「日・韓・中ジュニア交流競技会」スケジュール /U17日本代表メンバー ●8月23日(月) 本日、12時に関西国際空港を出発し、3時間ほどのフライトの後、中国河南省鄭州市へ到着しました。人口760万人が頷けるほど活気に満ちあふれた街で、近代的な高層ビルが建ち並ぶ一方で、交通量の多さや文化の違い(5車線道路を平気で横断する家族連れや高速道路を逆送する自転車など)に選手達も驚いていました。 1時間ほどバスで走った後に、滞在ホテルである河南省黄河迎賓館へ到着。大変素晴らしいホテルであり、選手たちも目を丸くしていました。敷地内には芝生の広場やプールなどの施設もあり、遠征の滞在先としては抜群の環境です。明日の午前中は、この素晴らしい環境の中で試合に向けての調整を行います。午後は、試合会場である河南省体育学校サッカー場にて、公式練習を行う予定です。 空港にてリラックスした表情の選手たち U17日本代表選手団 近代的な建築物が建ち並ぶ鄭州市 黄河迎賓館のレストラン 食事中の選手たち 食事中の選手たち 食事中の選手たち ●8月22日(日) 合宿最終日、国内での練習も今回が最後となります。 パスやDFのUPドリルなど基本動作の途中で、ゆっくりとストレッチを行いながら練習がスタートしました。昨日の課題であったサポートを中心に約2時間の練習を行い、最後に佐野トレーナーによる筋力トレーニングを行いました。強度の高いメニューを皆で声を出し合いながらしっかりと行い、大変良い雰囲気で直前合宿最後の練習を終えました。 午後は、大阪の日本選手団前泊ホテルへ移動し、初めて他の競技の選手団と顔を合わせました。選手たちは、改めて日本代表としての使命と責任を実感したようです。 明日はいよいよ中国へ向かいます。心身ともにベストの状態で戦い、高校代表やU20等、未来につながる有意義な遠征にしたいと思います。 パス&サポート ハイパントの競り合い 佐野トレーナーによるフィジカルトレーニング 苦悶の表情を浮かべる小野垣選手と渡辺選手 水だけでなくガソリンも入れる佐野トレーナー ●8月21日(土) 本日も好天に恵まれ、合宿3日目がスタートしました。 午前中、中竹コーチングディレクターによるW-UPでは、グラウンドの4箇所にマーカーがセットされ、それぞれの箇所で目的を明確にしたメニューが行われました。 その後、4列パスからダイヤモンドサポートに移行するドリルが行われ、昨日の課題であったサポートとキックチェイスに特化した練習が行われ、午前練習を終えました。 午後は兵庫選抜と合同練習を行いました。各チームW-UP後、FWは昨日の課題であったラインアウトモール、BKはアタックディフェンスを行い、15分×3本のアタックディフェンスで課題の確認をしました。今合宿で取り組んできた練習の成果が所々で見られ、また新たな課題も見つけることができ、大変有意義な合同練習を行うことができました。 兵庫選抜の皆様ありがとうございました。 明日は、午前中練習して、大阪の前泊ホテルへ移動します。 中竹CDによるW-UP(1) 中竹CDによるW-UP(2) 中竹CDによるW-UP(3) ダイヤモンドサポート 選手たちへ指示を出す森監督 前田団長からのアドバイス 久内選手にアドバイスする朽木コーチ 兵庫選抜とのアタックディフェンス 森監督 練習後のスタッフ陣と応援に訪れた紙谷ユースコーチ ●8月20日(金) 雲ひとつない青空、人工芝のグラウンドと素晴らしい環境の下、合宿2日目が始まりました。 午前の練習は、DFとATの基本を中心にメニューが組まれました。 W-UPから、低く、はやく等日本スタイルの動きを取り入れ、選手たちは暑さに負けず積極的に練習に取り組んでいました。その後、朽木コーチにより、(1)はやくセットする、(2)はやく激しく前に出る、という二つのポイントが明示され、DFドリルを行いました。発展ドリルでは外が2人以上余った状況でのDFの動きを確認しました。 移動バス車内。雰囲気の良さが伝わります W-UPでのひとこま こちらもW-UP コンタクト練習時、選手にアドバイスをする中竹CD 後半は、森監督によるATドリルを行いました。ダウンボールから始まり、基本的な動きからコミュニケーションをとりながら状況を判断するドリルへと発展していき、最後に11人でのチームラン(コンビネーション)を行いました。 当初は遠慮がちでしたが、徐々に各々がコミュニケーションをとり始め、チームとしての雰囲気は良くなっています。 午後は天理高校と合同練習を行いました。FWはスクラム・ラインアウトモールを合わせ、BKはアタックディフェンスを中心に練習を行いました。 その後、15分×2本のアタックディフェンスを行い、2日目の練習を終えました。 天理高校の皆さん、ありがとうございました。 天理高校とスクラム練習 天理高校とモールの攻防 BKはラインを合わせました アタックディフェンスの様子1 アタックディフェンスの様子2 夕食後のミーティングの始めに、日韓中ジュニア交流大会の団長であり日本ラグビー協会高校担当理事である前田先生よりご挨拶いただきました。 その後、選手を3チームに分割して、本日の練習(特に天理高校とのアタックディフェンス)における課題の確認と対策を、各チームより全体にプレゼンテーションしました。 選手の課題と対策を受け、森監督より明日の練習内容が提示されミーティングを終えました。その後も遅くまでFW・BKに分かれて積極的な話し合いがなされていたようです。 明日の午後は兵庫選抜とのゲームを予定しています。 『今日の満足より明日へのモチベーション』 明日も頑張りましょう!! 前田団長よりご挨拶 真剣に話し合う選手たち 選手によるプレゼンテーション ●8月19日(木) 本日より日韓中直前合宿が始まりました。 受付後、佐野トレーナーによるメディカルチェックを経て、開講式が行われました。 開講式では、高体連ラグビー専門部副部長の天野先生、ユース統括の高崎先生より日本代表としての自覚と責任等についてお話しいただきました。 閉式後のミーティングで森監督よりU17日本代表としての目的や戦略、理念について確認していただきました。グラウンドへ移動後、いよいよU17日本代表としての活動が始まります。 W-UP後、朽木コーチによるフィジカルトレーニングが行われました。選手たちは意欲的にシャトルランやダウン走、7ミニッツ等のメニューに取り組み、かなり気温の高い中での練習だったのですが、良い雰囲気でユニット練習へ移行しました。FWはラインアウト、BKはキックを中心に練習を行いクーリングダウン。 夜のミーティングでは、森監督より明日の練習の目的等について説明していただきました。 明日の午後は、天理高校との合同練習(アタックディフェンス等)の予定です。 選手スタッフ一同、明日も元気に頑張ります!! 高体連ラグビー専門部副部長天野先生 ユース統括高崎先生 W-UPの様子 ボールを使ったフィットネストレーニング(頑張れフロント陣) 朽木コーチより練習ポイントの説明 練習中、選手に襲いかかった蜂を長谷川選手が撃退 ラインアウトの練習 選手の意識の高さが感じられ ミーティングの様子。森監督の言葉を熱心に聞く選手たち 佐野トレーナーよりコンディショニングについて