U20世代の有望選手発掘・育成プロジェクト「TIDシニアキャンプ」第6回合宿レポート

TIDシニアキャンプ第6回スケジュール・参加メンバーはこちら

■2013年5月11日(土)

「TIDシニアキャンプ」第6回合宿は5日目を迎えました。
「U20日本選抜」としてシンガポール代表と対戦する日です。

朝はホテルの駐車場をお借りしてウォークスルー(試合前調整)を行い、試合に向けたミーティングを行いました。
ミーティングでは沢木ヘッドコーチから試合のテーマとポイントが提示されました。
テーマは「100% from the beginning」。「チームのために100%出しきることを意識してこの合宿はやってきた。今までやってきたことをチームでやりきろう」と沢木ヘッドコーチは語りかけました。
最後に今合宿でのナイスプレーを編集してまとめ、試合でのポイントを織り交ぜた特別な映像を全員で見て、試合へのボルテージを一気に高めました(BGMはザ・クロマニヨンズの「ひらきっぱなし」でした!「はじめから全開で」という歌詞がテーマとぴったりです。)

ミーティングの様子
試合のポイントを書いたホワイトボード


バスで熊谷ラグビー場へ移動し、いよいよ試合です。

ウォーミングアップの前に全員で円陣
ウォーミングアップの様子。選手たちの気迫が伝わるでしょうか


一日を通して肌寒く、あいにくの雨でしたが、「U20日本代表」として出場する「ジュニアワールドラグビートロフィー」(JWRT)の開催地であるチリ・テムコは気温が低く、6月は1ヵ月のうち24日が雨という気候だそうで、「良い経験になった」(沢木ヘッドコーチ)とチームは感じていました。



試合の様子


試合のスコアは109‐19で勝利を収めました。スコア上では大勝でしたが、まだまだミスが多い内容で、満足している選手は一人もいませんでした。
今回の合宿で「U20日本代表」のメンバーが確定し、次回は19日からJWRTへ向けた遠征直前合宿となります。 引き続き、選手たちへの温かいご声援をよろしくお願い致します。

アフターマッチファンクションの様子
(左から)重、湯本、牧野内選手
シンガポール代表のイノケ・アフェアキヘッドコーチ(右)と、日本協会の稲垣純一理事。お互いにユニオンプレートを交換
日本でプレー経験があるアフェアキヘッドコーチ。日本語で挨拶しました
シンガポールの選手たちに囲まれる荻野選手(右)。何をしているのかというと…
日本特有のもの?おにぎりのフィルムをむいてあげていたのでした
須藤選手(左)とシンガポールのそっくりな選手で記念撮影。似ていると会場が盛り上がりました
■2013年5月10日(金)

「TIDシニアキャンプ」第6回合宿は10日で4日目を終了しました。

本日は、TIDシニアキャンプ参加選手が「U20日本選抜」として11日にシンガポール代表と対戦する会場地、埼玉県熊谷市への移動日です。朝はユニットミーティングを行い、10時にバスで茨城県龍ヶ崎市の流通経済大学を出発しました。

バスで約2時間半の距離を移動します


熊谷に到着し、昼食を摂った後、ゲームリハーサルのため、熊谷ラグビー場のBグラウンドへ向かいました。

ゲームリハーサル前に、沢木ヘッドコーチが「試合で100%(の力)を出せるメンタリティーを持とう」と語りました。また、選手全員で円陣を組み、気持ちを込めてトレーニングに臨みました。

気合を入れて、明日の試合に向け集中します


2グループに分かれ、「モビリティー」とブレイクダウンのスキルアップトレーニングからスタートです。ブレイクダウンのトレーニングでは、コーチ陣が「ボディポジションをしっかりとるように」と何度も指示を出していました。

スキルアップトレーニング。ブレイクダウンの精度を高めていきます


 次は「グリッド」と「スーパーラグビー」を交互に2セット行いました。夏のような暑さの中、選手たちはしっかり汗をかきながら取り組んでいました。

「スーパーラグビー」の様子。明日の試合を意識しながら、激しい声が飛び交いました
「グリッド」の様子。全力を出し切ります


明日は「U20日本選抜」として、午後2時より熊谷ラグビー場でシンガポール代表と対戦致します。今合宿の成果を存分に発揮して奮闘する選手たちに温かいご声援をよろしくお願い致します。

ゲームリハーサル終了後。リラックスしていい雰囲気です
■2013年5月9日(木)

「TIDシニアキャンプ」第6回合宿は3日目となりました。

昨日のトレーニングが一日を通して激しいものだったこともあり、本日の午前中はグラウンドでトレーニングせず、ユニットミーティングとジムセッションを行いました。

ミーティングはFWとBKに分かれて昨日の流通経済大学とのゲームを振り返り、良くなかった点や改善すべき点を話し合いました。

ミーティングの様子


ジムセッションは昨日の筋肉疲労を取り除くメニューに取り組みました。

ジムセッション


午後のトレーニングはまず、2グループに分かれてアタックシェイプとコンタクトのトレーニングを行いました。

コンタクトのトレーニング。粘り腰で押し合います
アタックシェイプのトレーニング


その後はユニットトレーニングを行った後、全員で「プレーチェック」を実施しました。「プレーチェック」は、ゲーム形式で動きながら、アタックの決まったいくつかのパターンをしっかり習得できているかを確認するものです。
集中力が途切れ、コーチ陣が叱咤激励する場面も見られましたが、選手たちは自ら円陣を組み、集中し直すことで最後までやり遂げました。

