今回のU20日本代表が参加する「IRBジュニアワールドチャンピオンシップ-ウェールズ2008」は、新しいカテゴリーでの第1回大会であり、来年の第2回大会は日本での開催が決まっている注目すべき大会です。ぜひ若き選手らに、応援メッセージをお願いします。こちらのフォームからお気軽にお寄せください。 ●6月3日(火) 本日はスケジュールの都合から、カーディフにてDFの確認を中心に練習を行いました。練習後はカーディフの街に移動し選手たちは自由時間を各々で過ごし、試合に向けて体と心のリフレッシュを行いました。 夕方からはドーピングセミナーに参加し、ホテルへ戻っております。 本日レポートは天理大学、アイセア・ハベア選手です。 今日はカーディフに行って、練習をしました。メニューは12対12、DFアップの確認、6対6,8,12とポジショントレーニングだった。フランスのビデオを見てDFの練習をした。やっていくにつれてラインのずれも無くなってきてフラットに出れるようになった。このDFをやればフランスに勝てる。 午後はドーピングについての説明を受けた。とりあえずみんなが自分の食べるもの飲むものには気をつけて、自己管理をしていかなければならない。 U20日本代表 アイセア・ハベア ●6月2日(月) 本日は試合に向けて最後の追い込みを行いました まずウォームアップを行った後はFitnessを行い、コンタクトを中心に4-4、ショットガン、チームアタックなどを行いました。午後からはUNITに分れた後それぞれのチームで動きました。 本日のレポートは早稲田大学、坂井克行選手です。 今日は大会に向けて意識を高めて、世界と戦うことを再認識して午前・午後の練習を行いました。 午前の練習は良い緊張感で行うことができ、また今回2回目のランニングフィットネスも行われ全員がタイムを切れるなど、良い状態になってきていると思います。その後のコンタクトの練習も激しく、声がみんな出ていてよかったと思います。午後はミーティングをして練習に入りユニットに分かれて確認をし、チームランを行いました。 今日はフランス戦に向けて一番きつい練習だったのですが、良い雰囲気、緊張感で練習ができたと思います。 最後にグラウンドの横にあるTESCOで買い物を少しだけしてホテルへ戻りました。 U20日本代表 坂井克行 スクラム、低く・激しく 2対2 Fitness、自分のを押し上げます ジャッカルさせない 激しく体をぶつけ合う ショットガン。お互いに厳しくぶつけあう ●6月1日(日) 壮行会から一週間が経ちました。 今週から大会も本格的に始まり、こちらのテレビでも大会のCMが流れています。 昨日が試合ということもあり、午前中はウエイトトレーニング、午後はFW・BKに分かれて昨日の試合をもとにしてミーティングと練習を行いました。 本日のレポートは関東学院大学、笹倉康誉選手です。 今日の午前はジムに行った。20分ほどバイクをこいで昨日の試合のリカバリーをした後にウエイトトレーニングをした。ひさしぶりだったので重く感じたが、なかなか楽しかった。午後はBKとFWに分かれてミーティングをした後に近くの公園で軽く練習。 ミーティングでは試合のビデオを見て悪かったところを皆で確認して練習にのぞんだ。そして今日の晩御飯は何とカレーでした。今までの晩御飯の中で一番良かったです。外国に来て不便なこともありますが、頑張りたいです。 U20日本代表 笹倉康誉 楽しい体幹 自転車こいでいます ジムでのリカバリー WE LOVE BANANA ウォームアップ 昨日の試合から再確認 ホテルの裏は湖です 監督みずから体を張ってのスペシャルメニュー ●5月31日(土) 今日は、プレマッチの日です。 相手は地元のBridgend College。今シーズンウェールズ国内大会では優勝、イングランド・ウェールズの選抜されたカレッジの大会では準優勝といった強豪チームです。 このチームとしては初めての試合、また異国の地ということもあり、今までとは違う雰囲気がありました。 前半、8分にゴール前のラインアウトからモールを押し込み先制のトライ。その後、敵陣でプレーする時間が続きますが、なかなかトライに結びつかず、逆に相手に自陣に戻された時にトライを許し7-7の同点となりました。 その後、30分には山中選手がラインをブレイクし、有田選手へとつないで2本目のトライ。すぐあと、ゴール前のラインアウトからのモールを押し込んでトライ。 後半はスクラムから柳原選手が抜けて最後は夏井選手とつないでトライ。その後3つのトライを重ねて45-7で勝ちました。試合後はCOLLEGEの選手たちとファンクションを行いホテルへ戻りました。 厳しいDFも見ることができ、またこの試合で負傷者が出なかったことは、初戦のフランス戦に向けてチームにとって好材料です。