平林泰三 日本協会公認 A級レフリー 大会名称: 第64回シンガポールクリケットクラブ国際セブンズ大会 大会会場: シンガポール/パダンスタジアム 開催日: 2011年11月4日-6日 マッチオフィシャルズ: レフリー: ポール・マッカイ(シンガポール) ハリー・メイソン アーロン・リトルウッド ロビット・シン カイルム・ヒルミ ニック・ロング(香港) ノーマン・ドレイク(UAE) 平林泰三(日本) レフリー マネージャー: マット・オークリー(UAE) レフリー レビュアー: ダグ・シアラー(香港) スケジュール: 11月3日AM 成田空港を出発 PM シンガポールへ到着、リカバリートレーニング 11月4日AM リカバリートレーニング、ミーティング PM シンガポール国際セブンズ Day1 11月5日 レフリーブリーフィング シンガポール国際セブンズ Day2 11月6日 レフリーブリーフィング シンガポール国際セブンズ 最終日 アフターマッチファンクション 11月7日 リカバリートレーニング、シンガポールチャンギ空港を出発 11月8日AM 羽田空港へ到着 ○担当試合 11月4日: インパラ 22-5 シンガポール代表 ボルネオイーグルス 26-5 パルミラ 11月5日: ペンギンズ 57-0 インドネシア ピレニーズ 19-14 コテスロー バックス 17-7 コテスロー フランス 17-14 サニーバンク 11月6日: フランス 24-14 ランドウィック トップ16ファイナル ボルネオイーグルス 20-0 イースタンヘム カップ準々決勝 ボルネオイーグルス 12-5 サニーバンク カップ準決勝 デベタレブ 12-5 ポンソンビー ○大会中レフリング確認事項 * タイムキーパー-シグナルを明確にし、タイムキーパーと電光掲示板との時間管理をしっかりとする * バインディング-身体にバインドさせる。ラグパン/足は不可 * アシスタント-スクラムマネジメントを連携する * PK/FK -正しい位置からクイックタップをさせる * ラインアウト-バックスラインの10mラインを厳格にする * トライ後-給水係がキッカーの前を歩かないようにする * コンバージョン-インフィールドのマークからキックさせる ○まとめ: 第64回を迎えるシンガポールクリケットクラブ国際セブンズ大会へレフリー参加してきました。自分自身が選手時代に、数回参加した事もある大会でもあるので、色々な思い出がある特別な大会です。この大会は、クラブレベルの国際セブンズ大会としても非常に歴史がある大会で、シンガポール協会による運営でなく、シンガポールクリケットクラブと言う会員制スポーツクラブが大会運営している所も非常に特殊な大会です。 この時期は、IRBセブンズシリーズの直前と言う事もあり、いくつかのチームがウォームアップの位置づけ大会として参加してきます。今回は、フランス代表、日本代表、ケニア代表、スウェーデン代表が、名称を変えてディベロップメントチームとして参加していました。 湿度と気温が高く非常に過酷な環境でのセブンズ大会で、レフリーも1日に担当する試合数が多く、コンディションに気をつけながら一貫したパフォーマンスを心がけました。プール戦から難易度の高い試合を担当させて頂き、また、準々決勝・準決勝と、決勝戦に大きく絡む難しくシビアな試合を担当出来た事は色々な事を確認でき、また、良い経験を積む事が出来ました。 大会期間中には、シニアレフリーとして、ジュニアレフリーやアシスタントレフリーへのスキルフィードバックの役割をし、地元シンガポールレフリーやアジアレフリーのレフリング向上をサポートしました。 今回の派遣に際し、非常に短期間での滞在になりましたが、貴重な機会を頂き、手配と受け入れをして頂きましたシンガポールクリケットクラブさまと日本協会審判委員会に多大な感謝をいたします。