準決勝は法大 vs 関東学院大、同大 vs 早大
=前回と同じ顔合わせ=

第41回全国大学ラグビー選手権大会第2日は26日、東京・秩父宮ラグビー場ほかで2回戦4試合が行われ、早大、法大、関東学院大、同大の準決勝進出が決まった。

2年ぶりの王座奪回を目指す早大は、大東大のマヘ、フィリピーネ両外国人選手の突進に、手を焼く場面もあったが、持ち前のスピード攻撃で圧倒。FB五郎丸、CTB今村らが次々と相手ゴールに飛び込むなど、計9トライを奪い49-12で圧勝した。法大もSO森田の好リードなどで着実に得点を重ね、38-7で危なげなく明大を振り切った。

注目の同大-慶大は、予想に反して前半35-5と同大の一方的な展開。後半、慶大が3トライを返し追い上げたが、結局及ばず。同大が35-24で逃げ切った。連覇を狙う関東学院大は41-5で帝京大を退けた。

1月2日の準決勝は前回大会と同じ法大-関東学院大、同大-早大の顔合わせで12時15分から、東京・国立競技場で行われる。

早大、王座奪回へ好発進
=前回V関東学院、法大も大勝=
第41回全国大学ラグビー選手権大会は19日開幕、第1日は東京・秩父宮、大阪・花園両ラグビー場など5会場で1回戦8試合が行われ、早大、関東学院大、法大など優勝候補がいずれも大勝で好スタートを切った。
2年ぶりの王座奪回を目指す早大は、ミスなどで流通経大に2トライを許し、前半の半ば過ぎまで14-13と競り合ったが、その後は地力を発揮。計12トライを奪って84-13で一蹴した。FB五郎丸は29得点をたたき出した。関東大学リーグ覇者の法大は近大相手に100点ゲーム。15トライの猛攻を浴びせて105-19とねじ伏せた。連覇を狙う関東学院大は福岡大に5トライを許したものの、力の差は歴然。62-31で突き放した。
関西大学リーグ3連覇の同大は筑波大に大苦戦。36-36の後半ロスタイムの43分、プロップ児嶋がトライをあげ、43-36で辛くも振り切った。このほか、明大は大体大に31-27で、慶大は日大に36-34でそれぞれ競り勝った。また、帝京大は立命大を45-10、大東大は京産大を55-21で下した。
2回戦4試合は26日に行われる。