5月12日(日)に行われた「RWCTS(ラグビーワールドカップトレーニングスコッド)オーストラリア遠征 第1戦 ウルフパック 対 ブランビーズB戦」の試合結果をお知らせします。
選手の入替・交替および試合経過の記録の一部は日本ラグビー協会によるものです。
■RWCTSオーストラリア遠征 第1戦 ウルフパック 対 ブランビーズB戦 試合結果
- ●試合日:2019年5月12日(日)13:45キックオフ(日本時間12:45キックオフ)
- ●会場:GIOスタジアム(オーストラリア・キャンベラ)
- ●試合結果:ウルフパック 66-17 ブランビーズB (前半38-7)
■出場メンバー(◎はキャプテン)
No. |
氏名 |
入替・交替 |
---|---|---|
1 |
中島 イシレリ |
→17. 稲垣(後半23分) |
2 |
坂手 淳史 |
→16. 堀越(後半0分) |
3 |
ヴァル アサエリ愛 |
→18. 具(後半23分) |
4 |
ジェームス・ムーア |
→20. ファンデルヴァルト(後半26分) |
5 |
ヘル ウヴェ |
→19. 大戸(後半31分) |
6 |
ピーター・ラブスカフニ ◎ |
→21. 徳永(一時交替、前半11〜19分) →21. 徳永(交替、前半31分) |
7 |
布巻 峻介 |
|
8 |
姫野 和樹 |
|
9 |
流 大 |
→22. 田中(後半31分) |
10 |
松田 力也 |
|
11 |
福岡 堅樹 |
→24. 尾﨑(後半31分) |
12 |
中村 亮土 |
→23. 立川(後半31分) |
13 |
梶村 祐介 |
|
14 |
レメキ ロマノ ラヴァ |
→25. 松島(後半23分) |
15 |
ウィリアム・トゥポウ |
|
16 |
堀越 康介 |
|
17 |
稲垣 啓太 |
|
18 |
具 智元 |
|
19 |
大戸 裕矢 |
|
20 |
ヴィンピー・ファンデルヴァルト |
|
21 |
徳永 祥尭 |
|
22 |
田中 史朗 |
|
23 |
立川 理道 |
|
24 |
尾﨑 晟也 |
|
25 |
松島 幸太朗 |
|
■試合経過
前半 |
Team |
Name |
種別 |
W |
|
B |
---|---|---|---|---|---|---|
2 |
W |
6. ラブスカフニ |
T |
5 |
- |
0 |
3 |
W |
10. 松田 |
G |
7 |
- |
0 |
16 |
W |
2. 坂手 |
T |
12 |
- |
0 |
17 |
W |
10. 松田 |
G |
14 |
- |
0 |
20 |
B |
|
T |
14 |
- |
5 |
21 |
B |
|
G |
14 |
- |
7 |
23 |
W |
7. 布巻 |
T |
19 |
- |
7 |
24 |
W |
10. 松田 |
G |
21 |
- |
7 |
31 |
W |
10. 松田 |
PG |
24 |
- |
7 |
36 |
W |
11. 福岡 |
T |
29 |
- |
7 |
37 |
W |
10. 松田 |
G |
31 |
- |
7 |
40 |
W |
8. 姫野 |
T |
36 |
- |
7 |
40 |
W |
10. 松田 |
G |
38 |
- |
7 |
後半 |
Team |
Name |
種別 |
W |
|
B |
11 |
B |
|
T |
38 |
- |
12 |
14 |
W |
8. 姫野 |
T |
43 |
- |
12 |
15 |
W |
10. 松田 |
G |
45 |
- |
12 |
23 |
W |
16. 堀越 |
T |
50 |
- |
12 |
24 |
W |
10. 松田 |
G |
52 |
- |
12 |
27 |
W |
25. 松島 |
T |
57 |
- |
12 |
29 |
W |
10. 松田 |
G |
59 |
- |
12 |
36 |
B |
|
T |
59 |
- |
17 |
40 |
W |
7. 布巻 |
T |
64 |
- |
17 |
40 |
W |
10. 松田 |
G |
66 |
- |
17 |
※W=ウルフパック
※B=ブランビーズB
■ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ
