メンバー・スケジュール

12月23日

夜明け前の体重測定を経て、恒例の早朝セッションでキャンプ最終日がスタート。本日のセッションは、オフロードパスとディフェンスセットアップです。徐々にアウトプットの声も出始め、選手たちの日々の成長が感じられます。

練習後は柔道場の清掃。「使用前より美しく」をモットーに、当たり前のことを行います。

最終セッションの前に、昨日の練習映像を確認。レビュー(振り返り)を通して、自分たちの成長を実感し且つ課題を明確にする。そして、更なる成長には何が必要か、何をすべきかを考え実践します。

グラウンドに移動し、3日間の成果を発揮する最終セッション。ターゲットは「自発的に爆発する」。これまで学んだ様々なスキルに全力で取り組みます。最初のトレーニングは、各コーチがそれぞれスキルブースを設け、選手が取り組みたいスキルを選択するスタイル。

その後、ユニットトレーニング、ブレイクダウンと続き、最後のトレーニングは高強度のゲームライクトレーニング。随所に取り組んできたスキルが発揮され、褒めるコーチの声、励まし合い、アウトプットで学び合う選手たちの声、そして楽しそうに笑顔でプレーする選手たちの姿が大変印象的でした。

今回参加してくれた選手たちの今後の活躍を期待するとともに、この中から一人でも多くの日本代表が誕生することを願ってやみません。

最後になりますが、今キャンプを実施するにあたり、ご協力とご理解、ご尽力いただいた関係各位に心より御礼申し上げます。多くの皆様のご厚意により、大きなけがや事故もなく、皆が成長を実感できる大変有意義な時間を過ごすことができました。今後も引き続きよろしくお願いいたします。


12月22日

まだ薄暗い早朝、SKILLセッションからキャンプ2日目のスタートです。本日のセッションは、大学構内にある柔道場をお借りして安全にフォーカスしたタックルの基本とハンドリングスキル。徐々にコミュニケーションも活発になり、「ONE TEAM」の雰囲気が出てきました。

午前セッションの前に、昨日のレビューと本日の練習についてミーティング。ゴールとキーワードを明確にして練習に臨みます。

その後グラウンドに移動して、今合宿3回目のセッションスタート。ターゲットは「武器を認識し、使えるようになる」。ボールキャリアスキルやアタックスキル、ユニットトレーニングを行い、最後はゲーム形式のトレーニング。午後の練習に向けた良い準備ができました。

全てのセッション後に個人レビュー。GOOD(良かった点)- BAD(改善を要する点)- NEXT(次に何をすべきか?)を抽出します。

昼食後、ユース戦略部門の山神部門長より挨拶。素晴らしい才能を開花させるためには「世界と戦う覚悟をもつ」ことが重要であるとの話がありました。

午後のセッション前に、映像でGOODイメージの共有。

4回目のセッションテーマは「高強度の下で武器を使い切る」。ユニットトレーニングに始まり、クリーンアウトスキルからブレイクダウンスキル、ゲームライクトレーニングに発展させた強度の高いトレーニング。高強度で身体をぶつけ合った選手たちは積極的にコミュニケーションをとるようになり、正に「ONE TEAM」。大きなけがや事故もなく、大変有意義なセッションとなりました。

チームミーティング後に1 on 1ミーティング。

今キャンプも明日で最終日。互いに高め合い、多くを学び、最高のセッションにしたいと思います。


12月21日

本日より、京都府京田辺市・同志社大学京田辺キャンパスの施設をお借りし、第6回TIDキャンプ(BIGMAN & FASTMAN CAMP)が始まりました。

全国から「体が大きい」や「スピードに優れた」選手たちが一堂に会し、今日から3日間、仲間たちと共に多くのことを学びます。

開講式では、野澤リソースコーチから本合宿の目的とテーマについて話がありました。本日のテーマは「頭の配線を変える」。選手たちの真剣な眼差しが各々の成長を期待させます。

開講式後、グラウンドに移動し最初のセッションがスタート。ウォーミングアップから立ち幅跳びの計測、その後FWとBKに分かれてユニットトレーニングを行いました。FWはスクラムの安全な倒れ方とSBP(Strong Body Position)の確認、SPEEDトレーニング。BKはSPEEDトレーニングからSKILLトレーニングに移行。全てのトレーニングの合間にアウトプットの機会を設け、互いに学びを深め合います。

その後、戦術の基本トレーニング。サポートに入っていただいた同志社大学ラグビー部の皆さんの声掛けも助けとなり、大変良い雰囲気で初日のセッションを終えました。

夕食後のミーティングでは、里コーチからSPEEDトレーニングの振り返りとSPEEDの必要性について、山内トレーナーからはリカバリーの重要性と方法について話がありました。選手たちは、映像から視覚的な刺激を受け、実践から体感し、更なる理解が深まったようです。

明日は早朝セッションで一日が始まります。互いに多くを学び合い、日々の成長を実感したいと思います。