第12回「セブンズアカデミー（女子）」開催レポート｜日本ラグビーフットボール協会｜RUGBY：FOR ALL「ノーサイドの精神」を、日本へ、世界へ。

●2月5日(日)　DAY3

最終日も昨日同様に、早朝トレーニングより始まりました。トレーニングでは、間に体幹トレーニングを交えたランニングパスを行い、最後は2チームに分かれて400mリレー勝負を行いました。

午前の練習はアカデミー期間中の班ごとに分かれて、タッチフットをチーム対抗総当たりで行いました。それぞれ、代表選手とアカデミー選手が混じってのメンバー構成となっており、代表選手が中心となってゲームを行なっていました。この３日間でそれぞれのチームがまとまっており、ゲームは盛り上がっていました。アカデミーの選手たちにとっては、代表選手とゲームができ、学ぶものの多い、よい機会となりました。また、ゲーム後は代表チームとアカデミーに分かれ、アカデミー生は昨日のトレーニング、ゲームのテーマであった１対１にフォーカスしたトレーニングを行いました。

練習終了後は昼食をとり、座学、ミーティングが行われました。座学では、水分補給についての話が行われ、最後にコーチより、今回のアカデミーのレビューそして今後の取り組みについて話があり、選手へは次回のアカデミーまでに自分自身でどのような取り組みを行うかが重要であるとの説明がありました。


早朝トレーニング。今回のトレーニング説明		体幹トレーニング


グループごとにウォーミングアップ		タッチゲーム		タッチゲーム


練習後は選手たちでしめて終わりました		コーチからのレビュー		アカデミー以外での取り組みについて

●2月4日(土)　DAY2

二日目の本日は早朝練習から。室内トレーニング場にて、ストレッチおよび筋力トレーニングを行いました。代表選手は選手各自でメニューを行い、中高生のアカデミー生についてはスタッフ指導の下トレーニングが行われました。まず宇賀神トレーナーの指導の下傷害予防のストレッチが行われ選手たちは、つま先の方向などを指摘されながらフォームを学んでいました。次に宮崎コーチの指導により、筋力トレーニングが行われ、それぞれの動きの正しい姿勢に注意しながら、トレーニングが行われました。約1時間でトレーニングは終了となりました。

午前の練習はまず各班でウォームアップを行ったあと、班対抗でタッチゲームを行った後は、また代表と中高生で分かれ、1対1のトレーニングが行われました。中高生は前回のアカデミートライアウトに引き続き、ハンドオフ、タックルに注目して吉岡コーチ、徳永コーチ指導で練習。トレーニングは1対1から2対1、3対2へアタックとディフェンスの数を変えながら、午後の試合に向けて行われました。

午後はヤクルト戸田グラウンドに場所を移し、代表と中高生に分かれてそれぞれでゲームを行ました。午前の練習を活かし、選手たちはまず、1対1での勝負を積極的に行っていました。
夜の座学は、午後の試合に笛を吹いていただいた藤レフリーに引き続き参加してもらい、試合で気づいた点、ルールに関する質疑応答が行われました。次に、2019年ワールドカップ組織委員会のスタッフを講師に迎え、2019年ワールドカップに向けての話をして頂いたあと、グループに分かれて大会に向けたスローガンについて話し合い発表を行いました。普段とは違った視点で選手たちはラグビーについて考えることができました。

最後に、今までアカデミーコーチとし指導して頂いたケリーコーチが急きょ帰国することになり、最後のあいさつに来て下さいました。選手たちへ、代表にはラスベガス大会での検討を、アカデミー生には今後の活躍を応援しますとの言葉が送られました。アカデミー初期より選手の育成にご協力頂いたケリーコーチへ深く感謝を申し上げます。


宇賀神トレーナーよりストレッチの説明		ストレッチ		筋力トレーニング


筋力トレーニング		タックル講座		タッチゲーム


1対1		1対1		1対1でのAT・DFの動きを確認


2対1		4対3		吉岡コーチより練習の目的・内容について


試合前のストレッチ		ゲーム		ゲーム


藤レフリーからのレビュー		グループワーク		グループごとにスローガンの発表

スタッフもスローガンの発表を行いました

ケリーコーチと

●2月3日(金)　DAY1

本日より、第12回女子セブンズアカデミーが始まりました。今回のアカデミーは女子7人制代表との合同合宿となっております。初日のトレーニングは、まず班ごとに分かれて、チームビルディングを行ったあと、ハンドリングスキルのトレーニングを行いました。次に代表と中高生のアカデミーに分かれて練習が行われ、代表チームは大会に向けて、中高生のアカデミー生は引き続きハンドリングスキルの練習を行いました。中高生へのハンドリングスキルは、徳永臨時コーチ、勝田ＴＩＤ（タレントIDマネージャー）によって行われ、選手たちは基本スキルをしっかりと学んでいました。トレーニング終了後は各自でクールダウンを行いました。

夜は座学が行われ、栄養士の河谷さんを講師に迎え、食事の摂り方について話をして頂きました。講義後は、代表・アカデミー生が一緒になり、班に分かれ「朝食をいっぱい食べること」「試合前後の食事、補食」と言ったことをテーマにグループワークが行われました。代表選手が率先して、自身の食事の摂り方などを説明し、中高生も自分たちの状況について話をしていました。グループワーク終了後は、栄養士の方へ個別に相談しました。本日のトレーニングは以上で終了しました。