2007年度以降の『ラグビー科学研究』は「国際標準逐次刊行物番号」(ISSN 1881-8420)を表示することになり、これまで以上にプレゼンスの高い研究誌への歩みを踏み出しました。『ラグビー科学研究』が、コーチ、レフリー、医科学に必須なエビデンスを提供し、日本ラグビーに関わる総員の更なる知力結集を鼓舞する機会となるように、その内容を充実・発展させていかなければなりません。また、世界の急進的かつホームユニオン主導のラグビーシーンの中で、恒常的な実践研究の推進を図ることが我々には望まれると考えています。そこで、ラグビーに関わる科学者から広く研究成果を募り、それらの研究成果を日本ラグビーの知的財産として、広く共有化を図っていこうと考えています。研究論文の投稿に関わるテーマは、『ATQ(Advance to quarterfinal)』です。日本ラグビーの世界8強への到達をアウトカムゴールとする視点での研究であることが大前提であるとともに、この視点を持ち合わせている研究であれば、研究分野は問いません。『ラグビー科学研究』への積極的な投稿をお願いいたします。