■2012年4月29日(日)-30日(月) at カザフスタン-福岡

HSBCアジア五カ国対抗、カザフスタン代表戦から一夜明けました。

課題は残るものの、新しい日本代表として白星でスタートを切ることができ、第2戦目以降に向け、チームはさらにレベルアップを目指します。

試合翌日の今日29日は、朝はリカバリーを兼ねて、ホテルの近くで身体を動かします。
そして午後は、ジムでストレッチ、ウェイトトレーニング、プールリカバリーなど身体を動かしながらの休息に努めます。

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市内のジムへリカバリー ストレッチで身体をほぐします
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ゆっくり関節を動かしながら 腰に意識を集中して

そして今日は、夜中の移動となるため夕食に加えて夜食も摂ります。カザフスタンのホテルを午前0時頃に出発。
午前2時のフライトで、行きと同様に韓国・仁川国際空港を経由。そして次のUAE戦の試合会場となる福岡へ、4月30日夕方に到着しました。

福岡空港では、大阪で別れた選手のうち5人(村田、桑水流、中村、森川、竹中)が元気に再合流。そしてジュニア・ジャパンの東芝・三上選手も期間限定ながら合宿に参加するため急きょ駆け付けました。

遠征メンバーは少し疲れた様子も見えますが、明日から試合に向けて、トレーニング再開です。
2012年度日本代表、国内初戦となるUAE代表戦まであと5日です。

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試合のレビュー 第1列篇
■2012年4月27日(金) at カザフスタン

カザフスタン 2日目。
いよいよ明日は、HSBCアジア五カ国対抗、カザフスタン戦。
カザフスタン2日目は、日本代表出場選手に対するジャージ授与と、試合前日練習が行われました。

試合で着用する、「桜」のジャージ。その誇りあるジャージが、選ばれた22名の選手に渡されました。
「日本ラグビーの新しい歴史を作る時です。いつも通りプレーすることが大事。日本ラグビーは、ロイヤリティー(忠誠心)、ディシプリン(規律)、カレッジ(勇気)を持って臨みます。今日渡すジャージは、今日から持って過ごしてください。プライドを持って、試合直前に着る時には、ベストの状態でいられるように」(ジョーンズHC)
今回、初めて日本代表として試合に臨むメンバー10名には、ジョーンズHCから直接ジャージが渡されます。選手たちはそれぞれ、初出場の想いを他のメンバーの前でスピーチ。張りつめ過ぎず、しかし、軽い感じでもない、澄み渡るような選手たちの決意が伝わってきます。そして最後は、廣瀬キャプテン。
「自分を選んでくれたエディーさん、育ててくれた薫田さん、そして東芝に感謝します。この場(日本代表)に戻ってくることができて、感無量です。前向きに、一歩ずつ進んで行けば、素晴らしい未来が待っているはず。みんな、頑張ろう」

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ジョーンズHC
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長江選手 有田選手 伊藤選手
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藤井選手 田村選手 仙波選手
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望月選手 内田選手 立川選手
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坪井選手 廣瀬主将

その後チームはバスで、明日試合が行われるアルマティ・セントラルスタジアムへ。
芝生の状態も想像以上によく、約1時間の練習は明日の試合を想定しながら、しっかりタイムマネジメントをしながら、テンポよく終了。
ホテルに戻ってからは、各自身体のケアや、身体をほぐすために近隣を散歩するなど、それぞれのやり方で試合に備えます。
残すは明日の試合、「JAPAN WAY」で、勝利をつかむのみです。

◆長江選手
「緊張していますが、全力を出し切って、みんなとやり切りたいと思います」

◆有田選手
「自分のやるべきことをしっかりやって、チームに貢献したいと思います」

◆伊藤選手
「勝つために、自分の仕事をしっかりやりたい」

◆藤井選手
「光栄に思います。スタッフ、チームメイトに感謝します」

◆田村選手
「自分のプレーを、プライドを持って頑張ります」

◆仙波選手
「この場に立って、思ったより落ち着いています。遠回りがあったからこその今、自分らしく楽しみたい」

◆坪井選手
「出られるチャンスがあれば、自分の仕事をしっかりやりたい」

◆望月選手
「常に自分のやってきたことを、100%出せるように頑張りたい」

◆内田選手
「この年齢で、この場に立てることに感謝します。自分のプレーと日本のプレーで貢献したい」

◆立川選手
「ここに来られなかった選手もいる中、ここに立てることに感謝します。しっかりパフォーマンスを発揮したい」

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試合会場のロッカー セントラルスタジアム
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FW陣 次のスペースへ
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チーム一丸となって 取材を受ける廣瀬主将
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リラックスして身体を動かします
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公園で追加メニュー!
■2012年4月26日(木) at 大阪-カザフスタン

カザフスタン1日目。

18日から合宿を行ってきた、大阪府堺市・J-GREEN堺を離れ、いよいよHSBCアジア五カ国対抗、初戦の地、カザフスタンへ日本代表は移動します。
30名の日本代表メンバーから、今回は外れてしまった6名に見送られ、チームを乗せたバスは出発。関西空港へ。関西空港から韓国の仁川空港を経由、カザフスタンのアルマティに向かう旅路です。

飛行機を乗り継ぎ、カザフスタンへ到着したのは現地17時半。関西空港を出発してから約11時間をかけた移動となりました。前回日本代表がカザフスタンを訪れたのは、4年前。今回の遠征メンバーで参加していたのは、LO篠塚選手、大野選手、WTB小野澤選手です。

空港からのバスの移動には、なんとパトカーの先導がつくことに。混み合う道路を優先的に移動させてもらい、フラストレーションなくホテルへ到着することができました。
機内で窮屈そうにしていた選手たちは、移動の疲れはあるものの表情は明るく、あとは明日の試合前前日練習、そして、28日の試合を戦うのみです。

カザフスタン代表戦まで残り2日です。

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アルマティにて。荷物を積み込みホテルへ バスをパトカーが先導してくれます
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ホテルに到着。夕食です