─ FOR ALL, FOR EARTH. ─
「エコキャップ運動」は東日本大震災の被災地・被災者支援にも貢献します

去る4月17日(日)、東京・秩父宮ラグビー場にて東日本大震災の復興支援を目的としたイベント「RUGBY:FOR ALL ニッポンのために!」が開催されたところですが、日本ラグビーフットボール協会と致しましては、さらに昨年10月からスタート致しました「エコキャップ運動」を通じても、被災地・被災者への支援に貢献したいと考えております。

エコキャップ運動は本来、環境保全(資源のリサイクル促進、CO2排出量の削減)と国際協力(発展途上国の子どもたちへのワクチン提供)を目的とするものですが、今般、ラグビー協会が回収したペットボトルキャップを贈呈しているNPO法人エコキャップ推進協会では、「極めて厳しい被災地の情況に鑑み、私たちはエコキャップの売上金を東北地方太平洋沖地震への義援金に充てさせて頂きたい」との方針を打ち出しています。

日本ラグビーフットボール協会では別途、義援金口座「JRFU東北地方太平洋沖地震義援金口」を開設して、これまでも広く義援金のお振込みを呼びかけておりますが、被災地の皆さまやその他関連されるすべての方々のさらなる一助となるよう、エコキャップ推進協会の上記方針に賛同したいと考えております。

よって従来から秩父宮ラグビー場でのキャップ回収等を通じて「エコキャップ運動」にご協力いただいております皆さま方におかれましては、キャップをリサイクルメーカーへ売却することで得られる売上金の一部(※)が東北地方太平洋沖地震への義援金に充当されることにつきまして、何卒ご理解・ご了承をたまわりますよう、お願い申し上げます。

(※)エコキャップ推進協会によれば、エコキャップ400個の売却で10円の売上金が得られます。なお、本来の目的であるワクチン提供への寄付活動は同時並行的に継続されるとのことです。

引き続き、環境保全活動、そして東日本大震災の被災地・被災者支援のために、「FOR ALL, FOR EARTH」の精神でエコキャップ運動へのご協力を宜しくお願い申し上げます。

日本ラグビーフットボール協会/環境部門