立命館大学のシェルフォードFWコーチ(右)、吉村キャプテン ◎立命館大学 ○シェルフォードFWコーチ 「早稲田大学は見ているだけでもすごく強いチームだと感じました。非の打ち所がないプレーでした。いろいろな大学のチームを今シーズン見てきましたが、早稲田はフィジカルの面でかなり勝っていました。立命館もかなりハードな練習をしましたが、当たりの強さでも、負けていました。ちょうど、オールブラックスとジャパンの試合のような点差で、実力も同じくらいの差だと感じました。早稲田と立命館の開きは何よりも強さです。おそらく選手権は早稲田が連覇していくと感じました」 ○吉村キャプテン 「早稲田大学さんのリズムに合わせてしまい、自分たちのリズムが作れなかったのが敗因です。逆に点差が離れていくにつれて吹っ切れて、前進するしかないという気持ちでした」 早稲田大学の清宮監督(右)、佐々木キャプテン ◎早稲田大学 ○清宮監督 「選手権に入りまして、本当の力を出すときが来たかなという感じです。あと、決勝まで4試合、絶対に落とすことなくやっていくのがテーマ。シャットアウトできたのは大変喜ばしいことです。 (立命館のシェルフォードFWコーチに連覇間違いなしといわれて)嬉しいですね。我々の世代のラグビーを象徴する選手にそういわれると。オーストラリアのホテルのエレベーターで出会ったとき、すごいオーラを放っている人でしたね。今日みたいなゲームは春にはできません。10点、15点は取られますから。やるべきことを選手がやってくれて、チームのディフェンスが伸びましたね。慶応さんは前回通用しなかったところを修正して作戦を練ってくるはずです。そうさせないようにしたいですね」 ○佐々木キャプテン 「選手権の入りということで、すべての面で先手を取ることをチームの目標としてきました。そういう意味では良い試合でした。後半、ミスが多く、僕たちの形を崩したのが反省点です。(0点に抑えた)ディフェンスは別に満足してはいません。当たり前だと思っています。もっとできるはずです。次は慶応戦、気を引き締めて備えていきたいと思います。伝統の早慶戦をもう一度できる幸せを感じています。出場するメンバーはアルティメット・クラッシュを体現したいと思います」