NEC、トヨタに競り勝つ――2年ぶり2度目V

第42回日本ラグビー選手権最終日は27日、東京・秩父宮ラグビー場で決勝が行われ、NECグリーンロケッツ(トップリーグ=TL=3位)がトヨタ自動車ヴェルブリッツ(TL4位)に17-13で競り勝ち、2年ぶり2度目の優勝を果たした。

実力伯仲の両チームの対戦は立ち上がりから、予想通りの熱戦を展開した。トヨタ自動車が7分、18分と2PGで先行すれば、NECも21分、フランカー大東毅のトライから逆転。さらに後半開始早々にも加点して10-6。このあと、トヨタ自動車にトライ(ゴール)され、再びリードを許したものの、NECは30分には左へ展開して最後はフランカーのマーシュが正面に押さえて(ゴール)、17-13としてそのまま逃げ切った。

18年ぶりの王座奪回を目指したトヨタ自動車は終盤、SO広瀬の好リードから再三好機をつかんだが、NECの堅い守りに阻まれた。

NECグリーンロケッツ、網野選手 NECグリーンロケッツ、箕内キャプテン トヨタ自動車ヴェルブリッツ、豊山選手
NECグリーンロケッツ、網野選手
NECグリーンロケッツ、箕内キャプテン
トヨタ自動車ヴェルブリッツ、豊山選手

 

秩父宮賜杯を掲げる箕内キャプテン バックスタンドを埋め尽くしたNEC大応援団に応える NECグリーンロケッツ、2年ぶり2度目の優勝
秩父宮賜杯を掲げる箕内キャプテン
バックスタンドを埋め尽くしたNEC大応援団に応える
NECグリーンロケッツ、2年ぶり2度目の優勝