9月9日(金)

英国大使館でウエルカム・パーティー

ツアー3日目の9日は、前日の暑さから一転、涼しく絶好の練習日和となりました。午前中の練習ではラインアウトやモールからのパス回しなど10日の試合を意識した実践練習が重点的に行われました。午後はジムでトレーニング。選手たちはフィットネスコーチからそれぞれ与えられたメニューをこなしました。

夜は英国大使館内にあるマーティン・ハットフル駐日英国公使邸でウエルカム・パーティが開かれました。パーティーにはケンブリッジ大メンバーのほか対戦相手となる日本側の大学の選手、関係者、大会関係者など約80人が出席しました。和田文男日本ラグビーフットボール協会副会長の乾杯の後、とても和やかに会は進みました。早稲田大学の佐々木隆道主将をはじめ出席した日本側の選手たちも積極的にケンブリッジ大学の選手と交流、明日から始まる試合において互いの健闘を誓い合いました。

英国公使邸でのパーティー
英国公使邸でのパーティー

 

 

9月8日(木)

来日初練習

台風が過ぎ、夏の暑さが戻ってきた来日2日目、辰巳グラウンドで来日初練習が行われました。来日してから間もないこともあり、軽く汗を流す程度かと思われましたが、午前9時にグラウンドにつくとすぐにタフな練習が始まりました。エド・カーター主将が大きな声で指示を出し、パス、タックルといった基本練習を繰り返し繰り返し行いました。
約3時間の厳しい基本練習についてトニー・ロジャース監督は「新チームになってからほとんど練習ができていません。選手にはきついかもしれないが、しっかり基本練習をしなければ日本のチームに勝てません」と話す。
午後はスポーツジムでトレーニングを行いました。フォワード、ハーフ、バックスに別れフィットネスコーチのエド・ハラムが選手一人一人に声をかけていました。

タフな練習が
タフな練習が

 

 

9月7日(水)

ケンブリッジ大学、日本到着

ケンブリッジ大学RUFCのメンバー30人が「日英大学ラグビー対抗戦2005」出場のために、2年ぶり5回目の来日。台風14号の影響もなく、快適なフライトだったようです。

しかし、到着するなり口々に「暑い」。随分涼しくなってきたと思いますが、イギリスに住む人にとってはまだまだ暑いようです。
ホテルに着くなり休む間もなくプールで練習。長旅の疲れか、それとも新チームが結成してまだ間もないため練習が不足しているせいか、体がなかなか動かない様子でした。
今回ケンブリッジ大学のツアー団長は2003年のツアーで主将を務めたスチュアート・エル氏です。日本の三菱自動車で3年間プレーしたこともあり、大の日本ツウです。

日本が2011年ラグビーワールドカップ招致活動を行っていることは知っていました。

「ラグビー競技の普及のためには、アジアの日本でワールドカップを開催することは大変有意義なこと。応援している」と流暢な日本語で話してくれました。
明日から辰巳のグラウンドで本格的な練習が始まります。