公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:森重隆、東京都港区)は、「ラグビーワールドカップ2019日本大会」のワールドワイドパートナーであるランドローバー協賛のもと、2019年11月に未就学児、小学生、中学生を対象とした全国一斉ラグビー体験会を実施しますのでお知らせいたします。
各スクールでの体験会の開催詳細に関しては、ラグナビ( https://rugby-navi.jp/)をご確認ください。

 日本国内のラグビー普及を目的とした全国一斉ラグビー体験会は、「ラグビーワールドカップ2019日本大会」後のレガシーとするべく、2018年にスクールが全国規模で連携して始まりました。ラグビーの魅力と精神が引き続き日本中に浸透することを目指しております。
 インパクトビヨンドのレガシープログラムは、すでにアジア全体で180万人の新規参加者を記録し、この全国一斉ラグビー体験会を通じて、ラグビーワールドカップ後に次世代のラグビープレイヤーを育成することを目指しております。今年4月、5月にはランドローバーのアンバサダーであり日本代表選手のリーチ マイケル選手と田村優選手も参加し、8,000人以上の子どもたちがこの体験会に参加してくださいました。
 さらに今回は、ランドローバーと共同でオリジナルのラグビーボールを製作し、全国のラグビースクール400校以上に提供いたします。ラグビーが持つ価値を学び、より多くの子供たちがラグビーの楽しさを経験してくれることを目指しております。

■コメント

■公益財団法人日本ラグビーフットボール協会 会長 森重隆

「日本におけるラグビー普及育成戦略の中心的なプログラム『Impact Beyond 2019』の活動の1つである『全国一斉ラグビー体験会』を、今春に引き続きこの秋も全国のラグビースクールで開催いたします。
 この『全国一斉ラグビー体験会』では一人でも多くの子供たちがラグビーボールを持ち、ラグビーを体験し知ってもらうことを目的としており、4月から5月にかけて日本全国での開催では8,000人以上の子どもたちにラグビーを体験して頂くことができました。そして、春に引き続き、スポーツ界において長きにわたり貢献されているランドローバー社が、この体験会のパートナーとして私どものラグビー普及発展の道のりに加わって頂き、さらに全国のラグビースクールへボールを提供して頂けることに感謝申し上げます。
 RWC2019での日本代表の活躍などによる日本におけるラグビーの盛り上がりを通して、多くの子どもたちにラグビーの精神をしっかり理解してもらうために、皆様のご理解とご協力をいただきつつ、着実にこの『全国一斉ラグビー体験会』をはじめとする様々なラグビー普及育成のプログラムを引き続き進めて参ります。このたびパートナーとなって頂いたランドローバー社や、ここまでご協力頂きました全国のラグビースクールをはじめとする関係者の皆様に心からお礼を申し上げるとともに、引き続き日本ラグビーへの熱いご支援を重ねてお願い申し上げます」

■ジャガー・ランドローバー・ジャパン代表取締役社長 マグナス・ハンソン

「ランドローバーは、これまで20年以上にわたって、世界中のラグビー活動を支援しており、特に草の根レベルのラグビー活動には注力してきました。全国一斉ラグビー体験会に加え、ラグビーワールドカップ2019日本大会のワールドワイドパートナーとして行っているマスコットキッズプログラムを通じ、日本そして世界中からの子どもたちがこの歴史的な大会を支える一員として活躍してくれています。
 全国一斉ラグビー体験会が11月から再び行われますが、ランドローバーとしては、このプログラムを支援するとともに、日本中のラグビースクールにラグビーボールを配布したいと思います。大会終了後も、多くの日本の子どもたちがラグビーに触れ、続けていってくれることを願っております。」

■ワールドラグビー会長 ビル・ボーモント

「日本代表の素晴らしい活躍は、ラグビーワールドカップ2019日本大会をより一層盛り上げており、日本全国でラグビーファンが増えています。日本代表の選手の活躍による盛り上がりは、すでにこの大会のハイライトと言えるでしょう。また、出場している20チームが、日本全国で多くの人々に感動を与え、それぞれの場所でこの大会が持つ精神に触れてくださっています。長きに及ぶレガシーを作りあげていくことは、日本でラグビーの普及を進める上ではとても大切であり、ワールドラグビーが今回のラグビーワールドカップを世界でも若い世代が多く、人口の多いアジアでの開催を決めたことに繋がります。11月と12月に日本ラグビーフットボール協会が開催する全国一斉ラグビー体験会は、普及への熱意を示し、新しくラグビーを始める男の子、女の子、そして大人の方々にもラグビーの楽しさや喜びを伝えることができると思っております。ラグビーが持つ価値を多くの人々に広げることは大変素晴らしい機会です。
 2019年の始まりとともに、Impact Beyondのプログラムは、すでにアジアで180万人のラグビー参加者を記録しております。日本では100万人もの人々が参加しています。ラグビーワールドカップはすでにテレビの視聴者もかつてない数字を記録しており、歴史に残る大会となっています。アジアにおけるラグビーはこれから大きく変革していくでしょう」