日本ラグビーフットボール協会では、1月9日以来、スマトラ沖大地震と津波復興支援のため募金活動を行ってきましたが、日本選手権準決勝「東芝ブレイブルーパス vs トヨタ自動車ヴェルブリッツ」(2月19日・秩父宮ラグビー場)の前に、同募金の贈呈式が行われました。

贈呈式には国際ラグビーボード(International Rugby Board・IRB)のシド・ミラー会長も来日し、日比野会長代行とともに、19日までに集まりました 2,033,974円を国連世界食糧計画(WFP)日本事務所代表・玉村美保子さんへ渡しました。

IRBは2003年のワールドカップ大会以来、WFPとパートナーシップを結び、飢餓撲滅に向けた啓蒙活動に協力してきました。来る3月5日にはロンドン郊外のトウィッケナムで北半球代表と南半球代表の選手によるチャリティー・マッチが行われ、売り上げの全額がWFPの津波復興活動に寄付されることになっています。

今回の日本ラグビーフットボール協会の募金活動は、JRFUメンバーズクラブのボランティアを中心に、2月27日の日本選手権決勝まで行われ、別途の口座振込み募金とともに、2月末日まで継続して行われます。みなさまの重ねてのご支援をお願い申し上げます。


◎IRBシド・ミラー会長のコメント

WFP 国連世界食糧計画への義援金贈呈式に臨むWFP日本事務所代表・玉村美保子さん、シド・ミラーIRB会長、日比野弘日本ラグビーフットボール協会会長代行(左から)

「今回の贈呈式にIRBを代表して参加できたことを大変嬉しく思っております。3月5日にイングランド・トィッケナムにて北半球対南半球というチャリティーマッチが行われますが、我々IRBとしても、様々な活動を通じて今後も継続的に支援活動を実施して行きたいと思っております」

◎玉村美保子・WFP 国連世界食糧計画日本事務所代表のコメント
「今回のご支援は、津波の被害を受けた地域の復興に役立てたい。国際ラグビーボードとの協力関係が日本のラグビー界にも拡がったことに感謝したいと思っています」