大東文化大学 15-43 関東学院大学 大東文化大学 15-43 関東学院大学
 

大東文化大学のラトゥ監督(右)、木川キャプテン
大東文化大学のラトゥ監督(右)、木川キャプテン

 

◎大東文化大学
○シナリ・ラトゥ監督

「結果どおり、前半がすべてでした。セットプレーでラインアウトが取れず、スクラムも安定せずほとんどディフェンスの時間になってしまいました。1対1で止めることもできず、そのぶん余られてしまいました。前半4トライ、それがすべてです。やろうとしていたことが、ほとんどできませんでした」

○木川隼吾キャプテン
「今日の試合は、自分たちのプレーが修正できなかったのが大きかったと思います。前半、自分たちのペースにできず、浮き足立ってしまい、それが敗因でした。関東さんはリーグ戦の時と違い、接点でのミスがなく、ターンオーバーを許さないところが凄いところでした。スクラムに関していえば、前半は関東さんもレフリーとタイミングが合わず、組むときに当たれない状態でしたが、後半は8人を意識して安定できました。前半から修正できなかったのが僕たちのダメなところでした」

大東文化大学 15-43 関東学院大学 大東文化大学 15-43 関東学院大学 大東文化大学 15-43 関東学院大学
 

関東学院大学の春口監督(右)、有賀キャプテン
関東学院大学の春口監督(右)、有賀キャプテン

 

◎関東学院大学
○春口監督

「最初から気持ちが充実していたというか、本当に気合の入ったゲームで見ていて気持ち良かったです。良い勝利だと思います。お正月へ本当に出て行けるようなチームになったと思います。坂本と北川がうまくかみ合って、FWがラインアウトからきちっと球出しをしてくれました。ほとんど上から押さえられないように、下からボールを生かそうという意識がありました。また、みんながタックルして、全員の勝利だと思います。
国立へ行く、もう一つ決勝へ出るというのが僕らの目標ですから、我々のやってきたことをキチッとやれるようにしたいと思います。有賀には、お正月に出られることを懇願したというか、出なきゃ話にならないだろうといいました。最初の3点を狙うとは思いませんでしたが(笑)。国立に行きたいというみんなの気持ちが大東さんを上回ったのだと思います。かなりチームは良くなってきていると思います」

○有賀剛キャプテン
「前半は完璧といっていいくらい良い内容だったと思います。後半はディフェンスミスがあって取られたのは反省点です。早慶戦の前で大勢のお客様の前でできたのは気持ち良かったです。みんなにクリスマスプレゼントできたと思いました(笑)。リーグ戦で大東さんに勝利してからチームが強くなったと実感しています。法政にも勝ってどんどん伸びると思いました。あの時はモールでカウフェンガにやられたので、ボールを散らそうとしてうまくできたと思います。
昨日もみんなにいいましたが、8日までしっかりつなげるというか、気持ちを切り替えてどうやったら勝てるか考えていくつもりです。今日は朝、ひらめいたというか、こんなサインを出してくれといって、それがうまく抜けました。自分で行くところは行くし、ダミーに入るところは入っていけています。
今日は気迫というか、みんなを国立に連れて行くという気持ちが前面に出た試合でした。最初のペナルティは、みんなは勝負しようといったのですが、僕は狙おうといいました。大東戦は前回が前回だったので簡単に勝てる相手とは思っていませんでしたし、厳しい試合になると予想していました。リーグ戦、大学選手権を通して一段、また一段強くなっていけると良いと思います」