◎ヤマハ発動機(ジュビロ)
○グラント・バティ ヘッドコーチ

「今シーズンも残念な結果に終わってしまった。今日は今シーズン最低の出来ではなかっただろうか。ハンドリングミスが多く、ペナルティも数えきれなかった。このような悪天候の中、堅実なラグビーができるNECのほうが力が上ということだ」

○久保晃一キャプテン
「今シーズンを通じて、サポーターの方々の暖かいご声援によって、ここまで戦えた。感謝するばかりである。雨天のためキッキングゲームになってしまったが、キック処理等の判断でNECが一枚上手だった。こちらはミスが多く、致命傷になってしまった。この敗戦でオフとなってしまったが、来シーズンもラグビーを盛り上げられるよう、観る者が愉しめるプレーを追求していきたい」

◎NECグリーンロケッツ
○高岩映善ヘッドコーチ

「マイクロソフトカップ1回戦敗退の屈辱から立て直すことができたのは、サポーターや周囲の方々の暖かいご声援のおかげである。ゲームについては、雨天の戦い方、つまりシンプルなゲームプランながら、まず敵陣へ入り込むという鉄則を忠実且つ徹底的に貫いたことが奏効した。特に80分間ヤマハにプレッシャーをかけ続けられたことが大きい。決勝ではディフェンスで勝てるゲームを心がけたい」

○箕内拓郎キャプテン
「キッキングゲームに終始し、観客の皆さまにはつまらないゲームだったと思うが、NECとしては、80分間相手にプレッシャーをかけ続けられた良いゲームだった。(ヤマハに敗れた)トップリーグではFW戦で後手に回るなど気持ちで負けていた。今回はマーシュを欠くという危機感が個々のプレイヤーに自覚を促した。決勝では相手にあわせるのではなく、NECのラグビーを貫きたい」