科学者のみなさんへ

2007年度以降の『ラグビー科学研究』は「国際標準逐次刊行物番号」(ISSN  1881-8420)を表示することになり、これまで以上にプレゼンスの高い研究誌への歩みを踏み出しました。『ラグビー科学研究』が、コーチ、レフリー、医科学に必須なエビデンスを提供し、日本ラグビーに関わる総員の更なる知力結集を鼓舞する機会となるように、その内容を充実・発展させていかなければなりません。また、世界の急進的かつホームユニオン主導のラグビーシーンの中で、恒常的な実践研究の推進を図ることが我々には望まれると考えています。そこで、ラグビーに関わる科学者から広く研究成果を募り、それらの研究成果を日本ラグビーの知的財産として、広く共有化を図っていこうと考えています。研究論文の投稿に関わるテーマは、『ATQ(Advance to quarterfinal)』です。日本ラグビーの世界8強への到達をアウトカムゴールとする視点での研究であることが大前提であるとともに、この視点を持ち合わせている研究であれば、研究分野は問いません。『ラグビー科学研究』への積極的な投稿をお願いいたします。

競技力向上委員会委員長
上野裕一
情報・科学部門長
佐々木康

ラグビー科学研究投稿規程

l. 原稿の様式

  1. 400字程度の和文要旨および400語以内の英文抄録をつける。英語抄録には、表題、著者、所属、キーワード(5つ以内)を必ずつける。
  2. 外国人名は原語を用いる。
  3. 論文中しばしばくりかえす語は略語を用いて差し支えないが、初出のときは省略してはならない。
  4. 論文の構成は、「緒言」「目的」「方法」「結果」「考察」「結論」などに分け記載するのが望ましい。
  5. 章、節、項などをもうける場合は、以下の符号を使用する。
     l .ll .lll .
      1.2.3.A.B.C.
       1).2).3).a).b).c).
        (1).(2).(3).

  6. 図表は明瞭に印刷が可能な画像ファイルとして提出すること。
  7. 文献は引用順として、末尾文献表の番号を片括弧をつけて右上肩に記す。
    雑誌の場合は、全著者名:表題.雑誌名 年号;巻数:頁-頁.の順に記す。

    単行本の場合は、編・著者名:書籍名、所在地、発行所、発行年:頁、の順に記す。

ll .原稿の提出先:競技力向上委員会 情報科学部門 ラグビー科学研究係
メールアドレス:rugbyscience@yahoo.co.jp

lll. 審査

  1. 投稿原稿の可否は編集委員会が決定する。
  2. 一度提出された原稿には編集委員会の承諾なしに変更を加えてはならない。
  3. 編集委員会は投稿原稿について修正を求めることがある。

lV. 著作権の帰属

本誌に掲載された著作物の複製権、上映権、公衆送信権、翻訳・翻案権、二次的著作物利用権、譲渡権などは、日本ラグビーフットボール協会に譲渡されたものとする。掲載決定時には、「著作物譲渡書」を提出すること。

V. 校正

初校は著者校として、初校にあたり改変、組替は行わないこととし、返送期日を厳守すること。