公益財団法人日本ラグビーフットボール協会がホストユニオンとなるラグビーワールドカップ2019の運営主体である
ラグビーワールドカップ2019組織委員会(JR2019)が、ラグビーワールドカップ2015の試合会場決定に関するコメントを発表しました。


ラグビーワールドカップ2015組織委員会(ER2015)とラグビーワールドカップリミテッド(RWCL)が5月2日、2015年にイングランドで行われるラグビーワールドカップ2015(RWC2015)の試合会場および試合日程を発表しました。試合会場に選ばれたのは10都市の13スタジアムです。
開幕戦は2015年9月18日、決勝は10月31日で、共にロンドン近郊のトゥイッケナム・スタジアムが舞台に選ばれました。13の試合会場のうち、収容人数で最大規模はロンドンのウエンブリー・スタジアム(ロンドン)の90,256人、最少規模はサンディー・パーク(エクセター)の12,300人となっています。RWC2015の全48試合のうち、25試合がラグビースタジアム、16試合がサッカースタジアム、7試合が多目的スタジアムで行われることになります。

デビー・ジェバンズ ER2015CEOのコメント
「今回の試合会場と日程の発表により、2年半後に開催が迫るRWC2015に新しい息が吹き込まれました。イングランドの全国土に散らばる様々な特長を持った13のスタジアムを通じて、イングランド大会が真のラグビーの祝典となるものと確信しています。世界の皆様がイングランドにお越しになるのをお待ちしております」

徳増浩司 ラグビーワールドカップ2019組織委員会事務局長のコメント
「試合会場選定は大会の成功に直結する重要かつ極めて困難な作業です。これを見事に遂行されたER2015の仲間に、まずは心から賞賛の言葉を贈らせていただきたいと思います。ラグビー発祥の地イングランドで開催される本大会ですが、今回発表された試合会場は、ラグビースタジアムだけでなく、サッカースタジアムや多目的スタジアムも加えて、大都市の大規模なスタジアムから地方都市の小さな競技場まで、地域のバランスと競技場の規模のバランスを見事に両立した素晴らしい選定だと思います。私どもラグビーワールドカップ2019組織委員会も、現在、試合開催会場選定ガイドラインの策定に取り組んでいます。今回のRWC2015の試合会場選定を十分に参考にしながら、ラグビーワールドカップ2019が全国の皆様のご支援、ご支持をいただく真のナショナルプロジェクトとなるように、さらに慎重に議論を深めていく所存です」