本日5月11日日本時間夜に開催されたワールドラグビーの理事会において、ワールドラグビーの定款の一部(第9条)改定が承認されました。本定款の改定は、日本ラグビーフットボール協会がハイパフォーマンスユニオンとして認められたことを受けて行われた改定となります。

本改定の承認をもって、ワールドラグビーによる加盟協会の新たなカテゴリー区分において、日本ラグビーフットボール協会は最上位のカテゴリーとされるハイパフォーマンスユニオンに属し、ワールドラグビー理事会における投票権が従来の2票から3票になることが確定いたしましたので、当協会代表者のコメントを以下の通りお知らせいたします。


土田雅人(公財)日本ラグビーフットボール協会  会長コメント

「このたび日本がハイパフォーマンスユニオンとしてワールドラグビーから認められ、世界のラグビー界を率いるトップユニオンと肩を並べることができますことを、誠に光栄に存じます。当協会は1926年に発足して以降およそ100年、全国各地の関係者の地道な貢献に支えられ、ラグビーの普及発展と競技力の向上に取り組んでおります。このたびのハイパフォーマンスユニオン入りは、全ての関係者の長きにわたる努力の賜物であり、ジャパンラグビーの歴史に恥じぬよう気持ちを引き締め、引き続き日本、アジア、そして世界のラグビーの発展に貢献していきたいと存じます。当協会の活動を支える全ての皆様に感謝申し上げますとともに、当協会がミッションに掲げる『世界一ラグビーが身近にある国へ』向けて、引き続きお力添えを賜りますようお願い申し上げます」 


岩渕健輔(公財)日本ラグビーフットボール協会 専務理事コメント

「日本ラグビーフットボール協会が、フィールドの内外で世界のラグビーの発展に貢献してきたことが認められ、ハイパフォーマンスユニオンという新しい地位を与えられたことを、大変嬉しく思っております。
SANZAARや6か国対抗の10ユニオンと同じカテゴリーに含まれますことは光栄なことであり、このたびの変更によって、ワールドラグビーの決議の場においてジャパンラグビーの存在感が増すこと、そして他のハイパフォーマンスユニオンとの関係性をより強化することができますことを期待しております。引き続き当協会の中長期的な戦略計画に沿って、日本代表チームのパフォーマンスレベルを向上させるとともに、協会の組織運営やマネジメントの構造強化に努め、日本、アジア、そして世界のラグビーの発展へ向けより一層の努力をしてまいりたいと存じます」


以上