2月14日の日曜日は、2回戦(東京・秩父宮ラグビー場)。第1試合は、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスがトヨタ自動車ヴェルブリッツに挑みます。そして第2試合は、今シーズン新たに導入された「ワイルドカード」から勝ち上がってきたNECグリーンロケッツが、大学王者の帝京大学と対戦します。
日本選手権大会組合せ

日本選手権大会プレビュー

2月14日(日) at 東京・秩父宮ラグビー場
12:00キックオフ 第1試合
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス vs トヨタ自動車ヴェルブリッツトップリーグ昇格を決めたNTTコミュニケーションズは、来季を見据えTL上位のトヨタ自動車にチャレンジしたい。NTTコミュニケーションズとしては、SH中山主将、SO君島のHB団でゲームを作り、FW戦では、LO申、馬屋原のツインタワーで制空権を握りたいところ。BKの切り札、ジェラードの投入のタイミングにも注目したい。対するトヨタ自動車は、FWとBKのバランスが非常に良く、ボールを大きく動かすラグビーを見せたい。機動力という点では、NO8菊谷、SH麻田主将らがキープレーヤーといえる。今回SOに馬場が入り、アイイをFBに下げる布陣となった。WTB久住、水野とのトリオで走り回りたいところ。
注目はセットプレー。FW戦でNTTコミュニケーションズが対等に戦えればチャンスは広がるだろう。

2月14日(日) at 東京・秩父宮ラグビー場
14:00キックオフ 第2試合
NECグリーンロケッツ vs 帝京大学

戦前の予想を覆し優勝候補の一角・サントリーサンゴリアスを同点に抑え、抽選で2回戦進出権を得た NECグリーンロケッツは、持ち前の激しいディフェンスが復活。ゴールラインを背にしても途切れることのない集中力はさすが。NO8ラトゥの、背中でチームを牽引するキャプテンシーもチームに好影響を与えている。相手は大学王者だが、ひたむきな NECらしいディフェンスから勝機を掴みたいところ。

対する今年度の大学チャンピオンの帝京大学は、1回戦でクラブ王者の六甲を相手にボールを大きく動かすスタイルで圧倒。チーム力の高さを見せ付けた。FL野口主将を中心とした鍛え上げられたFWで真っ向勝負を挑みたい。BKには、世界大会を経験した選手も多く、TLチームを相手にも積極的にチャレンジしてほしい。