(2025年4月1日)

Q&Aを追記しました。


  (2025年3月13日)

通達

今般、表題の日本協会規程の改正を行うと同時に、同規程に基づく「『大学生以上のチーム』を対象とする商業活動に関する運用ガイドライン」を改正し、その第二版(Ver.2) として発出させていただきます。
加盟都道府県協会、および、各チームに周知徹底いただけますよう宜しくお願い申し上げます。

経緯・趣旨

  • 近年、大学ラグビー部を中心に強化費や諸活動費が増加する中、財源確保の一助とすることを目的に、2024年2月に、関連規定を改正すると同時に、商業活動に関する運用ガイドラインを定め、同ガイドラインに基づき、一部の商業活動を認めることとした(2024年2月21日付通達「「選手の服装に関する規程」及び「商業広告への出演等に関する規程」の改正 並びに「商業活動に関する運用ガイドライン(Ver.1)」の制定について。」)
  • 同規程、ガイドラインに基づく運営を開始後、大学チームを中心にヒヤリングやアンケート、他競技の状況などの調査などを行い、更なる財源確保の為の機会提供の可能性を検討してきたが、今般、同規程及びガイドラインを改訂し、これまでは対象としていなかった公式試合中の着用物についても、ガイドラインに基づき一部の広告掲出を認めることとしたもの。

 

改正内容概要

  • 対象を「大学生以上のチーム」(定義については下記(注)参照)に限定し、従来ウォームアップや記者会見等、試合中以外に着用する服装及び練習用具に認めていた商業広告の掲出について、一部の公式試合中の着用物に対して対象を広げて認めることとする。
    (注)「チームの登録等に関する規程」第4条に定める「大学」、「社会人」、「学生クラブ」、「クラブ」又は「女子」の種別
    日本協会に登録されているチーム(ただし、18歳以上の者で構成されるものに限る。)
  • 広告掲出の対象、場所、制限(個数・サイズ等)、手続き等に関しては改正された「商業活動に関する運用ガイドライン(ver.2)」(以下「ガイドライン」とする)に基づくこととする。 
  •  なお、対象チームカテゴリー以外の登録チーム(高校生以下)については従来通り、商業活動は認められない。

 

その他

  • ガイドラインに基づく運用は2025年4月1日からとする。
  • 本改正及びガイドラインについて、下記の通り説明会を設ける予定。参加希望者は、下記URLのグーグルフォームにて、必要情報を入力の上申し込むこと。
    開催日時:① 3月17日(月)17:00~  ② 3月21日(金)17:00~ ③3月24日(月)18:00~ 
    (所要時間1時間程度:全て同様の内容の為、参加希望者は、いずれかの希望日時に参加のこと。
    開催形式:ZOOMによるオンライン開催
  •     参加申し込み:下記URLにリンクし、必要項目を記入の上送信のこと。申込者には、前日までにZOOMURLを送付

  <申し込みフォーム> https://forms.gle/AUmTQ4GwXR1cJ5GTA

 以上

参照文書(日本協会ホームページ「情報公開」ページご参照)

選手の服装に関する規程(改正後):https://rugby-japan.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/file/html/192776_67d22050877b0.p/.

「大学生以上のチーム」を対象とする商業活動に関する運用ガイドライン:https://rugby-japan.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/file/html/192772_67d131ad5c504.pdf

 

  • 通達対象:加盟協会、競技運営関係者、加盟チーム
  • 文書作成:日本ラグビーフットボール協会 事業遂行責任者総務担当/マーケティング部門
  • 本件についてのお問い合わせ先:

(公財)日本ラグビーフットボール協会 マーケティング部門(commercial_inquiry@rugby-japan.or.jp


Q&A

※2025年4月1日現在 ※カッコ内は質問チームのカテゴリー

 

Q1 公式戦のウォーミングアップで着用するジャージや、ベンチコートなどにも掲載OKという認識で間違いないでしょうか?(大学チーム) 

A1 その通りです。掲出の個数、面積等については、ガイドラインをご確認ください。

 

Q2 今回の変更の経緯、趣旨は?(クラブチーム)

A2 大学チームを中心に、現状調査、対応検討及び関係者との議論を経て最終的には日本協会理事会にて決定されております。

 今回の変更はあくまでも、これまで認められなかった商業活動を一部開放することにより、いくらかでもチームの財源確保をサポートすることを意図しております。また、現状、ご所属のリーグや大会主催者が認めている活動や広告掲出を今回禁止するものでは無く、引き続き可能となります。あいまいな部分に関しましては、今後適宜調整してまいります。なお、あくまでも公式戦に関わる制限ですので、チームが自己の練習会場で練習する場合等に適用されるものではございません。

