■ウェールズ遠征:2012年5月24日(木)・25日(金)

今回のツアーでの戦績は1勝3敗。フルメンバーで臨んできたウェールズU20代表には完敗を喫しましたが、ウェールズ代表に対しても通用できたアタックの部分をさらに磨きをかけ、また足りない部分を修正していき、3週間後に迫ったJWRTアメリカ大会に臨みたいと思います。皆様のサポートがU20代表の力となりますので応援の程よろしくお願い致します。本日のレポートは村井佑太朗選手です。

◎村井佑太朗
「今日は試合の翌日でしたが午前中に遠征ラストの練習をしました。メニューは下農S&Cコーチのウェイトトレーニングです。主に体幹や上半身を鍛えました。疲れも残っていましたが、JWRTのためだと思いながら取り組みました。
昼過ぎに帰りの荷物をまとめた後、全体ミーティングを行いました。昨日の試合の振り返りと次回までの2週間の過ごし方を話し合いました。昨日本当に悔しい思いをしたのでこの思いを忘れずにJWRTに臨みたいと思います。ミーティング後すぐにバスで空港まで2時間ほど移動して日本に向けて約12時間の移動をしました。まずこの移動の疲れを早くとりU20日本代表のこのチームを一日も忘れることなく次の集合日まで過ごしたいと思います。
応援よろしくお願いします」

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成田空港へ到着、解団式
■ウェールズ遠征:2012年5月23日(水)

本日は最終戦のBridgend College Old Boysとの一戦です。Old Boysといっても、Collegeを出たばかりの選手で構成されており、聞くところによるとユース世代での代表経験がある選手が4・5人いるとのこと。U20日本代表のウェールズ遠征の最後の試合には非常に良い相手かと思います。気温も上がることが予想され、本番のJWRTでのソルトレイクシティーと同じ流れでの準備で試合に臨みました。試合は、シーソーゲームとなり、最後にトライを取られ逆転負けとなりました。

◎金勇輝
「今日はウェールズ遠征の最終試合でした。今まで自分たちが取り組んできた事の全てを出し切る、そして悔いの残らないようにやり切るそんな集大成のようなゲームをしようと臨みましたが、結果は29-32と逆転負けを喫しました。振り返ると第1戦も逆転されて負けました。でも私は第一戦のときと今現在のチームが同じとは思いません。私たちはこの遠征を通じて大きく成長し見違えるように変わったと自負しています。しかし負けたということ、勝ち切れなかったという事実をしっかり捉え、ウェールズでの3敗を糧にJWRTでは必ず優勝したいと思います。これからも応援よろしくお願い致します」

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■ウェールズ遠征:2012年5月22日(火)

最終戦を明日に控えたU20日本代表チームは、本日午前中に1セッションのトレーニングを行い、明日の試合に備えます。
本日のレポートは小林正旗選手と松田力也選手です。

◎小林正旗

「今日は次の日が試合なので午前中だけの一部練習でした。午前の練習は主に合わせ中心で他にはディフェンスからのアタックの切り替え練習も行いました。合宿も終盤に入っていることもあり、疲れのせいか、みんなの動きもあまりよくありませんでした。
昼からはフリーだったので、各自リラックスした時間を過ごしました。夕方からは中竹さんのセッションを受けて、物事を上から見下ろすように考える『バードアイ』というものを学びました。これは社会に出てからも使える考え方だと思いました。夜の全体ミーティングでは各エリアごとにどんなセットでどんな動きをするのかをFWとBKで再確認をして、全員で共通の意識を持ってミーティングを終えることができました」

◎松田力也

「今日はウェールズ遠征に来て最後の練習でした。練習内容はセットディフェンスから始まり、新しいターンオーバーからのアタックの練習をし、ユニットと最後にセットアタックの確認をして終わりました。練習はなかなかスイッチが入らず、セットディフェンスのラストセットにスイッチが入りそこからいい練習ができました。しかし、ミスが多かったので練習からもっとミスを減らしていきたいです。
午後からはフリーで次の日の試合に備えて有意義な時間を過ごすことができました。ミーティングも内容の濃いミーティングができ、試合に向けていい準備ができました。遠征の最後の試合をいい形で終われるように頑張ってまいりますので応援よろしくお願い致します」

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■ウェールズ遠征:2012年5月21日(月)

