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5月20日


2025年度のJAPAN XVの合宿が5月16日より大分県別府市で始まりました。

この日は、初戦となるニュージーランド学生代表(NZU)との試合が行われます。



試合に参加しない選手達は朝から、持久力トレーニングや、ブレイクダウンなどのコンタクト練習を行いました。


これは、今年のJTSやU23日本代表でも行われている練習で、サイズの大きい海外トップレベルのチームとのブレイクダウンでのボール争奪戦に負けない為の激しいコンタクトだけではなく、スピードや、スキルを学ことを目的としています。


選手達は休む暇もなく、順番を待つ間に、バイクマシーンで心拍数を極限まで上げます。

そして、すぐそのままにタックル練習。


一方、登録メンバーはミーティングを行いチーム戦略を確認します。

今回のゲームキャプテンは、中楠 一期選手(写真中央)。

竹之下 仁吾(左から3番目)、吉田 杏選手(左から2番目)がバイスキャプテンを務めます。


先発には、JTS、U23日本代表としてトレーニングしてきた学生選手達も名を連ねました。


会場に移動する前に、全体の動きを確認します。


合流してわずか2日しか経っていない選手もいる中で、チームの約束事をU23日本代表などで学習済の学生選手が伝えていく、という役割を果たしていました。


今回の試合の舞台は、別府市の実相寺多目的グラウンド。

2019年のW杯でも公式練習場として使用された場所で、世界基準の天然芝グラウンドとして、リーグワンのチームなども多く使用しています。


さあ、選手も到着しました。


この日の大分県は、8ヶ所で30度以上を超える真夏日となるなど、7月下旬並みの暑さとなりました。快晴に恵まれたことは嬉しいものの、選手には暑さというタフな状況での試合となりました。

スクラムを組むフォワード選手は、審判から判定の基準についての説明を受けました。

試合まであと1時間ほど。チームはこれからウォームアップです。


スクラムの最終チェック。エディーさんも高さを確認。

昨年は日本代表としても活躍したエピネリ選手は、若いチームを牽引します。

「とにかくシンプルにやるべきことをやっていこう」と声をかける中楠キャプテン。



対するニュージーランド学生代表(NZU)。


この日は、猛暑と平日にも関わらず多くの方が、応援に来ていただきました。

ファンの皆様ありがとうございます!選手には間違いなく力になったと思います。



JAPAN XVのメンバーも並びます。




国歌斉唱。


さて、試合の方は、こちらに素晴らしいギャラリーがありますので、是非ご覧ください!

(結果は、78-28でJAPAN XVが勝利しました。)


U23日本代表として国内7回の合宿とオーストラリア遠征を行った学生選手が活躍したことはジャパンの未来にとって非常に明るいニュースだったのではないかと思います!


試合直後のミーティングの様子。


エディーHCからも一言。「良い試合だった。ただ、この調子で行くのではなく、毎日、改善していく必要がある。」



試合後には、応援していただいた来場者の皆様への挨拶。

そして、対戦相手との握手。ノーサイド。



別府市からは、花束が贈呈されました。


最後に記念撮影。




先発を勤めた武藤 航生選手、小林 典大選手 、大塚 壮二郎選手。皆関西学院大学の学生です。


東洋大学の森山 海宇オスティン選手、栗原 大地選手。

2005年生まれ合宿参加最年少のコンビ。中森 真翔選手と田中 京也選手も試合で躍動しました。

記者会見でのエディーHCと中楠キャプテン。


最後にファンサービス。


チームは、既に次の試合に向けて準備を始めました。

そして、エディーHCが明言しているように、合宿は日本代表のセレクションでもあります。選手にとっては対戦相手だけではなく、次のステップに向けた内なる戦いでもあります。

大分では、あと2戦を残しています。皆様、是非とも応援よろしくお願いします。