1月27日(日) 体験入隊3日目は起床後、6時から駐屯地内を走ったあと、降下塔を上り、日の出と富士山を全員で見ました。この日は快晴で、きれいな日の出と富士山を見ることができ、選手たちは、この後の遠征に向けて気持ちを新たにしていました。 午前の訓練では昨日行ったロープ橋体験を、昨日の1mから7mの高さに上げて行われました。昨日とは違う高さに選手たちは恐怖を感じながらも、一人も落ちることなく全員23mの長さを渡り切りました。 最後に基本教練での競技会が班対抗で行われ、練習時間がほとんどなかったにも関わらず、各班、指揮者の号令の下、与えられた課題をきちんとこなし行進を行っていました。 この基本教練をもって今回の体験入隊のカリキュラムは終了し、離隊式を終え、今回の体験入隊は終了しました。離隊式後には、千葉県のスクールの女子選手たちによる激励会が行われ、アメリカでの大会へ向けて子どもたちから応援メッセージを頂きました。また、各班の隊員の方から応援の言葉を頂き、駐屯地を出発する際には万歳三唱で見送って頂きました。 今回の体験入隊を通して、選手たちは、団結、規律、士気を学ぶことができ、この後のアメリカ大会、6月のワールドカップ、そしてリオでのオリンピックへと代表選手として意識を強く持つことができました。 最後になりましたが、このような素晴らしい機会を頂き、細部にわたりサポートを頂きました陸上自衛隊 第1空挺団の皆様に心より感謝申し上げます。 降下塔を階段にてあがりました 日の出待ち 日の出 富士山 ロープ橋体験 ロープ橋体験 ロープ橋体験 基本教練 基本教練 基本教練 全員で行進 行進は中村キャプテンが指示 自衛官の方々とのタッチフット 各班ごとに激励の言葉を頂きました 激励会に来てくれた千葉県スクールの子どもたちと お世話になった自衛官の方々へ選手からお礼の挨拶 1月26日(土) 体験入隊2日目の本日は6時の起床・点呼から始まりました。午前中の訓練は、救急法の講習が行われ、心肺蘇生法や、AEDの使い方などを学びました。その後、基本教練で、行進の練習を行い、明日行われる班対抗の競技会へ向けて各班、掛け声や隊列での動きを練習しました。 午後の訓練は、跳出塔体験から始まり、昨年同様に人が一番恐怖を感じるといわれている11メートルの高さから、選手たちは自身の抱負を述べた後、次々に跳び出していきました。次のロープ橋体験では、一本のロープをセーラースタイルで渡橋する訓練を行いました。ロープの上でいかに体幹を使ってバランスをとるのかが大切なこの訓練で、選手たちは初めての体験でしたが、うまくバランスを取り、うまく渡橋していました。 夜は、自衛官の方から、海外での活動を通して、海外から見た日本という話があり、今後、代表として海外へ出ていくからには、ぜひ日本についてちゃんと知って海外遠征に行き、日本の魅力を伝えられるようになって欲しいとのお話をいただきました。 本日の活動は以上となり、22:00に最終点呼が行われ、就寝となりました。 起床及び点呼 ブーツ磨き 朝礼 救急法 基本教練 スタッフも基本の動きを教わりました 跳出事前練習 ロープ橋体験 ロープ橋体験 1月25日(金) 本日より、女子7人制代表第2次トレーニングスコッドの強化合宿の一環として、習志野自衛隊での体験入隊が始まりました。 早朝に味の素ナショナルトレーニングセンターを出発し、9:30に習志野自衛隊へ到着しました。到着後始めに第一空挺団団長から、第一空挺団の掲げる「精鋭無比」の言葉の意味と、この体験入隊を通して自分自身で何が学べるのかを考え2泊3日を過ごしてほしいとの言葉を頂きました。 その後、着隊式、被服受領、体験入隊の概要説明を受けたあと、体験入隊用の服装へ着替え、さっそく体力調整運動から、訓練は始まりました。体力調整運動では決められた動作を全員で行い、声が出ていなかったり、動作がきちんとできていなかったりした場合はそれぞれの動作の終わりに反省として腕立て伏せが行われました。この体力調整運動ではラバー銃を使ったトレーニングも行われ、選手たちは筋肉を震わせながら、姿勢の維持、正しい動作を実施していました。 体力調整運動のあとは、レンジャー用の障害走路を10周、各障害を越えながら走りました。最後に隊列を組んで、駐屯地内を、掛け声をかけて走りました。 夕食後は隊員の方から災害派遣時の話をうかがい、もう一度、代表であるということについて考える良い機会となっています。 団長講和 着隊式 体力調整運動 体力調整運動 体力調整運動 反省は腕立て 障害通過 障害通過 障害通過 10周走り終えたたら報告