本年4月23日に、新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が東京都、京都府、大阪府及び兵庫県に対して発出されることが発表され、その実施期間が4月25日~5月11日までと定められました。また、その他の地域でもまん延防止等重点措置が講じられるなど、新型コロナウイルス感染症拡大が現在も社会生活に大きな影響を与えているところです。
ラグビー競技については、昨年5月31日(6月19日改訂)、日本協会より、「ラグビートレーニング再開のガイドライン」( https://www.rugby-japan.jp/news/50495)を発信しておりました。当ガイドラインは、当時、ラグビー活動を再開するに当たっての指針として定めたものですが、感染拡大下での基本的な考え方を示しており、現下の状況においても、十分適用可能なガイドラインであることから、各都道府県協会に於かれては、引き続き、当該ガイドラインを活用頂き、安全・安心な活動を行って頂くようお願いいたします。
なお、ラグビー活動、各種大会等の継続・実施の可否等については、感染拡大状況或いは各地域における制限等の状況が大きく異なることから、現時点で、協会としての一律の判断は行いませんが、国・地方自治体・学校等の指針・方針等に十分留意して頂くなかで判断をして頂きますようお願いいたします。
また、感染リスクが高まる「5つの場面」など「三つの密」を回避すること、マスクの適切な着用、手洗いの実施等についても、留意して頂くとともに、上述の「ラグビートレーニング再開のガイドライン」にも記載しております下記4点について、再度確認を頂きますようお願いいたします。
〇 活動が選手、選手の家族、関係者、地域社会における感染拡大につながらないこと
〇 活動が地域社会のCOVID-19対応資源に負担をかけるものではないこと
〇 ラグビーの価値を大切にした活動を実施していくこと
〇 COVID-19対応を含め、「安全」が最重要事項であることをプレーヤーだけでなく、関係者全員が認識して、ラグビーに取り組むこと
ラグビーチームにおける感染者数については、昨年の8月から現時点までに110件、400人を超える報告を頂いているところですが、感染者が発生した場合は、引き続き、感染拡大防止の観点から、チーム代表者の方は各都道府県協会安全対策委員会へ以下の報告をお願いします。
【報告事項】 (様式は問いません)
・発症年月日/・性別、年齢/・カテゴリー(例:スクール、高校、クラブ、社会人等)/・転帰(感染した結果どのようになったか)
感染終息が見通せない中での活動となりますが、引き続き皆様のご協力をお願いいたしますともに、本文書については、都道府県協会内及び登録チームへの速やかな周知をお願いします。
以上
【その他の参考資料】
・JRFU「COVID-19に伴うトレーニング活動自粛からトレーニング再開に向けたリコンディショニングに関するガイドライン」
・World Rugby COVID 19 - Return To Play Guidelines
・スポーツ庁 スポーツ関係の新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインについて
以上