8月14日~17日にマレーシアで行われた「Jonah Jones Rugby 7s Tournament 2009」に日本協会公認A1レフリー 久保修平氏が参加しました。以下は久保レフリーによる報告です。

1 はじめに

8月14日(金)より8月17日(月)まで、マレーシア・クアラルンプールにて開催されたJonah Jones Rugby 7s Tournament 2009へレフリーとして参加いたしましたので報告させていただきます。
Jonah Jones Rugby 7s Tournament は今年で125周年となるRoyal Selangor Club がHost Club として大会運営を行っており、マレーシアで一番歴史がある7人制の大会です。

2 日程

8月14日(金)移動 Team Manager Meeting,Match Official Meeting
8月15日(土)Tournament Day One at Royal Selangor Club
8月16日(日)Tournament Day Two at Royal Selangor Club
8月17日(月)移動

初日のマッチオフィシャルミーティングで、マレーシアのレフリー委員長や平林レフリーからルーリングの確認とファウルプレーへの厳しい対応を確認しました。大会中の1日の流れは、朝は7時過ぎにホテルへ迎えが来てグランドへ向かい、8時半から最初のゲームが始まり最後のゲームは夕方6時半過ぎまで続くというハードな日程でした。

3 参加チーム

マレーシア国内チーム
海外チーム(シンガポール、ブルネイ)

4 カテゴリー

Super League
Club
Colts
Women

5 参加レフリー

香港から3名、日本から2名、シンガポールから1名、マレーシアから多数

6 レフリー担当

(1)1日目予選リーグ
Clubカテゴリー3試合 Coltsカテゴリー1試合

(2)2日目決勝リーグ
Clubカテゴリー2試合
Super Leagueカテゴリー1試合
Clubカテゴリープレートファイナル

大会2日間で8試合を担当しました。両日とも朝の8時半過ぎから笛を吹き、日本では経験したことの無いスコールや暑さに苦しみましたが、Super Leagueカテゴリー(フィジー人が多数在籍)の試合を担当したり、最終日にはClubカテゴリープレートファイナルを担当することができました。

7 おわりに

今回、マレーシアで最も歴史のある大会に参加できたことは、私にとって大きな経験となりました。特に人種・文化が違う様々な人々とグラウンドの内外で関わる中で、コミュニケーションの取り方については得るものの多い大会になったと思います。また、海外でレフリーをするということについて考えるいい機会にもなったと思います。今回の経験を今後のレフリー活動に活かしていきたいと思います。
最後になりましたが、現地では大変お世話になりましたマレーシアラグビー協会・Royal Selangor Clubの皆様、またこのような貴重な機会を与えてくださった岸川審判委員長はじめ日本ラグビーフットボール協会の皆様に、快く送り出してくださった職場の皆様にこの場をお借り致しまして心より感謝申し上げます。