公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長 岡村正、東京都港区)は、本日開催した理事会において、女子セブンズ日本代表の新ヘッドコーチに稲田仁氏が7月19日付で就任することを決定しましたので、お知らせします。

 

稲田 仁(いなだ ひとし) 略歴

出身地: 三重県

生年月日: 1983年1月22日

 

◇選手歴

1998-2001 東福岡高校

2001-2005 日本大学

2005-2014 サントリーフーズ

 

◇指導歴

2014年 日本ラグビー協会TIDマネージャー兼セブンズアカデミーコーチ

2015年 女子セブンズ日本代表コーチ

2016年 女子セブンズ日本選抜ヘッドコーチ

2016年11月 女子セブンズ日本代表ヘッドコーチ代行

 

■コメント

稲田 仁 女子セブンズ日本代表ヘッドコーチ

「日頃からサクラセブンズへの温かいご声援を頂き誠にありがとうございます。この度はこのような機会を与えて頂けたことに心から感謝申し上げます。東京2020オリンピックに向けて全身全霊で取り組んでいきたいと思います。11月からヘッドコーチ代行を務めさせて頂いた中で、リオデジャネイロオリンピック2016を経験した選手達のリーダーシップ、若い選手達の成長等サクラセブンズの大きな可能性を改めて感じています。2017年4月、6月のHSBCワールドラグビー女子セブンズシリーズ2016-2017参戦を通して世界のトップチームとのスキル面、フィジカル面の差を明確にすることが出来ました。世界との差を埋め、3年後に我々の目標であるメダル獲得を達成するためには世界一のスピードで成長し進化していく必要があります。選手、スタッフ共に一日一日、すべてのプログラムを考え抜き、世界一の質にしていくことで必ず目標を達成出来ると信じています。今後もサクラセブンズへの変わらぬご声援を何卒宜しくお願い致します」

 

岩渕 健輔 男女セブンズ日本代表 強化委員長

「リオデジャネイロオリンピック2016後、ヘッドコーチ代行としてチームを牽引してきた稲田氏は、周到な準備と緻密な計画で、2017年4月のHSBCワールドラグビーコアチーム予選大会で優勝し、2シーズンぶりのワールドラグビー女子セブンズシリーズ2017-2018復帰を決めてくれました。そして、3年後の東京2020オリンピックでのメダル獲得のため、新たな選手の発掘、育成だけでなく、情報戦略、スポーツ医科学など、さまざまなアプローチからラグビーの強化に取り組んでおり、リオデジャネイロオリンピック2016のチームから、大きくチームを飛躍させてきました。これからのセブンズのシーズンは、2018年のラグビーワールドカップ・セブンズの出場がかかるアジアラグビーセブンズシリーズ2017に加え、HSBCワールドラグビー女子セブンズシリーズ2017-2018、ラグビーワールドカップ・セブンズ2018、そして第18回アジア競技大会と1年間休みなく続きます。そのプランニング能力と指導力でチームを成長させてくれることを信じています」