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6月30日

合宿最終日は、紅白戦です。

昨日のような日差しはありませんが、梅雨の蒸し暑い、曇り空の中でのゲームとなります。チームアップ後、この3日間で取り組んできたスキルやコミュニケーション、そして7Hの体現すること目指し、7分間を3セット行います。


元サクラセブンズで現在はレフリーとして活躍し、パリ五輪のレフリーにも選出された、桑井亜乃さんに笛をふいていただきました。


なかなかトライまで届かない、互いに拮抗したゲーム展開となり、アタックとディフェンスの時間が長い、厳しい状況が続きます。ゲーム間には、良かった点や改善点など積極的にチームトークができていますが、ゲーム中のフィールド内外でのコミュニケーションや苦しい時間の7Hの体現についてはまだ課題が残ります。


試合終了後には桑井レフリーからレフリングについて気になった点についてコメントをいただき、最後は一緒に写真撮影。


クロージングでは、浅見ディレクター、瀧林コーディネーターに合宿の総括をしていただき、最後に桑井レフリーにオリンピアンとしてのコメントをいただきました。各自今合宿をふりかえり、次のアカデミーではさらに成長した姿で会えることを期待しています。


今合宿でお世話になりました関係者およびご所属先、保護者の皆様のご理解・ご協力に、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。


6月29日

2日目の朝はInbody(体組成)の測定からです。


昨日は雨のため室内でのセッションでしたが、本日は雨もあがり予定通りグランドでのセッションです。午前中は曇り空ではありましたが、選手達ののびのびと動く姿が見られました。


午前の最初は恒例のブロンコ測定からです。Pre-habの後ブロンコで100%出せるようにW-upをセルフでしっかりと行います。測定前には兼松ヘッドコーチより、タイムをあげることも大切だけれど、しっかりと決められたラインを踏み越える、「記録より規律」という話の後にスタートをしました。


ブロンコの測定が終わると、スタッフも交えてFUN GAMEです。スタッフが足を引っぱらないように頑張ります。リラックスをしながらコミュニケーションをはかることが目的です。


その後、1vs1 、2vs1へと進みます。1vs1ではずらしてハンドオフをし裏に出ること、2vs1では昨日の室内練習をふまえ、ボールキャリアの判断を尊重して2人目が動くことを意識して行いました。


その後、パス練習をワンライン、スクエアで行い、午前中のまとめとして7vs7を短い時間で数セット回しました。端的にコミュニケーションをはかりながら取り組み、セットを重ねる毎にまとまっていきました。アカデミーで大切にしている7Hの「初めから!」と言う声も選手達の中から聞こえてきました。


午後に備えて、昼食もしっかり摂ります。


午後は青空が広がり、暑い中ではありましたが、昨日のレクチャーを頭に入れてラグビーに取り組みます。


午後の練習の最初はハイボールキャッチからです。「素早く落下地点に入る」「高い所でとる」「最後までボールを見る」の3点を意識してキャッチします。7Hの1つめ「初めから」流れを掴めるかを大きく左右されるスキルです。


続いてS&Cで素早い動き、切り返しを意識して行い、1vs1、2vs1へと繋げていきました。その後はコンタクト練習です。低い姿勢からヒットした後にバインドし、そのまま足を掻き続けることを意識して行いました。続くタックル練習では、膝裏の関節をしっかりとり、ジャッカルではきちんと離す、ボールをとりきることを念頭に置き取り組みました。


ディフェンスのコネクトでは「ボール」「味方」「自分のマークマン」  を3つの見るポイントとしておさえます。伝えるための声をしっかり出し、短い時間でコミュニケーションをはかることが大切です。共有力を高めることがチーム力を高めていくことに繋がります。


その後ユニット練習を行い、本日のまとめとして7vs7を行いました。


本日の夕食後のミーティングは兼松ヘッドコーチから「コミュニケーション」についてです。2人1組で問答式で質問の回数や時間などを制限して答えを導き出していきます。答えを導き出すのに苦慮しながらも楽しく取り組んでいました。その後様々なコミュニケーションのはかりかたについてレクチャーをしていただきました。


その後は明日のゲームのチームに分かれて選手ミーティングを行いました。


明日半日となってしまいましたが、フィールド内外を問わず、たくさんのことを吸収してもらいたいと思います!


6月28日

第95回女子セブンズユースアカデミーが本日より熊谷でスタートしました。今回は2泊3日、17名の選手が参加しています。


キックオフミーティングでは、グループで自己紹介+憧れの選手とその理由を伝え合いながらアイスブレイク。その後、兼松ヘッドコーチより、サクラ育成・強化パスウェイやアカデミーの目的・目標、後期に向けての説明等がありました。最後に今合宿のターゲットが示され、全員ジムへ移動しました。


梅雨に入り、翌日のフィールドコンディションを考慮し、今日は室内でのラクビースキルとジムセッションに分かれて行いました。ラグビースキルでは、ファンゲームやアクティビティを楽しみながら、移動後の身体をほぐしました。ゲームを楽しむ一方で、どんなときも規律を守ることが重要です。また、パススキルでは、「誰のためにパスするのか?」という問いに対し、パスの種類の使い分けについて考えました。ジムセッションでは、上半身のメニューを中心に実施して、1回1回のフォームを意識しながら取り組みました。最後はバイクとローイングで息を上げて終了しました。今日行なったセッションを明日のフィールドトレーニングに活かします。


夕食後は、松岡トレーナーより「暑熱環境下でのコンディショニング」についてレクチャーしていただきました。夏に向けて、体温を下げる仕組みや、できるだけエネルギーを蓄えておくためにはどのような行動・対策をすべきか、水分補給のポイントも合わせて丁寧に確認しました。


明日はフィールドでの測定、トレーニングを予定しています。残り2日間の選手たちの挑戦と成長を楽しみにしています!