公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:森重隆、東京都港区)は、5月1日(日)に開催されたフィジー代表戦終了後の女子日本代表ヘッドコーチ、キャプテンらのコメントをお知らせいたします。 本試合は、14-28(前半14-14)で女子日本代表が勝利しました。
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■レスリー・マッケンジーヘッドコーチ
「今日の結果は嬉しく感じているし、選手も同様だと思う。フィジー代表はSuperWでも結果を出しており、そういうチームに対してチャレンジする気持ちで臨んだが、これまで私たちが取り組んできたことが成功に繋がった。フィジー代表のラグビーは素晴らしく、日本とフィジーの対照的なスタイルのラグビーを、試合を見てくださった皆様に楽しんでもらえたのではないかと思う。
相手がフィジカルの強いチームであることは分かっていたが、こちらも慎重さをキープして立ち向かえば戦えると信じていたし、選手たちのタックルには満足している。
リスクがあることも分かった上で、スポットコーチ達に強化してもらっているキックの戦術を使った。そのうえでカウンターアタックを受けた場面もあったが、それは選手たちにとって次への学びになった」
■南早紀キャプテン
「昨秋のヨーロッパ遠征では勝つことが出来なかったので、まずは今日の試合に勝ち切ることが出来てほっとしている。コンタクトはずっと強化してきたので、警戒していた相手のフィジカルに対しても個々の接点で止めることが出来ていたと思う。先制はされたが、セットプレーも通用していたので、今のまま自分たちのやるべきことを継続しよう、イージーミスを無くそう、と試合中やハーフタイムに選手同士でコミュニケーションを取った。ペナルティを取られた場面は修正すべき課題だと感じている。
選手層のレベルアップを目指して日々練習をしていて、リザーブの選手たちも自分たちが流れを変える、または良い流れを大きくするという意識を持ち後半から入ってきてくれたことが良かった」
■齊藤聖奈選手
「いつもサクラフィフティーンへの応援をありがとうございます。
最初のトライは、ラインアウトからのモールが上手くいき、選手皆のおかげで獲る事が出来たので、チーム全員のトライだと思う。前半にフィジー代表の勢いがある中、自分たちは我慢をしてディフェンスすることが出来、それが勝利に繋がった。しかし、まだトランジションの部分に課題もあるので次戦までにチームで修正していきたい。これからも応援よろしくお願いします」
■マテイトンガ・ボギドゥラウマイナダヴェ選手
「日本代表としてこの試合に参加できたことを光栄に思う。フィジー代表は強いチームで、私たち日本代表も同じです。この試合でチームとしての国際的な知名度が上がることになれば嬉しい」
■松田凜日選手
「15人制初キャップの試合で勝てたことはすごく嬉しい。チームとしてはスクラムやモールが練習してきたことが発揮できていて良かったと思う。個人としてはボールキャリーの部分で自分らしさが出せたが、キックやその他のプレーの判断や精度に課題を感じている。今回の試合で得られた課題を修正し、次の試合も勝てるよう頑張りたい」
■鈴木実沙紀選手
「厳しい時間帯もあったが、スタートの選手たちが粘り続けて良いモメンタムを作ってくれていたので、自分の強みで更に勢いづけたいと思いフィールドに入った。ジャッカルでボールを取り返すことができ、チームに少し貢献できたのではないかと思う。個人的にはチャンス活かしきれなかった場面などもあるので、課題に取り組みながら、次戦に向けてチーム全員でいい準備し、勝ちに行きたい」