 

Q3 チームのHPに、スポンサード頂いている企業とその企業の商品の感想・紹介を発信することの可否。(大学チーム)

 A3 問題ございません。

 

Q4 協賛企業のHPにて チームに商品を提供し、商品名を記載し、スポンサードおよび応援していることを発信することの可否。 例:”株式会社〇〇は〇〇大学ラグビー部を応援しています”のみではなく、具体的な商品名も記載“(大学チーム)    

A4 「商品名〇〇は、〇〇大学ラグビー部を応援しております」、ということであれば、問題ございません。


Q5 「企業のHP」にてスポンサードしていることを示すため対象チームのマーク”(シンボル・ロゴ)を掲載することの可否   (大学チーム)

A5 チームや大学側がそのマークの掲載を了承しているのであれば、問題ございません。

 

Q6 グラウンドや寮の工事をした施工事業者や、備品の納入業者が、企業のHPで事例として紹介することの可否(大学チーム)  

A6 大学側が了承しているのであれば、問題ございません。

 

Q7 大学からの依頼で、「大学HP」でスポンサード内容、商品・サービスについて情報発信することの可否 (大学チーム)

A7 大学側がその情報発信を了承しているのであれば、問題ございません。

 

Q8 大学のラグビーチームに企業がスポンサードし支援している取り組みを大学のラグビー部とは直接関係のない「他の媒体・他のHP」にて紹介することの可否  (大学チーム)

A8 大学側がその掲載を了承しているのであれば、問題ございません。


Q9 企業ロゴを含むメディアバックボード、ZOOM背景を用意して、取材に応じることの可否(大学チーム)

A9 問題ございません。ただし、公式戦の試合会場では出来ません。


Q10 企業のロゴが掲載されたチームのT-shirtやジャージを制作し、販売することの可否(大学チーム)

A10 販売する場所、もしくは大会側が販売を容認しているのであれば、制作も販売も問題ございません。


Q11 スポンサー広告での協賛先の判定はどれ位の相当期間を要するのでしょうか?

A11 「大学チーム」に限り、公式戦の着用物に掲出する広告がある場合は、事前の承認を前提とさせて頂きます。審査期間につきましては、最低5営業日を見込んでおります。手続き方法につきましては、ガイドラインをご参照ください。なお、現在のところ。「大学」以外のカテゴリーのチームに関しましては各チームが契約される協賛企業様について、当協会が個別に判定するということは予定しておりません。


Q13 企業の商業広告出演に関して日本協会のオフィシャルスポンサーと競合する場合は出演不可とのことですが、スポーツメーカーについても競合扱いになりますでしょうか?

A13 上記条文につきましては、2月の変更時点では残っておりましたが、実態に合わないものとして、3月の理事会にて再度改正が審議され承認されております。よって、その様な制限はございません。

 

Q14 試合会場に支払う「広告掲出料」について、いくつか会場ごとの事例をご教示願うことは可能でしょうか? 実際にチームの衣類に企業の広告を掲出しても、会場の「広告掲出料」でどれくらい負担しなければならないかがわからないと、対応するのが困難であるからです。 

A14 着用物に掲出されている広告に対し、「広告掲出料」を設定している会場はそれほど多くはありませんが、一例としては、広告を掲出しているチーム数に関わらず、現状一律一試合当たり150,000円程度が発生するケースがございます。詳細につきましては、事前に主催者にご確認ください。

 

Q15 ガイドラインに沿って広告を掲出したベンチコートを、試合前にピッチ上で整列して行う校歌斉唱等の際に着用は可能でしょうか? 

A15 当該試合・大会の運用上支障がなく、主催者により認められている場合は可能です。

  

Q16 

・スポンサーエンブレムのサイズ ・スポンサーエンブレムが衣服に占める割合

・スポンサーエンブレムの配置箇所

・スポンサーエンブレムを掲載する対象に、メディカルやウォーターパーソン、ボールパーソンが着用するビブスは含まれるか

・その他備品(スクイズやスクイズキャリーケース、チームテント、スローガンなどを記載した横断幕など)のスポンサーエンブレムの掲載の可否について

A16 ガイドラインに記載の通りとなります。ただし、チームテント・横断幕については、大会主催者の指示に従ってください。