選手プロフィール

BIOGRAPHY

小学2年生から父・久和さんが代表を務める「アウル洛南Jr. ラグビーフットボールクラブ」で楕円球を追いかけた。当時を知る関係者は「小学生の頃から、あの走り方は変わっていない」と言う。大きなストライドでスピーディーに走り、タックルを受けても、長い手足を使ってボールをつなぐ。東福岡高校では、FBとして1年生から公式戦に出場し、その冬に全国制覇。「三連覇します」と宣言し、本当に実現させた。高校3年間、国内相手には79試合負けなし（1引き分け）という常勝軍団の中心だった。セブンズ日本代表に17歳で選出され、セブンズワールドシリーズのオーストラリア大会に出場。強豪南アフリカ戦では世界的スター選手セシル・アフリカの独走に追いつき、ケニア戦では40ｍ独走トライを決めるなど、スピードで世界に通用することを証明した。2012年5月5日に行われたアジア五カ国対抗戦の対UAE（アラブ首長国連邦）戦で日本代表最年少出場記録を更新（18歳7カ月27日）。6トライを挙げ、衝撃的なデビューを飾っている。