パスが通った瞬間
選手たちだけで円陣。集中力を再び高めていきます
最後にFWは流通経済大学とラインアウトなどのセッションを行いました
■2013年5月8日(水)

「TIDシニアキャンプ」第6回合宿は2日目を迎えました。

朝はFW、BKに分かれてそれぞれウェイトとファンクショナルトレーニングを行いました。
また、これまでのトレーニングや「U20日本選抜対ニュージーランド学生代表」戦での動きから、もっとフィットネスが必要とされた選手はバイクセッションを行いました。

ブレイクダウンのスキルアップ
バイクセッション
ウェイトの様子


朝食、休憩後はチームミーティングを実施し、午前のトレーニングのためグラウンドへ移動しました。

まず2グループに分かれてコンタクトとアタックシェイプのトレーニングにそれぞれ取り組み、次はフィジカルトレーニングの「グリッド」と「スーパーラグビー」を交互に計4セット行いました。「グリッド」は、前合宿でも行った、グラウンドを4区画に分けて各区画を全速力で時間内に走るフィジカルトレーニングです。
「スーパーラグビー」では自陣からのキックやラインアウトなど様々なパターンでのアタックの形に繰り返し取り組みました。

「グリッド」。世界で戦うためのフィットネスを身に付けるため、走ります


トレーニングの締めで沢木ヘッドコーチは「きつくなってきた時に、(素早い)サポートや(正確な)判断ができるチームにならないと勝てない」と話しました。

本日、明日は日本協会A級の平林泰三レフリーが参加。世界でのレフリングを選手たちに体感させるためです
見学に訪れていたNECの辻高志コーチが、SHの選手たちにハーフキックについて指導する場面も


約3時間の休憩を挟み、午後のトレーニングは流通経済大学ラグビー部とゲーム形式のトレーニングです。
実戦さながらの激しい内容で、25分のゲームを計2本行いました。

流通経済大学とのゲーム


終了後、円陣で沢木ヘッドコーチは「本当にチームのために走っているのか、走っているふりをしているのかはすぐ分かる。チームのためにプライドを持って走れるようじゃなければ、桜は背負えない。だから厳しくやっていこう」と選手たちに語りかけました。
また「今日はなかなかいいアタックもあって良かった。もっと精度を高めよう。ボールキャッチなどファンダメンタルスキルがまだ足りないので意識していこう」とも話しました。

BK陣を集めて沢木ヘッドコーチが今日のゲームを振り返りました。「練習中から試合と同じプレッシャーを自分でかけて取り組もう」(沢木ヘッドコーチ)
■2013年5月7日(火)

5月7日から、U20カテゴリー世代(19~20歳)の有望な人材を発掘・育成するプロジェクト「TIDシニアキャンプ」の第6回合宿がスタートしました。

集合後はまず昼食を摂り、ミーティングを行ってからトレーニングを開始しました。
初めは「モビリティー」というウォーミングアップです。  

「モビリティー」の様子。身体全体を動かしてしっかりほぐしていきます


次はチーム全員でプレーパターンのチェックと、「スーパーラグビー」というトレーニングを実施しました。
「スーパーラグビー」は、1分半の間に激しいブレイクダウンなどのプレーをして、15秒休むということを繰り返すという内容です。ミスした選手はいったん外に出て、腕立て伏せをしなければなりません。
「ブレイクダウン100%(全力で)!」と沢木ヘッドコーチの指示がありました。 

チームプレーの様子。ブレイクダウンも激しいものに


 その後は2グループに分かれ、遠藤コーチによる「コンタクトリピート」と沢木ヘッドコーチによる「リアクションタッチ」のトレーニングです。
「コンタクトリピート」は、合図の笛が鳴るまで、腕立て伏せ1回→起き上がってタックルという動きを休みなく続けるというものです。

コンタクトリピート。グラウンドにコンタクトバッグが倒れる音が響き渡りました


「リアクションタッチ」は、グループ内でアタックの動きを行う中、合図の笛がなったら全員で1回腕立て伏せをしてすぐ立ち上りプレーを続けるというものです。反応に俊敏さが求められます。  

リアクションタッチ。一度プレーが切れてもすぐ間をおかずに次のプレーをスタートしなければならないので、持久力も鍛えられます 締めの全員集合。「イージーミスを繰り返していたら勝てない。そこはお互い厳しくいこう」と沢木ヘッドコーチ


最後はユニットトレーニングで本日のトレーニングは終了しました。

FWのユニットレーニング。2列に並んでラインアウト SO陣(山沢(右)、合谷)は沢木ヘッドコーチからゴールキックの指導を受けています
SH陣の二人。第4回合宿以来の湯本(左)選手と、初参加の大越選手。本人たちいわく、「チビーズ」です!


今日の夕食は「チームソーシャル」として、楽しくバーベキューをして親睦を深めました。たくさんの美味しいお肉や野菜をいただき、5月11日のシンガポール代表戦への活力にします!

始まりの挨拶は西内選手(手に持つのはノンアルコールビールです)

バーベキューの様子

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