「全国小学生タグラグビー選手権」1日目 予選プール結果

サントリー株式会社他のご支援の下、一昨年よりスタートした本大会も今年で第３回を迎え、25日の決勝トーナメント戦は、「日本選手権大会決勝戦」の前座として開催されるまでに成長しました。

ラガー憧れのグラウンド、聖地・秩父宮ラグビー場に、北は北海道ブロックから南は沖縄ブロックまでの各ブロックの激戦を勝ち抜いた１６チームが集まり、快晴ながら北風が吹き観戦する者に取っては底冷えのする環境の下、手に汗握る熱戦が多数展開されました。また、回数を重ねるごとに選手のプレイレベル・スピードも上がったと同時に、コンタクトプレイを排したはずのタグラグビーですが、接触プレーが多く見られた大会となりました。

第１日目は、４チームずつの４プロックによる、総当りのトーナメント戦が行われました。

Aブロックの戦いは、昨年ブロック大会で惜敗し、全国大会出場の切符を逃した伊賀良・松尾小が１年間の練習の成果を生かし、しっかりパスをつなぎ要所要所でのロングゲイン等により３試合全てに圧倒し、ブロック１位に輝きました。また、県大会・ブロック大会を通して７名の精鋭で臨んだ江津東小は、努力が実らず力尽き残念にも４位と言う結果に終わりました。

Bブロックの戦いは、第一回大会、第二回大会と連続優勝を遂げた汐入小のスタッフ等が母体となり、釜利谷の地に改めて集まり編成された女の子を主体とした横浜連合小が、グラウンド狭しと縦横無尽に走り回り、パスをつなぐ等により３試合の全てに圧倒的な強さを示し、ブロック１位に輝きました。また、東北ブロックの激戦を制し全国大会に駒を進めた、不動・煙山小は、横浜連合小以外の全てのチームを運動量等で圧倒し、惜しくも２位に輝きました。

Cブロックの戦いは、ラグビーのメッカ奈良県代表の天理小連合が、春日小の戦いでは苦しんだものの制し、また、他の２試合では生き生きと走り回り、本来の強みをいかんなく発揮し全勝でブロック１位に輝きました。２位には地元東京都代表としてご父兄等の大応援団・大声援の下、サインプレーを交え元気ハツラツ走り回った白糸台小が輝きました。