2月20日、秩父宮ラグビー場で「U23女子7人制日本代表セレクションマッチ」が開催された後、記者会見が行われました。
会見では、まず岸田則子・女子ラグビー連盟専務理事・日本協会女子代表ディレクター(下の写真中央)が、本年度の女子ラグビーの活動予定を発表しました。 「今回は、2016年のオリンピック出場を視野に入れて、3月の香港ウイメンズセブンズでは、思い切ってU23日本代表というメンバーで参加することにしました」という岸田ディレクター。小学校5年生以上から未来のジャパンをめざして広く人材を募集する「トライアウト」や、春にはU18香港代表の来日なども計画されており、これまで以上に活発な予定となっています。 今年度の主な活動として、下記のスケジュールが紹介されました。
注目されるのは、5月22日に秩父宮ラグビー場で行われる「アジア五カ国対抗」の前座として行われる、日本代表対香港代表のテストマッチです。秩父宮で、女子代表のテストマッチが行われるのは史上初となります。
続いて、黒岩純・女子日本代表コーチが、本年度の女子7人制日本代表の目標を説明しました。 また、黒岩コーチから、「練習の態度も、ラグビーのパフォーマンスも、チームで一番。他の選手を引っ張っていってほしい」という理由で、キャプテンに選ばれたのは、鈴木彩香主将(横濱ラグビーアカデミー)。香港ウイメンズセブンズに向けての抱負を次のように語りました。 「今後は、アジアでは中国など体の大きなところと、どのようにして戦っていくかが大切だと思います。そのためには、個々の力を上げることと、組織的なスピーディーなラグビーをする必要があると思います。15人制のワールドカップが私達の大きな目標ですが、今後はそれに加え、さらに大きな大会であるオリンピック種目決定によって、今まで以上にモチベーションが上がりました。オリンピックに向けて、私たちは始まったばかりで、ここがスタートだと思っていますので、応援よろしくお願いします」 香港大会へ向けて結成されたU23女子7人制日本代表。いよいよ、3月6日の味の素ナショナルトレーニングセンターでの強化練習からチーム活動を開始します。
|
女子セブンズ日本代表(サクラセブンズ) HSBC SVNS 2024バンクーバー大会 第三日(最終日)試合結果と選手コメントのお知らせ
2024.2.26 (月)
女子セブンズ日本代表