本日は昨日のゲームレビューとジム・プールでのリカバリーが中心となりました。昨日の移動と試合での疲れを取り除き明日の練習に備えます。
本日のレポートは木上鴻佑選手・川原健太朗選手・長谷川崚太選手です。

◎木上鴻佑
「今日はコンディショ二ング、昨日の試合のレビュー、最終戦へのミーティングが中心の1日でした。午前はBKとFWに分かれて昨日の試合のレビューと体幹・上半身を中心としたトレーニング。トレーニングの体幹強化は試合でのラック時、ボールコントロールが悪いからという理由だった。BKとFW、互いが終わればプールでリカバリーをした。
昼食を取った後希望者のみ街へ出かけ気持ちもリフレッシュした。夕食を取った後、選手ミーティングで午前に出たレビューをそれぞれ共有した。その後、全体ミーティングで全員のレビューとスタッフ陣のレビュー、次戦への準備を約2時間行った。次の試合に向けて頑張っていきたいと思いますので応援よろしくお願い致します」

◎川原健太朗
「皆さんこんにちは。今回は慶應義塾大学のWTB/CTBの川原健太朗が担当させていただきます。ウェールズに来て10日経ち、ジャガイモだらけの食生活にも少しずつ慣れているところです。
この遠征のメンバーに選ばれて改めて日本代表の重さというものに気がついたような気がします。日の丸を背負うことや国歌斉唱、ウェールズに住んでいる日本人のサポーターを見るたび、また試合をするたびに、私たちは日本という国を代表して戦っていることを実感します。この代表に入れたことをいい経験にするだけでなく、しっかり結果を残したいと思っています。短く拙い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。皆様の応援が励みとなりますので、どうぞよろしくお願い致します」

◎長谷川崚太
「今日は午前中はウェイトとプールリカバリーでした。ウェイトは相変わらず辛かったですが、しっかりと自分を追い込むことができました。
その後のプールリカバリーはとても気持ちよかったです。FWでミーティングをしました。良かったプレーや悪かったプレーがたくさん出てきて、次の試合に向けて課題が見つかり修正で来てよかったです。
午後は市内に買物にでました。私服や友達にお土産を買うことができました。ホテルに帰ってその後試合の後半メンバーはトレーニングをしました。道路脇の小さな丘で走り込みをしました。短い時間でしたが集中して試合で走り勝つためにしっかり追い込みました。
ミーティングはとても長かったけど集中してよいミーティングができたと思います。明日からもう一度スイッチを入れなおして最後の試合、良い形で終わりたいです」

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■ウェールズ遠征:2012年5月20日(日)

本日の相手チームはアイルランドの代表資格があり、英国に住んでいる選手で構成されているIrish Exiles U20との対戦です。イングランドU18経験がある選手2名、アイルランドのU18経験のある選手4名他、ウェールズのU16やU19の経験もある選手が中には含まれており、U20日本代表の相手としては非常にやりがいのある相手です。
15:00のキックオフに合わせ、ウェールズのカーディフより3時間かけてロンドン郊外まで行き、試合を行いました。結果としてはU20ウェールズ代表での敗戦の経験をいかし、激しさとスピードで相手を上回ることができ、66-19で勝利しました
本日のレポートは小倉順平選手と小原政佑選手です。

◎小倉順平
「今日の試合は初白星で幕を閉じた。
朝起き出発するまでが今までになく早かった。バスではどんよりした雰囲気の中、目的地のロンドンに到着した。グラウンドにおり、ストレッチをした。ストレッチをしている時試合に向けて気持ちを高められるかどうか心配になっていたが、みんなは上手に気持ちを高め、試合に向かっていった。試合は思うように事を運んで行ったが、正直本大会で勝てるチームにはなっていないと私は思った。これからもっと本大会を意識して練習をしなければ、良い結果は付いてこないと感じた。これからも応援よろしくお願い致します」

◎小原政佑
「今日はアイリッシュエグザイルズ戦であり、このチームは色々な地方から来ている選りすぐりの精鋭たちである。ウェールズU20に大敗したJapanU20には再スタートのための大切な試合であり、絶対に負けられない試合でした。今日の試合でJapanU20が意識していたのは試合の『入り』と『前で勝つ』ということでした。試合のはじめはとても『入り』がよくてとてもよい展開でした。しかしよくない時間もありました。それでもアイリッシュエグザイル相手に大差で勝てたことは何よりでした。JapanU20の初勝利となり、今後につながる試合となりました」

