10月23日
2日目からはカップトナーメントが行われ、1回戦ではNZ Waspsと試合を行い、序盤はDFが続きましたが粘り強く守り、ボールを奪い返すとATを継続させトライを取りました。
しかし、フィジカルの強い相手になかなかペースをつかませてもらえず、トライを重ねられませんでしたが、19-12で勝つことができました。
準決勝はAussie Pearls Greenと対戦しました。オーストラリア代表、代表候補で編成されたチームで、自分たちと世界との差を実感できる機会となりました。試合はフィジカル、スピード、テクニックと自分たちより相手が勝っており、何もさせてもらえず完敗となりまいた。
最後の試合は3位/4位決定戦となりました。今大会6試合目となるこの試合ではこれまで試合での疲労から、一つひとつのプレーで脚が止まってしまいました。そしてこれまでのプレーが思うようにできず、ミスからトライを重ねられ、最後を勝利で終えることができませんでした。
最後になりましたが、応援して頂いた皆様に感謝申し上げます。
清水キャプテン コメント
「今回の大会でフィジカル面で圧倒的に負けているという事を身をもって実感しました。
今まで世界のレベルでやった事はなく、今回の大会が初めてでした。試合を見て世界レベルを知るより実際に体で感じる事ができ、とても新鮮でした。
ATでは、自分たちのやりたい事が出来ればブレイクすることができるということも分かりました。でも、トライできそうで取りきれていない場面が何度もありました。日本やアジアのレベルなら取りきれるところも相手選手の方が足も速いため追いつかれてボールを失ってしまう事が多く、マイボールの継続がもっと出来れば自分達のやりたい事が出来るようになるのではないかと感じました。
DFでは1人で倒しきる事が出来ず、1人に何人もかけなければいけない状況になってしまいました。倒しきれないとボールを繋がれ相手に余裕を与えてしまい相手のやりたい事をやらせてしまう事になるので大きい相手でも1人で倒せるようにならなくてはいけないと実感しました。
今までは世界との差が漠然としか分かっていなかったのですが、それを実感できたということは凄くいい経験だったし、通用するところもあったので、悪かったところは改善し、良かったところは更に伸ばしていきたいと思います」
稲田ヘッドコーチ コメント
「今回のオーストラリア遠征は、将来性のある若手選手を中心にメンバーを編成し
遠征に臨みました。フィジカルの強い相手と6試合を戦う中で運動量、一つひとつのプレーの質を維持する事が出来ず4位という悔しい結果になりました。
今回の遠征を通して自分達の現在地を知り、これから取り組むべき課題が明確になりました。選手、スタッフ共にこの経験を必ず日々のトレーニングに活かし次の結果に繋げていきます。このような貴重な経験をさせて頂きありがとうございました」
本活動はJSCの助成を受けて、実施しております。
10月21日
女子セブンズ日本選抜は18日に集合し、その日の夕方と19日の午前にDF等の確認を行った後、19日の夜成田を発ち、昨日の昼に現地のホテルに到着しました。
午後からは試合会場となるWyong Rugby League Clubにてトレーニングを行いました。交通渋滞などで長時間の移動後のトレーニングとなりましたが、選手たちは疲れを見せることなく体を動かしていました。
本日は午前にトレーニングが行われ、ブレイクダウン等のコンタクト練習でしっかりとお互い体を当てるなどし、翌日からの大会へ向けて調整を行いました。午後は映像を見るなど各自ゆっくりと時間を過ごしました。