公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、9月14日(土)に開催されたイタリア代表戦後の女子日本代表ヘッドコーチ、選手のコメントをお知らせいたします。 本試合は、イタリア24-8日本(前半 12-3)で女子イタリア代表が勝利しました。


■レスリー・マッケンジーヘッドコーチ

「WVX前にイタリアと対戦できたことは非常に良い機会でした。どちらもトランジッションをベースとするラグビーをプレーするチームで、今日はイタリアのマネジメントが上手(うわて)でした。スコアラインについては残念でした。私たちの1週間の努力、前半のプレーを反映した結果とはなリませんでした。しかしこれがWXVに向けてのモチベーションの源となることでしょう」


■長田いろはキャプテン

「まずは日本から、現地で応援してくださったファンの皆様に感謝します。今年に入ってから対戦した他のチームに比べて、イタリアは接点に入る際のフットワークが優れていて、そこが個人的にはやりづらく、結果的にディフェンスが受け身になってしまいました。WXVでは私たちが準備しているものをしっかりと発揮していきたいと思います」


■妹尾安南選手

「たくさんの応援ありがとうございました。1stキャップをとるのに苦労した時間が長かったですが、諦めずに頑張り続けてよかったです。今新たにスタートラインに立ったと思い、これからも2人のSHの背中を越えられるように一生懸命頑張りたいと思います」


■松村美咲選手

「後半のトライは、アメリカ戦後からチームで細部にこだわって取り組んできた22m内でのアタックでFWとBKそれぞれが役割を果たせたことで生まれたトライでした。チームとして良かった点は、前半の入りで良いエリアマネジメントができて敵陣でプレーし続けられたことです。今日の試合では、細かい部分での意思統一やスキルの正確性が足りておらず、チャンスをトライに結びつけることができませんでした。全員で同じ絵を見ることと、細かい判断やスキルの遂行力が今後の課題だと思います」


■川村雅未選手

「たくさんの応援ありがとうございました。イタリアは去年と同様にボールがよく動き、ボールをスペースに運ぶのは上手なチームでした。スコアする機会は何度かありましたが、自分たちのミスで得点をすることができず、苦しい時間が多くありました。ここからWXVまで時間があるので、反省点を活かし修正していきたいと思います」