この試合で見つかった修正点をコーチ陣の方から明日のミーティングで選手たちに伝え、フランス戦へ向けてチームを作っていきます。 本日のレポートはヤマハ発動機ジュビロの中島拓也選手です。 今日は午後に練習試合がありました。 試合があるために午前はFWとBKでサインの確認をした。 昼食後、バスでグラウンドへ移動、PM3:00キックオフで試合。 FWがスクラムとラインアウトで勝っていたため、良い流れで試合を進めることができた。 パスミスなどの簡単なミスが多かったですがこの試合に勝利したことが大会に向けてとても自信になりました。 まだ修正することがいっぱいありますが、初戦のフランス戦に向けて明日からまた気をひきしめて練習を行いたいと思います。 U20日本代表 中島拓也 スクラムでプレッシャーをかけることができました ラインアウトからのドライビングモール 体を張って相手を止めます スコアは45-7 ラインアウト 試合直後 GRIDGEND COLLEGEの選手たちともに ●5月30日(金) 本日はMAESTEG RFUにて練習を行いました。明日のプレマッチへ向けてチームでのキックオフなどの試合に向けたチームの動きの確認を行いました。午後はFW・BKに分かれ、ミーティングそしてFWはラインアウト、BKはサインプレーの確認をそれぞれ古田コーチ、斎藤コーチと共に明日に向けて準備しました。 本日のレポートは早稲田大学の山中亮平選手です。 今日は明日のプレマッチのために午前の練習はチームでのサインの確認やセットからのDFの確認をした。午後はFW・BKに分かれての練習でBKはサインを合わせてFWはラインアウトを合わせた。ウェールズに来て5日間たって、みんなだんだんと慣れてきたと思うけど、ご飯はやっぱり日本のほうがおいしい。 体重が2キロも落ちたので頑張って戻したいと思う。 明日は大事な試合なので気合を入れたいと思います。 U20日本代表 山中亮介 サインの確認中 ラインアウト 松田選手のスペシャルメニュー FW Meeting ●5月29日(木) 昨日の雨から一転して、快晴の一日でスタートしました。 午前中はタックルを中心としてDFの練習を行いました。 またコンタクトフィットネスにも力を入れ、前へ出ること、スピード、きつくても出し切ることを徹底してコーチ陣から指示が飛んでいました。 午後は引き続きタックルを中心にDFの練習を行いました。 ただし、午前中とは変わって小雨が練習前にパラつきましたが、練習中はなんとか空もこらえてくれました。 本日のレポートの担当は東海大学・吉田真吾選手です。 今日は午前・午後ともにDF中心の練習をしました。 これから戦うフランス・ウェールズ・イタリアの体の大きい相手に対して低く・強く・激しくプレーできるようにメンタル面でも強い気持ちを持ってやっていきたいと思います。 今日の晩飯には焼き肉のタレが出たのでご飯や肉にかけてとてもうまかったです。 明日からもがんばります。 U20日本代表 吉田真吾 ラインを揃えて低く激しく 恒例のショットガン 相手にしっかりと正対するように コンタクトフィットネス、キツイところでいかに激しく当たれるのか 練習前にはしっかりとしたストレッチを ラインは揃えて速く出る ●5月28日(水) 朝から生憎の強い雨となりました。雨は終日続きましたが、試合当日も雨は十分に考えられ、雨だからといって試合が中止になることはありません。もちろん本日も我々U20日本代表は練習を行っております。 全体で、昨日に引き続きゲートへの攻撃の確認をまず行い、次にセットプレーからのATを行い最後はUNITで午前の練習は終わりました。 午後はDFでの1vs1の個人スキルの練習を行ったあと、ラインDFの練習をし、UNITに分かれました。最後はFITNESSを行って走り込んでおります。 今日のレポートは日本体育大学の柳原瑞樹選手です。 今日は雨の影響もありミスが多く目立った。午前の練習では昨日も確認したゲートを開けてそこにランナーが入っていく練習や、SETからの動きだしなど大切なところをやった。しかしミスボールへの働きかけ・反応ともにあまり良くなかった。ミスは必ず試合でも起こることであるからチームみんなでカバーしていきたい。 午後はDF中心の練習だった。世界1のDFのラインスピードを目指す我々としてはまだまだであった。DFラインもバラバラだったしコールもまだまだ小さいので改善していきたい。最後にフィットネスもあった。自分も含め、監督にもフィットネスがまだ甘いと言われた。世界で戦うためにいろいろ課題が出てきているがチーム一丸となり課題を克服して大会に挑みたい。 U20日本代表 柳原瑞樹 大きな相手と戦うためにはスクラムは非常に重要です ゲートへどう仕掛けていくか、動くかがこのチームのポイントの一つ 雨の中でも練習します タックルへの激しさ・強さ 世界一速いDFを目指して ●5月27日(火) 昨日の長い移動の一日から一夜明け、本日より練習が開始されました。 