビーの質は今より高いものとなっていることでしょう。これは、喜ぶべきことです。

代表チームの選手やスタッフが、延期という出来事を障害ではなく機会だと捉えてくれると大いに信じています。個人的には、この『ボーナスイヤー』を得られたことを嬉しく思い、そしてこの1年があることによりこのチームで様々なことを達成していけるのをとても楽しみにしています」