「自分たちのベストを尽くそう、という意識はあったが、実際にはなかなかそうはいかなかった。努力や気持ちの面、取り組む姿勢は良かったが、細かいミスが多かった。ペナルティも多く、そこはレフリーの解釈の部分もあるが、そこに適応していなかくてはいけない。最初から素早く展開でき、相手のディフェンスを上回ることができた。相手がどうであるかよりも、自分たちにフォーカスしてこだわっているので、それをしっかり実現できたと思う。まだ改善の余地あるが、いい攻撃を重ねて得点することもでき、感心していた。怪我から復帰した選手については、いいプレーをした選手もいたが少し荒い部分もあった。10日間のオフを挟み、移動し、(オーストラリアに到着後の)準備期間も3日という状況でこのようなチームと対戦するというのは困難だと思うが、そういった条件を考慮した上では全体的にハッピーだ。
まだまだ先は長いが、一歩一歩確実に進んでいると思う」
■流 大バイスキャプテン
「試合のスタートは良かった。意識してきた先制パンチはできたが、後半の入りで不用意なペナルティをいくつかしてしまい、相手に流れを渡してしまった。自分たちが上手くいかなくなると、プレッシャーからペナルティをしてしまったので改善が必要だと思う。その為にはレフリーの声をもっと聞き、レフリーの特性を感じ取らなければならない。
2月のRWCTSキャンプからやってきたことを着々と試合でできるようになってきているが、最終戦となる次のレベルズB戦で一歩でも二歩でも成長できたと思えるように準備しなければならない。今はまだ、今後のワールドラグビー パシフィック・ネーションズカップ2019(PNC)などで通用するレベルではないと思っている」
■中島イシレリ選手
「自分のやるべきことができたと思っている。ただ、スクラムがうまくいっていない時はきつかった。
プロップとして今回が2度目の先発出場で、慣れてきた。少しずつ自信もついてきているが、スクラムをもっと修正したい。今回は前回よりも体重を落としたこともあったので前回よりも長い60分間、走ることができた。次がウルフパックとしては最後の試合となるが、いつも通りのプレーをこころがけたい。相手のスクラムを止め、セットピースの精度ももっと上げ、勝って帰国したい」
■布巻峻介選手
「前半はほぼ完璧だったが、後半は質が落ちてしまった。ペナルティが多かったり、流れの悪い時間帯が長かったので、そこを途中で修正できればもっと良かったと思う。
試合だけではなく長い時間一緒にいることで、意識的にコミュニケーションを取らなくても意思疎通できる部分は増えてきている。また、毎週毎週準備を重ねることでチームの質は高くなってきているので、一体感はいい状態だと思う。
ジョセフヘッドコーチからは常に『いい判断をするように』と言われているので、その点は練習中から意識するようになった。今日の試合でも、チームのディフェンスシステムを優先する所と、ジャッカルでボールを奪うチャンスがある時の判断のスピードに集中でき、自分の持ち味が出せた。このように質の高いプレーを大事にし、1つ1つのプレーを高いレベルでやる事を意識している」
■姫野和樹選手
「復帰戦で怪我をしなかった事には満足している。プレーに関しては、完全ではなくまだまだ改善していきたい。自分の持ち味は出せていたが、上のレベルでやるにはより工夫が必要で、自分自身に満足しないことが成長の鍵となる。フィジカル、ボールキャリーのスキルをもっと上げていきたい。組織化された相手に対してはもっと工夫していかなければならない。試合途中からゲームキャプテンを務めたが、レフリーとの会話がなかなかできなかった事は反省点。無駄なペナルティが多かったので、そこは次に向けて修正できる部分だと思う」
■松田力也選手
「いいキックがチームにいい影響を与えると思っている。キックに対して毎回同じアプローチができるように集中すれば良い結果が出ていると思う。ウェスタン・フォース戦に比べると規律面のコントロールができた反面、コミュニケーションの重要性を改めて感じた。例えば、前半はフォワードが勢いよく前に出てもコミュニケーションが足りずミスをしてしまったので、いいモーメントの時にボールをもらえるようにコミュニケーションを取って行きたい。
次戦がウルフパックの集大成になるので、いい準備をして今までで一番いい試合をすることが大切だと思う。ゲームコントロールはもちろん、チームをしっかり準備させる所でもリーダーシップを発揮していきたい」
■中村亮土選手
「ウェスタン・フォース戦で出た課題の修正と、今週に向けてやってきた準備が試合でしっかり出せたので、スコアも内容的にも良かったと思う。いい試合ができた。ボールキャリアーが簡単にパスしてしまったり、状況を見て判断しないといけないところを少し簡単な判断をしてしまったところがあったので、そこは次戦に向けての新たな課題である。全体的に、後半ゆるんでしまう時間帯などが前回に比べてなかったので、そこはいい修正ができたと思う」