午前中は、時差ボケとフライトの疲れが残る体を起こすために、コンディションニングを中心とした練習をおこないました。 午後はフェーズからのオプションの確認を行いました。特にGATEへの仕掛けをAT・DFそれぞれの数を変えながら行っています。 天候は昨日に引き続き曇り空で時々雨も降りましたが、午後には太陽も顔を出しました。 しかし、こちらはまだまだ気温が低く肌寒い日々が続きそうです。また、体がこちらの生活に慣れるまでは体調の管理が非常に大切になってきます。 本日のレポートは関東学院大学の大島修平選手です。 今日はウェールズに着いて最初の練習をした。 午前の練習は体をほぐしたあとに、東芝合宿でやったフェイズのオプションの確認をしたが、みんな忘れていたのか、時差ボケだったのかわからないけどミスを連発した。途中でミーティングに切り替えてサインの確認や自分たちのやらなければいけないことなどを話し合った。 そして午後の練習ではその確認したことを実際に試したりした。 ミスも減り、精度も上がってきたけど日本でやった時よりかはまだまだなので、プレマッチまでの残りの練習で日本にいた時よりも精度をあげて世界大会では最高のパフォーマンスをできるようにしたい。 U20日本代表 大島修平 ゲートへの仕掛けは切り替えが重要です まずは体を目覚めさせること 選手同士で再度動きの確認 確認したことを再度体で確認 ●5月26日(月) 5月26日、U20日本代表はウェールズへ向けて12:00の便で出発いたしました。 前日に成田空港周辺のホテルに宿泊し、朝には選手・スタッフ、それぞれがチームの荷物 個人の荷物を手にし空港へ向かいました。 成田空港からロンドン・ヒースロー空港までおよそ12時間近く、またそこから開催地のウェールズ・スワンジまでバスで4時間近くといった長旅でした。 長い移動で疲れは出たものの選手及びスタッフ全員無事にウェールズ入りしております。 本日のレポートは明治大学の杉本博昭選手です。 今日は移動の日にあたり、朝7:00に朝食をとり、その後荷物の積み込みをしました。9:30から空港へ向かい搭乗手続きをし、12:00発の飛行機に搭乗しウェールズへ向かいました。フライト中はとても天気が悪く、かなり揺れました。アナウンスも多々流れてとても大変でした。でも飛行機の中は映画などを見ることができたりゲームをすることができたので、揺れから気を紛らわせ、また長いフライト時間を退屈せずに過ごせました。 ロンドンへ予定よりも早く着き、入国もスムーズに済みましたが、生憎の雨で気温も低く肌寒かったです。そこからバスで4時間かけてホテルへ向かいました。明日からいよいよ練習も始まるので、ホテルで出された食事を軽くとったあと、部屋へ戻り明日に備えて眠りました。 U20日本代表 杉本博昭 ●5月25日(日) いよいよU20日本代表は、ウェールズで行われる「IRBジュニアワールドチャンピオンシップ-ウェールズ2008」へ向けて明日、出発致します。本日は昼過ぎに秩父宮に集合し、まず大会に向けて今まで合宿で取り上げてきた武士道をテーマにミーティングを行いました。その後、日本ラグビーフットボール協会にて協会役員、職員、関係者の方々に壮行会を開いて頂きました。壮行会終了後ホテルへ移動し、明日のフライトへ向けて、ウェールズへ乗り込むための心と体の準備です。 今回のウェールズ大会では日替わりで選手にレポートを書いてもらいます。第一回は東海大学・前川鐘平選手です。 「決意」 明日はいよいよウェールズへの出発の日。日本代表という誇りを胸に今までいろいろなところでサポートして下さった皆様方の期待を背負いウェールズへ乗り込みたいと思う。本日 壮行会を開いて下さった協会関係者の方々ありがとうございました。来年、日本で開催される第二回大会の為にも、我々が良い結果を残さなければならないという使命感を持ち頑張ります。そして他の国の人に、日本人は小さくてもこんなに強いプレーができるんだというところを見せたいし、そういった強い気持でプレーし、また自分を一つ上のステージに上げていきたいと思います。チーム一丸となって、素晴らしいキャプテン・マイケルと素晴らしい仲間たちと一緒に精一杯全力を尽くしていい結果を残すので期待しててください。 日本からの応援よろしくお願い致します。 U20日本代表 前川鐘平 25日に行われた壮行会 会場は日本協会・ジャパンクラブ Junior World Championship。第1回の今年はウェールズで開催 挨拶するウェールズ遠征の団長を務める蓮沼 隆・日本協会理事 U20日本代表メンバーはこちら U20を率いる薫田監督 マイケル・リーチ キャプテン