ラパセ会長と麻生首相
ラパセ会長と麻生首相

2015年・2019年のラグビーワールドカップ日本招致に向けた活動の一環として、4月8日から10日まで、日本を訪れていたRWCL(ラグビーワールドカップ・リミテッド)ベルナールラパセ会長(IRB会長)、同マイク・ミラー マネージング・ディレクター(IRB CEO/セクレタリー・ジェネラル)らが、9日に日本ラグビー協会のプレゼンテーションを受けたあと、メディアに対して現状の説明を行いました。

2015・19年のラグビーワールドカップ開催国に関しては、5月8日に入札文書を提出、その後同月13日にIRBの理事会にて、立候補国のプレゼンテーションが行われます。そして7月28日のIRB理事会で、開催国が発表されます。

◎ベルナール・ラパセRWCL会長
「今回の訪問では、日本の政財界のトップにお会いできるなど日本ラグビーフットボール協会を始め関係者の皆様のご尽力に感謝いたします。
麻生総理を始めとし、政財界が日本でのラグビーワールドカップ開催にご支援頂けるという事に、非常に好印象を持ちました。
国会ラグビークラブも、今回の来日に合わせて総会を開催していただき、その場でご支援を決定頂いたことは、大変大きなプレゼンテーションとなりました。
日本は、イングランドなどの強豪国と今回のワールドカップ招致を争っていますが、日本ラグビー協会のプレゼンテーションにもあったアジアのラグビー発展という目的は、政財界のサポートと並び、IRBの理事会に対して、強力なメッセージとなるでしょう。
アジアの、そして世界のラグビーに対して、日本が何ができるのか。今後もラグビー全体の発展に向けて、活動を続けて頂きたいと思います」

会談は首相官邸を訪問して行われた
会談は首相官邸を訪問して行われた

◎森喜朗・日本ラグビーフットボール協会会長
「日本のラグビーに対する姿勢を示せたと思うが、IRBの皆さんはお立場上、冷静なところでご覧になっていたようです。
麻生総理とは、終始英語で会話をされて、楽しくお話しいただいたようで、大変喜ばしく思います。
もう少し日本の春を楽しんでいただきたかったが、厳しい日程の中、今回来日頂き感謝申し上げます。5月には、気持ちを新たにプレゼンテーションに挑みたいと思います」

◎マイク・ミラーRWCLマネージング・ディレクター
「これまで5つの協会を訪問し、どの協会も強力なプレゼンテーションを用意されていました。どの協会も強みを持っていますが、間違いなく日本も強みを持っています。
日本はレベルの高い、素晴らしいラグビーワールドカップを開催できると、今回の訪問で確信しました」

塩谷文部科学大臣(左から4人目)を訪問
塩谷文部科学大臣(左から4人目)を訪問

 

国会ラグビークラブ総会にて
国会ラグビークラブ総会にて