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神戸製鋼の苑田ヘッドコーチ(左)と平島キャプテン |
◎神戸製鋼コベルコスティーラーズ
○苑田右二ヘッドコーチ
「今日はグラウンドコンディションは良くなかったが、素晴らしい晴天の中、僕らのスタンダードを下げることなく、この試合でステップアップしようと臨みました。勝利できたのは良かったと思います」
──モチベーションは?
「相手に関係なく、日本一のチャンスがあれば自分たちでつかもうと、自分たちのスタイルを80分やり抜くことをターゲットにしてやって来ました」
──ディフェンスは?
「自分たちの約束事があるので、相手がトップウェストのチームと言えど、0点に抑えたのは良かったと思います」
──オフロードパスは効果的だったが?
「春から立ってプレーしようとやってきて、選手は半信半疑でやってきたことが分かってきて、チーム全体の力が上がったと思います。後半戦では、特に、相手と相手のスペースへ走り込むことができるようになり、自信になっています」
──この一週間は?
「日本選手権のキーポイントはコンタクトフェイズのディフェンスで食い込まれるか食い込むかだと思います。10チームの中で、一番そこでアグレッシブで熱量を持ったチームになること、そこがゲームを制すると思っています。負けられないという気持ちが大事です。今日はグラウンドコンディションが良くなくて、パスを受け取った瞬間ぐらっとする選手もいて、ひざを怪我しないか心配していました。100点満点かと言えばそうではないが、ゴール前のターンオーバーや、ラインブレイクされてもディフェンスできたのは次につながると思います」
──けが人は?
「相当帰ってきます。今日のメンバーと代わるかもしれません」
──FWで獲ったトライが多かったが?
「相手のウィークポイントを分析して、そこを突くのがセオリーです。今日はボールが散ってからFWでピック&ゴーでした。結構、練習試合をやっていますので、相手のウィークポイントは分かっていました」
○平島久照キャプテン
「今日は、本当にちょっと届かないところもありましたが、さらにレベルアップして戦って行きたいと思います」
──日本選手権でのレベルアップは?
「これまでやってきたことの精度が上がってきたと思います。レベルアップしています。ボールを動かし続ける中、最後にミスが起こっていましたが、それがなくなり、継続する精度が上がってきました」
──FWのトライが多かったが?
「結果がそうであっただけで、BKにもボールを回しました。ただFWとしても獲れたのはプラスでした」 |