公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、10月5日(土)に開催された「WXV2」第2戦女子スコットランド代表戦後の女子日本代表選手のコメントをお知らせいたします。 本試合は、日本13-19スコットランド(前半 5-12)で女子スコットランド代表が勝利しました。


■レスリー・マッケンジーヘッドコーチ

「結果に対してはフラストレーションを感じないわけにはいかないところはあります。今このチームは成長中のチームであり、パフォーマンスに対して取り組んでいるところです。ゲームからは学ぶことしかない、全てが利益しかないそういった段階のチームですので、先週の試合を経て、今日フィールドでお見せしたパフォーマンスについては満足し、嬉しく思う部分もありました。例えばディフェンスのセットアップのところは満足をしていますし、本当のパフォーマンスを見せてくれたと思います」



■長田いろはキャプテン

「ディフェンスのプレッシャーを受けた部分もありましたが、しっかりハードワークしてフォワードのセットアップで耐えて耐えてアタックできたのはポジティブな部分だと思います。自分たちのミスでボールを失う部分が多かったので、まずはそこをクリアにしてプレイすることと、しっかり取りきるところを次に向けて修正していきたいと思います。

相手のプレッシャーもあり、自分たちが練習してきたことが出せなかった部分もあるので、修正点ははっきりしているので、そこは改善していきたいです」



■古田真菜選手

「チームとしてDFの部分で粘り強く守れたところは自信に繋がりました。また今週準備してきたフェイズアタックはワークの部分とコミュニケーションの部分ができたため、以前よりも手応えがありました。今後の課題は敵陣に入ったところの得点に繋げることと節目の時間帯で精度良くプレーすることです。夜遅くまで応援ありがとうございました」



■津久井萌選手

「スコットランドは穴が見えないディフェンスをしてくるというのは分かっていたので、裏のスペースを狙ってそこも開かなくて苦しい場面もありましたが、フェーズを重ねて我慢して開いた時に裏のスペースに蹴るというのは戦術の1つでもあったので、そこは遂行できていたと思います。相手はフィジカル的にも強いチームだったので、前に上がってプレッシャーをかけていけた点は良いディフェンスができたと思いますが、ところどころ相手のフィジカルにやられてしまいました。バックスとしてはキックを使って敵陣に入っていって、ポゼッションを取れたのは成長を感じられたと思います」



■西村蒼空選手

「キックカウンターの場面で、空いてる裏のスペースに対して、周りからのコールもあり、キックで50:22を決めることができ、チームにモメンタムをつくることができてよかったです。DFでは、バックフィールドをコミュニケーションをとってカバーしていくことと、アタックでは、スペースがあればそこに対してキック、ラン、パスを使って相手のエリアでプレーし続けられるようにしたいと思います」



■公家明日香選手

 「横とのスペーシングだったり、前に出てしっかりプレッシャーをかけるところは1週間ずっとやってきたことだったので、その点は上手くできていたと思います。今回セットプレーを大事にしていたので、セットプレーから相手にプレッシャーをかけられたのは自分自身やフォワードパックとして成長できた点だと思います。モールでは人がかけられていないところでプレッシャーをかけられてしまってモールが回ったり、自分たちのモールが割れてしまい、ダメだったところが明確になっているので、改善して強いモールをお見せできたらと思っています」