競技規則につきまして、ワールドラグビーよりこのほど、下記の通りルーリングに関する通達が出されました。日本協会でもこれを受け、ここに通知いたします。
記
ラックを横に伸ばしていくことについて
最近、ラックを横に伸ばしていき、最も端にいるプレーヤーが相手の9番がボックスキックを蹴る際に非常に接近している事例が見受けられる。これにより、スペースが狭まり、プレーヤー達にとっての選択肢も少なくなる。添付の映像を参照:
明確化を要請:
上記のような動きは、競技規則に則っているのか?
ラグビー委員会の指定メンバーによるルーリング:
添付の映像に見られるように、ラックにおいて相手側に近づくために味方側にプレーヤーを加えていくことは、利用できるスペースを狭め、ラックから出るボールの質に関わってくる。こういった動きは、奨励されるべきではない。プレーヤーは、完全にバインドした状態でプレーヤー達がオフサイドラインを越えた場合、ボールが出た後、または、ラックからプレーされた後、プレーに参加できるようになる前に最後尾に戻らなければいけない。
事例映像にあるこのような場合において推奨される判断は以下を参照:
https://www.world.rugby/the-game/laws/clarification/2021/3
■通達対象:加盟協会、競技運営関係者、加盟チーム
■文書作成:日本ラグビーフットボール協会 国際部門・技術部門
■本件についてのお問い合わせ先:
公財)日本ラグビーフットボール協会
技術部門マッチオフィシャルグループ 競技規則担当(referee@rugby-japan.or.jp)
以上