◎ケンブリッジ大学 ○TONY RODGERS監督 「法政大学におめでとうと言いたいと思います。グッドゲームでした。速いバックスでトライも見事だったと思います。ディフェンスの問題もあるし、コンビネーションも改善の余地がありますが、選手たちの力も見たかったのでこのような布陣で挑戦しました。12月6日のヴァーシティマッチに向けて、課題はたくさんありますが、負傷などで今回の遠征から外れていて今後チームに戻る選手が4、5人おりますので、進歩していきたいと思います。今日はもっとFWの力で前へ進むべきでした。法政のディフェンスはすごく良かったです。また、10番の選手はキックが非常に良かったです」 ○EDWARD CARTER主将 「法政大学の健闘を称えたいと思います。何の言い訳もありません。不出来な結果でした。改善します。本来、我がチームはワイドに展開するのが取り柄ですが、ブレイクダウンの後のボール出しが遅れて思ったように展開できませんでした。法政の12番は速くて良いプレーヤーです。また、7番の選手にはブレイクダウンで絡まれて、ボールをパクられました。招待して頂きながら2つ続けて負けたのは残念です。言い訳はしません。早稲田戦は勝ちにいきます。ビッグパフォーマンスをお見せします」 ◎法政大学 ○斉藤実監督 「点差的には開きましたが、前に出るディフェンスが不完全でした。大きい相手を一発で仕留めることができず、この点を修正してリーグ戦に臨みたいと思います。春の試合の結果から法政のスタイルを以前に戻して、前に出てディフェンスすることにしました。フルバックにクロスを入れられると簡単に抜かれて大量失点しましたが、とやかく指示せず選手に体で分かってもらおうと思いました。関東さんや早稲田さんに勝つためにはFWで頑張っていかないと。2人のスクラムハーフはそれぞれ良いところ、悪いところがあるので組み合わせて使っていきます。他にもハーフは良いのが居ますし。森田は日本代表の看板背負ってやってきたのに、網走合宿で散々にやられて泥をなめたと思います。今日の出来は70%位でしょうか。前に出るディフェンスはSOが出てくれないとできないので、今後に期待しています。実は今日は逆のスコアで負けるのではないかと思っていました」 ○野村直矢主将 「今日の試合は点差的には良かったのですが、まだまだ課題が多いのでリーグ戦に向けて頑張っていきたいと思います。前へ出るディフェンスが法政ですので、最初からショットして、敵陣に入ったら点を取って帰ることを心がけました。7点差以上つけて前半を折り返したので良かったです。また、ボールを散らせたのは法政らしく良かったと思います。ただ、ラインアウトが安定せず、セットも安定しないのは課題です。初戦に関東学院さんが勝つのを見て、早稲田さんも勝つだろうし、「負けられない」という気持ちはメチャクチャ有りました(笑)」