早稲田大学、31年ぶり連覇達成

=最多の13度目V、関東学院に41-5=

第42回全国大学ラグビー選手権大会最終日は8日、東京・国立競技場で決勝を行い、早稲田大が41-5で関東学院大に快勝、2年連続13度目の優勝を果たした。早稲田大の連覇は第10回、11回大会以来31年ぶり。これで明治大と並んでいた大会最多優勝回数を13に伸ばしたほか、決勝での36点差も大会最多となった。従来は明治大が第32回大会の早稲田大戦で記録した34点差(43-9)。

5年連続同じ顔合わせとなった決勝は、攻守に勝る早稲田大が立ち上がりから相手陣内に攻め込んだ。15分のFB五郎丸の先制PGに続いて、24分にはWTB首藤が待望のトライ。さらにDGなどを加え20-0とリード。勢いづいた早稲田大は、後半もFW、バックスの息の合ったプレーで3トライを畳みかけると、関東学院大の反撃を1トライに抑えた。