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8月26日
釜石合宿5日目。朝はマットスペースでサーキットトレーニングを行います。
スタジアムに向かう前に、宿舎でプレビュー。
その後スタジアムへ移動、日本代表ジャージーに着替え、今回の合宿二度目の試合形式練習に臨みます。円陣を組み、今日のテーマなど積極的に声を掛け合う両チーム。
ここ数日では最も高い気温の中ウォーターブレイクをいれながら、均衡した試合運びになりました。
試合後には釜石市の野田市長から、激励のお言葉と差し入れのお水、そして大漁旗をプレゼントしていただきました。オリジナルの大漁旗に選手たちも大喜びです!
また本日の練習は一般の方・報道関係者の方に公開されました。暑い中足を運んでくださった皆さま、有難うございました。
練習後に取材に応じた内の一人、平野恵里子選手は釜石市の隣の大槌町出身。地元での合宿を通じて以下の想いを語りました。
「この合宿で最初に釜石鵜住居復興スタジアムに立った時は胸が熱くなりました。東日本大震災から10年が経ちますが、ラグビーを通じて地元に恩返しすることが一つの目標だったので、日本代表候補として来られたことが嬉しい。女子日本代表の活躍をもっと地元の方に知ってもらいたいし、今後も明るいニュースを届けたいです」
午前中に高い強度の練習を行った選手たちは、午後はレビューやリカバリー、軽めのクラフトトレーニングの時間とします。
クラフトのあとはミニチームチャレンジ!釜石合宿最後のゲームはフェンシングです。各チーム代表者によるトーナメント戦に周りの選手の応援にも熱が入ります。
グラウンドでの練習は本日が最後。ここまで無事に合宿を行えているのも、多くの関係者の方のご協力のおかげです。
8月25日
釜石合宿4日目です。
朝のセッションは、ジムとマットスペースに分かれてトレーニングを行います。
午前中の練習は根浜オートキャンプ場のグラウンド(根浜多目的広場)での実施。
会場に到着すると、施設の方が大漁旗を振って出迎えてくれました。色鮮やかな大漁旗を見て、写真や動画に収める選手たち。
ポジション別での部分練習や、全体でのアタック確認を行いました。早朝から雨が降っていた釜石ですが、練習が始まるころには雨がやみ、海風が心地よい気候の中で練習ができました。
練習の最後には恒例のミニチームチャレンジ。今日は各チームから選抜された数名で競歩のリレーを行いました。グラウンドの半分のサイズでも、一周するとなかなかの運動量です。
昼過ぎにはチームを代表して平野恵里子選手(岩手県大槌町出身)と玉井希絵選手が釜石市立甲子(かっし)中学校に伺いました。すると生徒の皆さまが、オールブラックスの試合前の儀式「ハカ」を披露してくださいました。(カ・マテとカパ・オ・パンゴの二本立て!)
釜石への歓迎、またサクラフィフティーンへの激励の意が込められた力強いハカは、チームに勇気を与えてくださいました。
午後の練習はコンディション調整のためキャンセルとなりました。
本日の公開練習の見学を予定してくださった方におかれましては、直前のご案内となり申し訳ありません。
選手はそれぞれ宿舎でレビューやリカバリーの時間を過ごしました。
明日は再び試合形式の練習です。代表ジャージーを着用し、試合本番に近い状況での練習となります。
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
8月24日
釜石合宿3日目です。
朝は昨日同様、スクラムとBKスキルフォーカスのセッションに分かれました。
スタジアムでのプレビュー後、今日は40分のゲーム形式トレーニングを行いました。
各チーム、今回のキャンプ内でフォーカスしてきたことをフィールド上で発揮できるよう準備しゲームに臨みました。
試合後は昨日に引き続きミニチームチャレンジ!今回は砲丸投げです。
4チーム中上位3チームへは、表彰台が用意され、ヘッドコーチより金、銀、銅メダル(に見立てたトレーニングバンド)が授与されました。
ミニチームチャレンジは合宿最終日まで続きます。
午後はリカバリーとなり、選手同士で集まり試合映像を見返したり、コーチ陣・アナリストと話し合いました。
合宿も折り返し地点となりました。
引き続きご声援のほどよろしくお願い致します。
8月23日
釜石合宿二日目です。
朝は、ジムセッションとスキルセッション 2つに分かれトレーニングしました。
その後、コンタクトにフォーカスしたプレゼンが選手主体で行われました。
プレゼンの後は釜石市のスタッフの方々に釜石鵜住居復興スタジアムについて説明をして頂きました。
釜石市とラグビーの繋がりと、復興に関する動画を視聴しました。選手スタッフ一同胸を打たれる、素敵なムービーでした。
その後施設を紹介していただき、2019年ラグビーワールドカップや震災にまつわる展示を拝見し、トレーニングを再開しました。
午後はスクラムセッション、BKスキルセッションの後、再びフィールド練習です。
次の日の試合形式に備えたトレーニングとなりました。
トレーニングの後はミニチームに分かれバランスボールを使ってのミニラグビー!
大盛り上がりでした。
明日には試合形式の練習を控えています。引き続きご声援のほどよろしくお願い致します。
8月22日
本日より、岩手県釜石市にて女子15人制合同合宿が始まりました。
主には移動日となった本日、全員が揃ったタイミングでマットルームに集合し、今回の合宿のテーマについての共有がありました。
平松S&Cコーチからのプレゼンの後、レスリーヘッドコーチより選手たちにシェアされたのは、2019年男子ラグビーワールドカップの、釜石鵜住居復興スタジアムで行われたフィジー対ウルグアイ戦の試合後キャプテンインタビューの内容です。
「勝つことを信じてここまでやってきた」と言葉を詰まらせながら話し、釜石の地に感謝の意を述べたウルグアイ代表のキャプテン ガミナラ選手の映像を流し、レスリーHCからは「これがまさに釜石に来たかった理由のうちの一つです」との言葉がありました。
初日のミーティングを終え、明日からの5日間に備えます。
より一層の感染症対策を施し、実りのある合宿といたします。
引き続きご声援のほどよろしくお願い致します。