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■ウェールズ遠征:2012年5月19日(土)

本日は明日の試合に備えて、午前中のみのセッションでコンディションを整えました。練習後、ウェールズ補習校に学校訪問をいたしました。井之上選手がレガシーリーダーとなり、小学生およそ50名にラインアウトやパスなどを披露し、その後は選手と生徒さんと一緒になって、楽しいひと時をすごしました。今後選手たちは代表選手としてこのような普及活動を行う機会が多くなります。ラグビー自体がこのような文化的な活動を行うことも多くなり、将来を担う選手として、このような活動にも積極的に取り組んで、代表選手としての振る舞い方を学んでもらいたいと思います。またツアーで誕生日を迎えた長谷川選手と遠藤コーチへ、ミーティング後のサプライズプレゼント。オンとオフの切り替えをしっかりして、明日への試合に備えます。
本日のレポートは浦野龍基選手と湯本睦選手です。

◎浦野龍基
「朝7:30、体調チェックを済ませ、こちらに来て以来何1つ変化のない朝食を食べ1日がスタート。午前中の練習では、試合前の最後の練習を良いムードで行うことができ、内容も充実していた。
外から見ていて、特にセットスピード、ヘッドコールが以前より格段にレベルアップしていた。
午後の日本人学校訪問では子供たちと触れ合うことでリラックスすることができたと同時に予想以上の温かい歓迎を受け、U20代表としての自覚を再認識し、身が引き締まった。これからも応援どうぞよろしくお願いします」

◎湯本 睦
「今日は第3戦前日。まずは『入り』ここをテーマとして練習が始まった。ディフェンスの練習で前に出して止める!ずっと前からここを意識し、ひたすらチャレンジする毎日。だんだんチームもまとまりやることを一人一人が認識して実戦で出すことができるレベルまで到達していると思います。そのためにも明日の試合でどのようなゲームをできるかが、チームが成長するカギとなるでしょう。
昼からは観光などの自由行動。町へ出てお土産などを買いリフレッシュすることができ満足できた一日でした。明日の試合の応援どうぞよろしくお願いいたします」

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■ウェールズ遠征:2012年5月18日(金)

本日のレポートは流大選手と中尾康太郎選手です。

◎流 大
「今日は午前中、BK・FWに分かれてウェイトトレーニングとユニット練習を行いました。ウェイトでは上半身をトレーニングしユニットでは主にディフェンスを行いました。
とくにディフェンス関しては視野を広く持ち前を見てディフェンスすることに焦点を当てて練習をしました。
午後は主にアタック・ユニット・ディフェンスをやったのですが、結果としてはすごく良い雰囲気で、今までで一番良い練習ができたと思います。ポイントとしてはアタック・ディフェンスともにセットスピード・プレーの『前』の部分で外国人を圧倒するというところでした。全員が意識でき、前回のゲームの改善ができたと思います。残り2試合がよいゲームになるようによい準備をしたいと思います」

◎中尾康太郎
「ミーティングではポジショニングをCDレベルからAまで引き上げようと全員で意志統一することができた。練習も遠征に来てから一番雰囲気がよく練習の入りから全員が100%で取り組むことができた。練習意図である『ポジショニング』に関しても現段階で皆ができる最高のパフォーマンスだったと思うので、この練習を次につなげたいと思う」

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■ウェールズ遠征:2012年5月17日(木)

本日は次戦のアイリッシュエグザイルズに向けて、2部練習を行いました。本日のレポートは河口駿選手です。

◎河口駿
「今日は朝からミーティングをしてグラウンドまで30分かけてバスで移動しました。また試合の反省から自分たちで考えた練習を確認しました。
まずDFのアップができていなかったので、そこの部分を意識するドリルを行った後、7対5のADをホールドでしたあと、全員で12対12をフルコンタクトで行いました。フルコンタクトをする目的は、アタックはコミュニケーション・サインの確認・ミスを減らす。DFはDFアップとプレーシャーという目的で行いました。しかしアタックのミスを減らすという部分はできなかったので、次への課題です。それにはもっと練習中からミスに厳しくすることだと思います。
その後FW・BKに分かれてFWはラインアウトをライブで行いました。FWは集中力があってよい練習ができました。今日一日で成長できたと思います。
残り2試合とアメリカにむけてワンチームとして頑張りたいと思います」

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